プレーイン　ヒートｖｓホークス

◎スナイダーの勝利

この試合最大のポイントはホークスが３Ｐ攻勢とラブをいじめることに成功したことで、後半はテンションの高い選手たちがリバウンドへの反応の速さで乗り切ったイメージです。カペラなんてアデバヨ相手に、そこまで頑張れたのかって感じ。

また、後半に反撃したヒートですが、３Ｑに追い上げきれなかったことでスタミナロスが激しく、それも反応力勝負で負けた要因です。ってことは、やっぱり前半が効いていたわけだよ。特にアデバヨを交代させられないのが痛かった。

ただしホークスの３Ｐは確率が悪かったのだから、この試合のテンションや好調さがもたらした勝利ではありません。ラウリーみたいに決めまくった選手がいたならともかく、ヤングの３Ｐは決まらないし、２０点超えたのもヤングだけ。でも７人が二桁得点だから、ボールを散らしてディフェンスを混乱＆疲れさせて、勝ち切ったぞ。

さて、そんなホークスのゲームプランの勝利でしたが、そもそも『ゲームプラン通りに戦えたホークス』って変な言葉だよね。信じられないよね。こいつらがゲームプランをまっとうするようになったんだぜ。ハードワークしながら。

ベンチメンバーも活用し、ゲームプランを浸透させたスナイダーの勝利

これがヤングがどうした、マレーがどうした程度のゲームプランならわかりますが、９人ローテだからね。ジェイレン・ジョンソンだぞ。それでも成立しているのは今シーズンのホークスを考えれば信じられない現象です。

ヤングがスーパーでも足りないからマレーを補強してダブルＰＧにしたホークス。それが嚙み合わなかったのに、こうしてチームで戦えるようになってしまった。何をしたんだよスナイダー。そんなプレーインでした。

さぁ次は・・・セルティックスか。うーん、ディフェンスという弱みをカバーしきれずに終わりそうですね。