プレーイン ヒートvsホークス

◎3Pとケビン・ラブ

ヤング潰しに乗っかることなくパスを捌いていったのは予想通りだったホークスですが、予想と違ったことは異様に3Pに積極的だったこと。ホークスは3Pを打たないチームで、平均30。5本の28位です。それが今日は打ちまくっていた。

〇ホークスの3P
前半 25本 32%
後半 16本 13%

後半はヒートが対処してきたこともあり、前半ほどは打てませんでした。っていうか平均レベルだね。それが序盤は打ちまくったのは、この試合への準備だったのは間違いありません。ただ、見ての通り大して決まっておらず、準備はしたけど成功したとは言えません。ところが、この続きが大事だった。

3Pを打ちまくる形から始まったホークスですが、アデバヨがベンチに下がりラブが登場すると、そこから4連発でラブをいじめ、ベイの3Pを挟んでラブをいじめました。スポルストラもタイムアウトからゾーンに変更しましたが、それも意味がなかった。

〇ラブのオンコート
3分
失点15

15点のうち8点がペイント内、2つのフリースローと3P1本でした。3Pで攻めていたチームがアデバヨが消えた瞬間にインサイドをイージーに攻めまくりました。ここだけ異様にインサイドアタックだったので狙い通りだったはずです。

その結果、アデバヨのプレータイムは41分を越え、後半はラブではなくゼラーのワンポイントリリーフで済ませました。アデバヨがカペラをいじめられなかった事がヒートにとって苦しすぎたものの、だからといってアデバヨがいなければ守れない。どうにもこうにもならなかったです。

後半になるとヒートはマンマークを強めました。ヤングにはケイレブの時間が増え、ダブルチームもあるものの、そこまで明確にヤング潰しはできませんでした。それがホークスの3Pが決まらない問題につながったので、修正は成功したのですが、したのですが・・・

◎リバウンド勝負

〇ホークスのオフェンスリバウンド
前半  8(20)
後半 14(13)

()はヒートのディフェンスリバウンドです。見ての通り、前半はとられたとはいえども、ある程度は抑えていますが、後半はホークスのオフェンスリバウンドが上回るというね。だから「ヒートはリバウンドが弱いから」というのは難しいラインで、そもそもディフェンスがいいから3P2/16に抑え込み、14本も外れたから14本もオフェンスリバウンドを取られた感じです。難しい。

〇バトラーのディフェンスリバウンド 3

もう1つのネックはオフェンスがいまいちだったバトラーがディフェンスもいまいちだったこと。カペラとコリンズとベイとジョンソンとオコングがいるのだから、もっとバトラーがとるべきだった。ところがバトラーはマレーを守っており、物理的にもリバウンドに参加しにくかったです。

ってことで、マレーにバトラーもリバウンド負けの要因でした。全体が小さい中でもリバウンド獲得率は高いヒートでしたが、前半のスナイダーにアジャストしたことで生まれた後半の穴でした。すべてを否定するのは難しいって話だ。

反撃のヒート ⇒

プレーイン ヒートvsホークス” への2件のフィードバック

  1. 色々意見あるのかもしれませんが、whynotさんが書き続けられるスタイルで!
    読めなくなるのが一番悲しいので。。。

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