マブス@ヒート 雑感

YouTubeライブしましたが、雑感をかけとのことなので、雑な感想を書きましょう。

◎マブスの試合

〇得点
ヒート 129
マブス 122

〇オフェンスレーティング
ヒート 132
マブス 123

試合はヒートが勝ちましたが、御覧の通りオフェンスの戦いになっているため、終始一貫してマブスのペースで試合が行われた形です。不思議なものですが、

ディフェンスのチームであるはずのヒートはアデバヨ不在ということもありマブスを止めることが出来ず
オフェンスのチームであるマブスは、そのまんまヒートを止める術がなく負けました。

つまり、マブスは「自分たちのペースなのに負けた」ということです。長いシーズンなのでそんなこともありますが、最近は点が取れなくて負けていたのに、点が取れて負けたのだから最悪です。

◎スポルストラの作戦

アデバヨのところにゼラーをいれたヒートは、ベンチからラウリーとラブが登場しました。そして1Q終盤になるとケイレブ&バトラーが縦に並ぶ「1ー1」の形に、ラウリーとダンカン・ロビンソンがワイドに開く「2」を担当し、ラブがゴール下の「1」となる「1-1-2-1」のゾーンを敷きました。

「1-3-1」のようでもありましたが、狙いとしてはPGドンチッチへケイレブが付きながらもスクリーンで剥がされると、そのままバトラーがドンチッチに対応し、ケイレブが3の真ん中にはいっていたので、ケイレブかバトラーのどっちかはドンチッチを追いかける『ドンチッチ対策ゾーン』ともいうべき形でした。

このゾーンはゴール下がアデバヨならばともかくラブなので、ハイポストにパスを通せばインサイドに広いスペースがあります。さっそくウッドがパスを受けると、ジョシュ・グリーンのカットプレーが決まりました。ウッドとは思えないナイスパスです。

ところが、次のオフェンスではドライブしてラブにチャージドローされてしまいました。これで一気に停滞していくマブスオフェンスとなったのです。ヒートが用意していたゾーンはラブのコースを塞ぐ能力を期待したものであり、ドンチッチ対策であり、そして「ウッドの判断力を狙う」ゾーンだった気がします。

マブスとしてはインサイドの広いゾーンを4人で攻略すればイージーに点が取れそうでしたが、それが出来ないので困りました。大いに効力を発揮したヒートのゾーンは、1Q残り2分40秒からマブスをシャットダウンし、33-31だったスコアは44-31と13点差になった終わったのです。

2Qになるとドンチッチがいないので2-3ゾーンに変更されました。マブスとしては「1-1-2-1ゾーンの攻略はコーナーだ」として臨んだので、しばらくコーナーへの展開が続くのですが、2-3なのでコーナーにも選手が配置されています。だから意味がなかった・・・のだけど、ヒートもヒートでヒーローとストゥースのポジショニングが終始怪しく、コーナーから打たれていました。

とはいえ、インテリジェンスというマブスの弱点を突いたヒートのゾーンは効果を発揮し、二桁リードを得たので、以降は時折一桁点差になっても、守れないマブスなのでオフェンスで解決していったヒートでした。

正直、この1Q終盤のゾーンで作られた点差が、この試合の全てだったので、一瞬の出来事が最後まで尾を引いてしまったマブスのマズさが際立った試合でした。

マブスのまずさ ⇒

マブス@ヒート 雑感” への2件のフィードバック

  1. お疲れ様です。
    マブスですが、ディフェンスでインサイドを固める方向に割り切ることができれば、もう少し勝ててただろうにと思います。
    動かないマギーにペイント待機してもらったりとか。
    理想を追い求めすぎというか、ディフェンスプランとロスターがマッチしてないと感じました。
    まあ、守れないロスターを組んだフロントが全てだと思います。

    ニックスに渡した今年の1巡目がTop10プロテクトのため、思わぬ期待をするようになりました。(今下から10番目です)
    ただ、外れた場合来年以降のニックスがとんでもないことになりそうですが…

    1. この翌日にホークス相手にリバウンダー並べたら解決したっぽいですね。
      とはいえ、そんなユニットで戦い続けるわけにもいかないですし、どうするんでしょうか。

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