2023/4/2
ユタとユータって聞き分けにくいよね。本日は雑感スタイルです。
◎自信を持ちすぎること
ジャズは選手の個性を重視するというか、各選手が自信をもって自分のプレーをすることを推奨しています。それは個人の可能性を広げる代わりに、チームとしての狙いを微妙にするよね。本日はマルカネンがいるものの、THTがハンドラーオフェンスを展開していき、さっそくネッツがリードすることになります。
そこそこ決めているTHTですが、難しいシュートを打っているので、そりゃそうだ。それ以上に個人技ダムダムからのジャンプシュートなのでチームメイトにはリズムが生まれず、THTがすごいだけ、という全くすごくない状況になりました。
一方でネッツもネッツで、ガードディフェンスに自信を持っているクラクストンが簡単にスイッチしたがるのがマイナスに働き、THTを輝かせることになりました。そりゃあTHTだって「相手はセンターだ。スピードのミスマッチを使うぞ」となるよね。だから必ずしも判断が悪いとは言えなかったです。切ないね。
この状況になると戦力で上回るネッツの方が優位です。珍しく戦力で上回れるネッツ。
ジャズは2Qになってからマルカネンのシュートが目立ち始めて追い上げましたが、それまでが酷すぎた前半でした。THTの活躍は周囲を殺してしまった感満載。
〇前半のジャズ
THT 17点 3P2/4 5アシスト
ほか 25点 3P0/10 5アシスト
いやいや、そんなのある?
完全にTHTが個人として奮闘したっていうスタッツだよね。まぁ奮闘していたので、凄く悪かったわけではないよ。あとベンチメンバーがクリス・ダンになって、これがまたイマイチだったしさ。
さて、そんなアタックを成立させているのはアバジのプレーでもありました。ボールを止めることのないガードの相棒はスペーシングしながらもオフボールカットからのドライブを繰り返し、THTにスペースを与えているのに、自分もディフェンスを混乱させていた。
ってことでガードコンビが目立ったジャズでした。そうなると3ビッグは存在感をなくしてしまいます。ただケスラーとオリニクはリバウンドを奪いまくり、ガードの働きを助けていきました。つまり、マルカネンだけが困ってしまった。マルカネンあるある。
各選手が強気にプレーして好結果を生み出せているジャズだし、こうして主力ガードがいなくなっても関係ないのも素晴らしい。ただ、マルカネンを中心に考えるべきかどうかってことだけは一考の価値があるし、ガードの構成を考えなければいけません。
週間だったか月間だったかの優秀HCに選ばれたJVですが、9人で回し始めて負けが込んだのは…トレード組のフィットを図るためかローテの絞り込みのためか…。
NBAの戦術(というよりチーム戦略?)面に詳しくないので「いくつかのチームにおけるNBAにおけるポストシーズン直前の戦い方(考え方)」などを解説していただけるとありがたいです。
しかしブルックリンのスターターはDFSからロイスオニールに替えると、やっぱり高さ的にしんどいのかな…。
THTが40点取ってもそんなに嬉しくないのはなんでだろう
点取るほどに勝てそうにないからかなぁ