Q.これから先ネッツがすべきことをご教授ください サンズの指名権は持っているけど、自前はあまりもってないから勝ちに行くべきなんですかね?
A,サラリーの整理です。
さて、今シーズンはショート記事を書いていく予定だったのに忘れていました。この手の質問って140字では書ききれないし、記事にするほどの中身でもない。でもショート記事にしていこうという予定だったのにね。
再建にはいったチームだからこそリピータータックスは避ける必要があります。加えて、いざ勝負の補強をするとき・・・だけじゃなく、必要な補強をするためにもキャップスペースは開けておく必要があります。ビッグ3で勝負するようなシーズンじゃないしね。
シモンズ 38M(25年まで)
ミカル 22M(26年まで)
ディンウィディ 20M(24年まで)
ジョー・ハリス 20M(24年まで)
フィニースミス 14M(26年まで)
まぁシモンズを処理できれば解決するのですが、ジョー・ハリスを売るのにも失敗していたし、実はここで身動きをとれないのがショーン・マークスを悩ましています。トレード術を駆使して何とかキャップスペースをタックスラインまで下げましょう。
キャメロン・ジョンソンとの再契約
そこには有望株をチームに残すための契約も課題です。ルーキー契約の4年が終わりますが、実は27歳なので本人にとってはキャリア唯一の長期契約のチャンスでもあり、簡単にはきまらないでしょう。これを含めてタックスラインに収めるのは難しいミッションです。
ただネッツのオーナーは金持ちなのでタックスを払うことを恐れはしないでしょう。下げといたほうがいいだけで、下げなくても許される成績を今シーズンは残せそうですし。
来シーズンが終わるとディンウィディ、ジョー・ハリス、オニールだけでなく、ミルズなんかも契約が終わるので最悪でも、このタイミングでタックスラインから下げることができます。だから「指名権を売ってでも絶対に・・・」というほどではありません。変な話、ここをオーナーと詰めるのがショーン・マークスの仕事ですな。
さて、サラリーの話には続きがあります。タックスラインを下回るにあたり、考えるべきこととして
①来シーズンはタンクするべきか
②いつ勝ちに行くことを想定すべきか
つまり①は意地でもサラリーを下げるだけでなく、ミカル以外は始末して負けに行くってことです。これも1つの手段・・・なのですが、ネッツは24年の指名権をロケッツにうっぱらっているので、来シーズンを負けに行く意味が皆無です。①はなしよ。
ということで②を考える必要があります。今年はネッツ、サンズ、シクサーズの3つの指名権があるのでトレードで順位を上げるか、3人の有望な若手を加えることになります。この3人の3年目、4年目あたりが1つ目の勝負です。ルーキースケールで安いもん。
ショーン・マークスはルバート、アレン、クラクストンなど下位指名でも有望株を指名してきたので、今回も使える選手を指名するでしょう。つまり
ミカル
フィニースミス
キャム・ジョンソン
26年まで契約が残る(予定の)3人を中心にして、ここにルーキースケールの2人が加わって中核になります。オニール、ディンウィディ、ジョー・ハリスはここに加えるかどうか悩むところだね。悩むというか、他の若手や必要なベテランに交換できるならば実行すべきラインです。
オニール
ディンウィディ
ジョー・ハリス
「3人を主力として捉えるかどうかを決める」これも必要な作業です。まぁそれ以上にベン・シモンズの処遇を決めなければいけません。処遇っていうか、働けるのかどうかさ。
他にもクラクストンやキャム・トーマスもどうしようかね。今が売り時の気もするんだよね。クラクストンはいくつか課題があって、シャープのほうが良い選手にも見えるし、トーマスはプレータイム伸びないだろうし。
っていうか、ディアンジェロをとりにいってよ。そのためにもキャップスペースが必要か。うーん、ウエストブルックにしておくか。
どんな選手が欲しい ⇒
記事からの期待ですが、ワタナビーは残される可能性が高いですね。
残れそうですけど、自分から出ていくもの可能性もありますね
カムバック、ディアンジェロ!
いいパスを出せるPGがチームから去ってウィング能力の高いチーム構成になりました。矛盾するようですが、今こそいいパサー、ゲームメーカーが欲しいところです。
ディアンジェロとジャレット・アレンが入れば……おや、4年ほど前からの出直しですね。
スコアリングガードもいいけど、PPGで18点くらいでもいいのでアシストを毎試合6から7取れるガード…ほしいところです。