2022/12/19
ラメロに続いてヘイワードが戻ってきたホーネッツ。ヘイワードがいれば、そこそこ勝てる予想なので、最下位脱出のチャンスです。
◎ラメロとヘイワード
ラメロがトップでコントロールし、そこにプラムリーが絡んでのツーメンゲームから始まるホーネッツオフェンス。この時点でロジアーPGとは大きく異なり、タメが作られて、適切なタイミングでインサイドへパスが出てくるし、ラメロのドライブは慌ててフィニッシュに行くことなく、周囲の動きを見てのキックアウトでチャンスを作れば、ヘイワードがカッティングで合わせてのフィニッシュにも繋がります。
全く別のチームになっているホーネッツ。主にラメロなわけですが、「正しい判断」をするのと「役割を柔軟に変更する」のはヘイワードの仕事です。
ラメロのキックアウトからエクストラパスで3Pを作れば、ポストアップから逆サイドへのパス。トランジションでの3Pといろんなことを混ぜていってくれます。2人が戻ってきたことで一番の違いは周囲の選手がムダに動く機会が減ったことかもしれません。動いては合わない、パスが出ない状態から、落ち着いて2人のアクションを待てばよい。本当は待ってはダメなんだけどさ。
ラメロのドライブにカッティングで合わせたヘイワード。11-6とリードしているのにタイムアウトのキングス。
ヘイワードのキックアウトからワシントンの3Pは外れるもリバウンドからラメロの3P。18-18の同点でタイムアウトのキングス。
なんと開始6分ちょっとで2つのタイムアウトを使いました。それも負けているわけではないのにさ。どうも気に入らなかった様子のマイク・ブラウン。ただ、このタイミングでラメロとヘイワードは下がってしまいました。実は意味なかった説あるな。
ホーネッツのオフェンスは当然のように元に戻ります。窮屈なパス回しと個人のドライブアタック。そのキックアウトはタイミングが合わなかったり、カットされたり。ラメロのパスからシュートが打てるとか、ラメロ⇒ヘイワード⇒ワシントンのように連続パスで展開されるとか、ぜーんぜんないじゃん。
ただし、ディフェンスからの速攻はあるよ。リチャーズが走ってシュートミスをカバーし、マクダニエルズがドライブからターンシュートを決め、そして早々にヘイワードが戻ってきます。2分休んだら、交代エリアに戻ってきていたな。
ヘイワードのハンドラータイムが始まり、オフェンスが改善します。ただ、ラメロが「崩し切って」パスを出すのに比べると、「崩して」パスをするヘイワードなので、かなりチームメイトが頑張らないといけません。そこを、またもリチャーズが頑張った。
守ってもリチャーズとマクダニエルズ、JTソーでゴール下で奮闘し、1Qは39-30でリードして終わります。随分と点が入ったな。
キングスは今シーズンでもワースト5の試合でした。オフェンスは悪いなりにって程度でしたが、ディフェンスがボールウォッチャーになり過ぎてましたね。