シクサーズ@ロケッツ

2022/12/5

ヒューストンにやってきたフィラデルフィア・ロケッツ。本日はハーデンが復帰し、マキシーはまだです。迎え撃つロケッツはPJタッカーのポジションにドラフト3位ジャバリ・スミスを置くという豪華布陣です。

本日はダブルオーバータイムまで行ったので、雑感スタイルです。

◎ハンドラーすればいいってもんじゃない

最近はジェイレン・グリーンをハンドラーにしているらしいロケッツ。確かにKPJがグリーンにボールを渡してシューターポジションに行くことが増えて感じです。それはいいよ。KPJはシュート能力あるんだし。

しかし、ハンドラーとは何ぞや。例えばスクリーナーを呼んでツーメンゲームをするとしよう。部分的なコンビプレーであり、そこから展開が生まれることを目指すわけだ。この点においてはグリーンにとって良い経験になりそうです。

一方でKPJ問題とでもいうか、ロケッツの問題はKPJが誰にもパスせずにドライブジャンプシュートを打ってしまうように、コンビプレーが始まる「前」に問題があります。

つまり、グリーンがシクサーズのディフェンス布陣を見て、全体の状況判断をしているのか。仕掛けやすい相手を選んでスクリナーを呼びだしているのか。あるいは、ドライブした時に、どこからヘルプがきて、どこにキックアウトするのが適切かを理解して仕掛けているのか。

チームオフェンスのスタートとしてのハンドラーには重要なお仕事です。例えばテイタムはハンドラーだけど、PGはスマートやホワイトがやるから、このジャッジは重要ではありません。でも、グリーンのシチュエーションはそんな判断も大事。

ってことで、特にこれといって工夫もなく、マークについているメルトン相手に仕掛けています。いや、なんだったらシェングンを呼んでエンビード相手のプルアップ3Pを打てば、それでOKなのですが、相手を見ているとは思えず、ただただ仕掛けています。

さらに特に意味もなく、スクリーナーが2人きます。それだけならまだしもジャバリはスリップして3P打ちたくて仕方がないので、渋滞してしまいそこにパスするしかないオフェンスが連発されています。

ってことで、相変わらずだねロケッツ。ハンドラーさせれば伸びるってもんじゃないでしょ。チームとしての狙いを現実にするためのハンドラー仕事をしてくれないとさ。

あの頃のハーデンがやっていた論理のオフェンスが懐かしい。。。

ん-ー、この話は毎回の事だから、もういいか。とりあえず、ジェイレン・グリーンのハンドラー仕事は、どれだけの価値があるのか、チームの問題なんだよね。

ちなみにハンドラー仕事は3人目がゴードン、4人目がニックスになりますが、ゴードンはプルアップ3Pだらけ、ニックスはただのターンオーバーって感じです。

ただ2Q後半にゴードンではなくマシューズが出ている時間帯は、明確にグリーン&シェングンのツーメンゲームにスペースを与えており、そのシェングンを守るのがルーズなエンビードだったことも含めて、悪くなかったです。チームでスペーシングさえすれば、ツーメンゲームでもどうにかなるもんだ。

論理はないハーデン ⇒

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