マブス@ニックス

2022/12/3

YouTubeライブでトレードの話を考えてみましたが、各チームの困りごとが少ない気がする今シーズンです。仮に困りごとがあっても、大きな改革をしないとクリアできないケースもあり、補強の「ポイント」では済まないような気が。

その中で出てきたのがニックスの問題。プレーインは狙えるけれど、それだと物足りないから、もう1歩動きたいよね。ところが、現状の問題点は「3Pがきまらないこと」であり、かといってシューター連れてくるってのも違うじゃん。

〇ニックスの3P 31.9%(30位)
ランドル 33.3%
バレット 28.2%
フォーニエ 33.3%
ブロンソン 33.3%
クイックリー 30.8%
トッピン   36.3%
レディッシュ 30.4%
グライムス  29.7%

トッピンを除けば、右を見ても左を見ても。フォーニエ、レディッシュ、クイックリー、トッピン、グライムスとトレードに使える選手はいるので入れ替えは可能ですが、ジョー・ハリスやダンカン・ロビンソンを獲得したって何も解決しないでしょ。

そんなニックスを何試合かみてみましょう。いきなり3Pが決まったりして。

マブスについては別で書いたんだけど、こちらもウイング陣の3Pが問題です。いや、むしろ3P以外の得点手段が欲しいって感じかな。

◎予想外に

ランドルの連続7点やグライムスの3Pで傾向と違ってシュート好調のニックスで始まります。ちなみに全員が30%前後ってのは、なかなかの敵で1試合で考えれば10本打って3本決まれば30%、4本決まれば40%なんだ。1本の違いだけ。5本以上打ってるのはランドルとレディッシュだけなので、正直1試合では何もわからないよね。

考えようによっては、両チームの悩みは似ていて「少ないチャンスの堅実性」を持った選手が足りない。ランドルやレディッシュってそんなイメージあるよね。フォーニエも爆発するタイプだしさ。

さて、ランドルの後はバレットがアタックし始め、こちらも予想外のバランスアタックを始めます。マブスはブロンソンの止め方を熟知しているのか、殆ど何もさせません。やっとドライブでミドルを打てると思ったら、パウエルの見事なカバーでミス。ブロンソンの好きなゾーンで打たせないよ。

するとブロンソンはロッカーへ。抑えられているのではなく、どこか痛いのか。

この交代で早々にクイックリーとローズにスイッチします。ドンチッチ担当のグライムスは残っているので3ガードです。するとリバウンドが落ちてきたクイックリーが3Pをヒット。なんだよ、話が違うじゃん。

マブスは本日ウッドがいないみたいで、マギーが出てきており、ローテが怪しいシーンもでてくるし、ランドルのマークがウイングになったらダブルチームを仕掛けるなど、マンマークを強烈に守れているわけではなく、そこそこそれなりに崩れる風潮はあるのですが、3ガードにもかかわらず、連続パスがでないニックスオフェンス。

ドライブ⇒ムリ⇒パス⇒ポストアップ⇒パスアウト⇒ドライブみたいな。右サイドで起点を作って、連続パスで逆サイドに展開するような小気味よさはなく、ドライブ狙いのガードが長くボールを持ち、ややルーズに守られているランドルにパスが出る程度です。

それでもハーテンステインが出てくると、クリバーのレイアップにコンテストし、マギーへのアリウープパスに反応し、何故かドンチッチ担当になっていたランドルが奮闘したことで守り切る1Qになりました。

こちらはマブス側の問題ですね。ドンチッチのアクション待ちが強まってしまった。カーライル時代はオフボール側がアクションしてドンチッチがパスを合わせたイメージでしたが、1年が過ぎてパス待ちが増えたな。

そして、このディフェンスからトランジションを作り、ランドルのダンクに、ランドルのドライブファールドロー。1Qだけで14点のランドルで32-20と大きくリードしたのでした。何故か残り20秒で交代ゾーンで待たされ続けたトッピンは何だったんだ。

ニックスの一人相撲 ⇒

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