グリズリーズ@キングス

2022/10/27

オフェンスしか考えていない補強を繰り広げ、「ディフェンスがいいから」という理由でオクパラをスターターにしているキングスと、あまりにも補強しなくて大丈夫なのかと思ったら、1年前に手に入れたアルダマをスターターにしているグリズリーズ。

なんだか、この時点でグリズリーズの方が良いチームに見えてくるわけですが、本日はキーガン・マレーがスターターになっており、新生キングスの本領発揮といきたいところです。

◎サボニスと仲間たち

キングスはサボニス中心のオフェンスを展開していきます。その原動力になったのはマレーのオフボールで、サボニスの周囲を上手く動き回りつつ、キックアウト先としても機能します。全てがフォックス任せだった頃と違い、わかりやすくインサイド起点から展開されました。

フォックスにしろ、バーンズにしろ、オフボールの動きが悪いので、その結果として2人がオンボールで仕掛けるのが大事でしたが、今はハーター含めて他の3人で動きを作り、そこにフォックスやバーンズのドライブが混じるので良い感じ。フォックスはリーグ最多のペイント内得点らしい。

フォックスとバーンズが目立たないけど、ちゃんとフィニッシャーとしての仕事をしているのだから良い感じだよね。堪らずグリズリーズがタイムアウトでした。

するとマレー⇒メトゥ。「試合観てたの?」と言いたくなるよねぇ。バーンズにしろ、フォックスにしろ1人でもいいんだから、組み合わせがさ。

今度はサボニス、ハーター、バーンズが下がって、再びマレーが戻り、フォックス、モンク、メトゥ、ホルムズという布陣になると一気に止まります。そしてフォックス⇒ダビオンの交代でした。見事に逆転されます。

マレーは変わらずオフボールからシュートチャンスは作るものの、やっぱりタフショットは増えるよね。モンクのエースムーブもあって、機能しているように見えつつも、ベンチに座っているメンバーを考えると「勿体ない」というコメントのみです。

ちなみにグリズリーズは、タイアス、モラント、ララビア、ロディ、クラークというラインナップ。ルーキー2人混ざっているのですが、特に問題ないんだよね。ここを叩かないでどうするってね。

素晴らしいスタートを切ったキングスは一時は10点リードになったものの、1Qの間に逆転されて32-28で終わったのでした。なんで、そのラインナップにしたんだい? フォックスとバーンズを残すか、サボニス・マレー・ハーターのユニットにしておけば問題なかったように見えたのでした。

若いグリズリーズ ⇒

グリズリーズ@キングス” への4件のフィードバック

  1. なんとなくの感想でしかないんですがキングスが目指しているオフェンスってナゲッツなんじゃないかなと思っています。トップACのジョルジがナゲッツ出身というのもありますし。ただ当然キングスにはヨキッチがいないし、それをサボニスに求めていて色々チグハグになっている印象です。
    ディフェンスはだいぶ整備されているのでこの辺上手く噛み合えば伸びるんじゃないかなぁと思っています。
    まあルークの時代があまりにも酷すぎて相対的にマシに見えているだけだろと言われればそれまでですが…………

    1. ちょっと整理するだけで、こんなに良くなるなら。

      でも、やっぱりマレーとハーターの獲得がデカかったですね。
      サボニスが活きています。

  2. フォックス&モンクは、プレの時から(コーナーへのスキップパス)をノールックで通したり、異常なまでに呼吸が合ってます。
    この2人の時間は、もっと増やしたいですが、ハーターがベンチ起用を拒否しそうで悩ましいです。チームオーダーの面で苦労するかも知れません。

    キーガン・マレーは、ハンドリングが平均以下なので、その面でもサボニスと組ませたいです。

    仰る通りホームズが驚くほど迷子なので、マイク・ブラウンも、まだまだユニット(特にベンチ)で悩んでますね。勝てるようになるまで、20〜30試合はゆっくり観ようと思います。

    1. いってもモンクは打ちすぎなので、ベンチから15~20分くらいで十分だと思います。
      爆発するなら長めに、しないなら短く。
      そんなコントロールできるようなHCには見えませんが

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