2022/10/25
ブロンソンがいなくなり、何故かビッグマンばかり補強したので、よくわからないマブス。対してザイオンが戻ってくることで、どんな融合をさせるのか不明なペリカンズ。どちらも見えない部分があるチームなので、確認してみましょう。
と、思ったらザイオンもイングラムもハーブもいないので融合とかそういうの関係なかったペリカンズ。ってことで、ペリカンズファンには申し訳ないけど、マブス目線の記事になります。
◎素晴らしきスタート
試合はペリカンズが素晴らしいスタートを切ります。相変わらずPGなマカラムのゲームメイクからアルバラドがアグレッシブな仕掛けで次々と得点を奪えば、インサイドでバランチューナスが合わせてくるのをマブスは全く止められません。
特にマギーをスターターにしてリムプロテクトを強化したはずが、バランチューナスにボッコボコにされるわ、ヘルプが機能しないわで、これじゃなんのためにビッグマンを獲得したのかわかりません。
これがペリカンズが外から攻略しているならともなく、ドライブ、オフボールのカットプレー、そしてインサイドの合わせでしょ。シュートが決まりまくったわけでなく、チーム全体のハイテンションと次々にディフェンスを崩す仕掛けだったし、そこに待ち構えていたはずのリムプロテクターをものともしませんでした。
早々に16点リードにしたペリカンズ。そしてペリカンズの良さがあったからこそ、マブスはマブスらしくなっていきます。
◎バランチューナスを止めろ
まずはバランチューナスにターゲットを定めたようなキッドは、マギーをウッドと交代させます。でも、それじゃ守れないよね。ってことで、ダブルチームを徹底し、ブルロックあたりがヘルプに飛んできます。
そこからのローテの早さで勝負に行ったわけですが、確かにローテスピードがあったのですが、マカラムにパスが戻り、リポストされると普通にウッドがねじ込まれるので意味なかったです。
そこで今度はクリバーも投入し、シンプルにツービッグにするのと、どうもバランチューナスの担当をクリバーにしたっぽい。ただ、2プレーくらいでバランチューナスが下がってしまったので、事実はわからず。
しかし、後半はクリバーを早々に投入しておいてインサイド側を塞いだのと、バランチューナスからナンスへと交代するのを見てウッドを投入しました。ってことで、前半のようには暴れまわれなかったバランチューナスです。
バランチューナスがいなくなると、ダブルチームは辞めてマンツー徹底にしました。ナンスが1on1でドンチッチ相手に決めた時は、近くにいたジョシュ・グリーンは自分のマークマンだけをみて追いかける(キックアウト優先)ので、
相手を見て動いているキッド采配の忙しさ
が明確に出ていました。1Qだけで40点を取ったペリカンズなのですが、その後はマブスのディフェンス対応が上回り、次第にマカラムの個人技など、連携よりも個人の良さで得点していくことになったのでした。それでもマカラムがいるからさ。イングラムとザイオンがいれば、もっと楽だった。