プレーオフ②バックスvsネッツ

ゲーム6

楽勝だと思っていたゲーム5で突然ハーデンが復帰し、そのゲームメイクに苦しめられたバックス。結果はデュラントの49点に沈むことに。でも、そもそもデュラントが毎試合あんなに決まるかね?という前提で行くのか、なんとしてもデュラントを止めに行くのか。

ネッツも実はあの勝ち方しかなかった。48分もデュラントを使って最後までもったのは、序盤にムリをさせずビハインドを許容したから。それは他の選手では攻め切れないってことも絡んでいるよ。ジェフ・グリーンが決まらなかったら、ハーデンはどうするのか?

◎早くないか?

デュラントにはタッカー、ヤニスはグリーンで変わらず。そしていきなりグリーンがワイドオープンになって3Pを打つのも変わらず。でも決まらなかったのが大きな違いです。ヤニスはボールに行きたがりなので、こうやって空けてしまうんだよね。そこが決まらないと途端にバックスは楽になるよ。

そしてハーデンからホリデーがスティールし、グリフィンの3Pも決まらず。早々にオフェンスが困っているネッツ。シリーズ通じてビッグマンの3Pはキーなので、そこに失敗するとさ。

デュラントのパスアウトをミドルトンが読んでスティール、ジョー・ハリスのドライブをブルックがブロック。気合のディフェンスが効いているし、気合をそらす3Pが決まっていないネッツ。

ただし、ゲーム5で得点力が皆無だったハーデンは3Pをヒット。そこだけは良かったネッツ。ただ、困っているのは明らかでゲーム5では前半は使わなかったデュラントのアイソを使ってしまいます。こういうのって難しいよね。半分諦めていたであろうゲーム5は、余裕を持った対応をしていて、勝てると思っているゲーム6は初めから行ってしまう感じかな。

一方でバックスのオフェンスはヤニスがパスアウト徹底は変わらず。しっかりと外にボールを出していきます。ただ、トランジションアタックが増えたことで、スペースがある時にドライブするからヤニスも連続で決まります。グリフィンとグリーンを並べたけど、ヘルプの意識は低いネッツなので、スペースがあると止めるのは難しい。

18-5と早々に飛び出したバックス。そこからデュラントのポストアップ連発。でも、これはバックスも諦めているよね。そんなにヘルプに行かない。いけない。ゲーム5でもデュラントは決めまくっていたようで1on1はそこまで完璧ではなかった。それでも2本決めるとグリフィンの3Pも続いて追い上げます。

タイムアウトを挟んでハーデンを下げたネッツは、デュラント頼みが加速しますが、バックスはヤニスからのパスアウトが増えます。ヤニスのこの姿勢はゲーム3だったか4から同じですが、ちょっと違ったのはブルックがゴール下に飛び込むプレーが増えた事。ヤニスがドライブ狙う時は3P砲台になっているけど、パスアウトで自分のところに来なかったら、インサイド合わせに動きました。

バックスとヤニスが難しいのは、オフェンスとしては良い感じなんだけど、それが直接的に得点にならない事。だから、次第に我慢できなくなるヤニスって感じなんだよね。1Qのバックスは良い感じのオフェンスを展開したし、グリーンとグリフィンがヤニスを止めることが出来なかった。ハーデンがヤニスのスピンを読んでスティールしたくらい。それでバックスは26点止まり。それもヤニスが11点で、パスアウトした3Pが1/11と決まらない。結局は自分が行った方が効率的と思ってもおかしくない。

ネッツは19点。終盤にグリーンの3Pも決まって、ゲーム5を考えれば順調なスタート。なんだけど、既にデュラントが9アテンプト。しかも2P決めたのはデュラントだけで他は全部3Pなので、負担が増えているぞ。ちなみにゲーム5も1Qで2P決めたのはデュラントだけでしたが、アテンプト数は4つだけでした。

ということで欲だね。欲。欲がなかったゲーム5の方がガマンできていたネッツ。デュラントが49点とって無敵とでも勘違いしているんじゃないだろうか。ハーデンのゲームメイクは何をするのか。

◎ナッシュ・・・

2Qもデュラントから。何考えてるんだハーデン。ジョー・ハリスがミドルトンの3Pに飛び込んで4点プレーにしちゃったりと、なんだか苦しいぞ。

苦しいといえば1Qにグリーンとグリフィンを長時間起用したので、2Q開始時にインサイドがクラクストンしかいないこと。ヤニスとブルックが出ているのにね。ヤニス相手には1人ずつのローテで良かったのに、グリーンの3Pに欲が出ていたナッシュのミスで、次々に得点されていきます。12点差に開いてしまってからブルースとグリフィン投入。相変わらず選手起用がわけわからんナッシュ。

ところがここでアクシデント。なんとナッシュはデュラントを休ませます。16分起用してから3分休ませて5分起用というローテでした。メチャクチャ。マジでメチャクチャ。だったら、2Q開始から休ませろよ。

ゲーム5で全く使わなかったドライブをしたハーデンがパスアウトからブルースの3Pが決まり、同じくハーデンのパスからゴール下でグリフィン。そしてトドメはハーデンのドライブフローター。っていうか、それが出来るならデュラント頼みのプレーに問題がありすぎたネッツ。ハーデンはステップバック3Pもヒット。6点差に縮めます。

バックスもヤニスがいないのでインサイドに詰めるブルックがイージーなゴール下。ヤニスが戻ってきたら3P待ちに変更。ここは徹底してはいるんだけど、出来るだけ2人を別々に使った方がいいよね。

しかし、ここから今までになかった形で、ローポストからのアタックをグリフィン相手に華麗に決めたヤニス。グリフィンはしっかり守っていたけど決めきったヤニスであり、実はちょっと微妙にファールコールされないラインのホームコートアドバンテージ

個人的にはホームコートアドバンテージってないと思っているのですが、このシリーズは微妙なラインのファールコールがことごとくホームチームに優位に働いている気がしています。それが何でなのか。ベテランのレフリーが多いし、そんなわけないと思うんだけどね。

戻ってきたデュラントが3Pを決めますが、2Qのデュラントが決めたシュートはこの1本のみ。FG1/6とゲーム5とは違う姿になってしまいました。ガマンできなかったんだよね。

ゲーム5ではエンドライン近くでのスクリーンを使い、シューターが抜けでたり、デュラントがゴール下にカッティングしてくるプレーから、イージー(デュラントにとっては)なシュートを決めていましたが、この試合はほぼデュラント自身がプレーメイクして打っているので、全く違います。

ハーデンのゲームメイクもですが、それ以上に何でスクリーンが消えているのかネッツの謎。忘れちゃったのかな?バカみたいな理由だけど、マジで「忘れた」って可能性を否定できないナッシュと自由にプレーする選手達。

タイムアウト明けの残り3分でやっとそのプレーコールが出ます。シュートは外れたけどグリフィンがプットバックしており、形としては効いている。だから「準備してきたプレー」ってのは間違いなく、でも流れの中では出せていない。

さらに続けてウイングを走るデュラントにグリフィンがスクリーンでデュラントが抜け出すのですが、そのスクリーン時にタッカーがファールしており、パスの前に止めたことに。グリフィンのフリースローになったから失点はしたんだけどね。

いずれにしても前半終盤のネッツは忘れていたデュラントを楽にするプレーを連発し始めました。そしてデュラントからパスが出てボールムーブしての3Pも出たし、欲張っていた自分たちを反省するような。なんだけど、3P決まらないし、デュラントがフリースローを2本とも外すし。

〇ゲーム5の前半
チーム43点
デュラント18点 FG6/10

〇ゲーム6の前半
チーム48点
デュラント13点 FG6/15

デュラントの確率が悪いけど、チームとしてはゲーム5よりも点が取れているネッツ。というかデュラントを使いすぎたネッツ。ちょっとそれはどうなのさハーデン。何がしたかったんだナッシュ。しっかりとボールを動かして、人も動けば3P打てるのに、デュラント一辺倒が早すぎた。

しかし、バックスの方がムリなく3Pを打たせて、これが決まるように。まぁ1Qが外れすぎだから、それくらい決めてくれって感じだな。

〇2Qの3P
ミドルトン 4/5
その他 0/4

正しくはミドルトンが決めただけだな。でもさ、ミドルトンを離してしまったネッツは何なんだって話。ヤニスの次に警戒すべき選手じゃん。それが出来たのはヤニスとブルックがゴール下の押し込みが強かったことだとも思うのでした。あとブルースがいない。

前半は59-48。何故かゲーム5に勝ったネッツの方がバランスを乱しているっていう不思議な構図です。それ自体はあるあるなんだけどね。欲が出てしまったな。でも、バックスがガマンできているってのが珍しい。本当に珍しい。デュラントが決まりまくっていないことが精神的な安定を生み出しているのかなー。それぐらいしか言いようがないのでした。攻守は一体。メンタルゲーム。

◎デュラントに加速

ミドルトンのキックアウトからタッカーの3P、デュラントのポストアップにカットしてきたジョー・ハリスのレイアップ。どっちも良い感じの入り方になった後半。グリフィンがヤニスを止めるシーンも出てきて、ちょっと落ち着きを取り戻したような。

しかし、ヤニスのユーロステップドライブが効く一方で、デュラントのアイソアタックは横から手を出したホリデーに止められます。んっ?なんか変だね。

ゲーム5でハーデンに張り付いていたホリデー。スクリーン利用から抜け出すデュラントに対して周囲のヘルプが全くなかったのが印象的でした。ところが、今日は横から手を出しているホリデー。全体的にバックスは「マンマークが強すぎる」と指摘しましたが、今日はちょっと緩い。タッカーがいない時間にデュラントをホリデーがマークしていたり、ちょっとホリデーを浮かせようとしているのかな。

相変わらずの変態フェイダウェイを決めるデュラントで一桁点差にもなるのですが、ポジション取りからプレッシャーをかけ、ドリブルをつかせないホリデーに苦しむデュラント。苦しむんだけどシュートは決まる。なんなんだそれ。

それ以上にミスマッチだからか、デュラントを使いすぎのハーデン。うーん。ホリデーに誘い込まれているな。ただホリデーはホリデーでオフェンスでは3P外しまくるし、パスミスするし。ドライブは決めた。点差は10点前後をウロチョロしています。

タイムアウト明けのネッツはまたもウイングのデュラントがスクリーンで抜け出してイージーダンク。これを繰り返す分には良いんだけど、次はトップからの1on1になって苦しくなってしまいますが、パスアウトするとハーデンの3Pファールドローで残り1分半3点差まで追い上げます。

しかし、3Q終盤になってバックスが反撃。グリフィンがヤニスを2回止めるんだけどオフェンスリバウンドをタッカーが奪い、パスを受けたミドルトンがシャメット相手に押し込んでのターンシュート。さらにトランジションからジョー・ハリスを抜いてミドル。再び9点差に戻すと、最後はヤニスのゴール下ミスを飛び込んでブザービーターの押し込み、再び11点差で終わります。

このラストプレーは問題があって、どうみてもネッツのサボり。バックスの方が最後まで走っている。こればかりは気持ちの差って感じです。追い込まれたチームの方がハッスルしている。

3Qのネッツは19点しか取れず。うち、デュラントがFG6/8で12点。開始直後はチームでやっていたのに、途中からデュラント頼みが加速してしまいました。ちょっとどうしようもないね。

一方のバックスも19点のみ。ヤニスがFG1/5とやっとグリフィンが効き始めましたが、ミドルトンが止まらず。何故か追い込まれた方が力を発揮するミドルトンによってバランスアタックがギリギリキープされたって感じかな。

◎ブルース・ブラウン

4Qのファーストプレーからデュラントのアイソ。これが何故かグリーンがスクリーンに行ってタッカーからヤニスにスイッチさせた瞬間に、デュラントが3P打ってエアボールでした。ヤニスのチェックは高いからね。うーん。コートにはカナートンがいるのに、何故お前がいったんだグリーン。

ゲーム5はカナートンとブルック狙いを連発したネッツ。その時スクリーンに行くのはシャメットかブルース。スクリーンそのもののスキルも含めてブルースの判断が不足しているネッツ。ところが次もヤニスにスイッチさせてドライブからミスのデュラント。マジで何してんだろ?

さすがに3連続はやらないと思ったら、またハンドオフでグリーンと交換・・・しそうになったので、戻ってタッカー相手の3Pをヒットしたよ。トランジションのレイアップも決めたデュラントだけど、異様にヤニスのところに行っているのは何なのか。

ハーデンがミドルトンからスティールし、グリーンがヤニスを止め、守ってチャンスを作れてきたネッツは、ジョー・ハリスがレイアップに3Pで、5点差に縮めますが、またもミドルトンに対して3Pファールするジョー・ハリス。

ここでコーチ陣と揉めるハーデン。「チャレンジしろ」って揉めているっぽいけど、完全に腕が絡んでいるし、「お前がいうか!」だよね。拒否っている雰囲気のナッシュとACだったけど、猛抗議するハーデンに負けて致し方なくチャレンジになりそうなのをジョー・ハリスが止めていた。自分のHCに猛抗議する選手って・・・誰かダントーニ呼んできて!あっ座ってた。
なお、時間を使いすぎたのでチャレンジじゃないけどタイムアウト。何してんだハーデン。

タイムアウト明けにチームでボールムーブしていくネッツですが、
ハーデンにグリーンがスクリーン⇒ヤニスがハーデンへ
ハーデンからデュラントへのハンドオフ⇒ヤニスがデュラントへ
なに!?本気でヤニスを狙っているのか。

この次がさらに酷くて、やっとシャメットがスクリーンでカナートン狙いかと思いきや、グリーンがスクリーンでまたもヤニスに。挙句にはデュラントのパスミスです。

ゲーム5の問題点としてバックスディフェンスがデュラントがスクリーンを使う時点で、誰もヘルプポジションにいないというのがありました。しかし、今日の問題はバックスではなくてネッツ。シャメットがスクリーンに入った時点で、近くにハーデンとグリーンがいたので、スイッチ誘導できなかった。何故かスペーシングがなくなっています。もうわけわからん。

そんなことをしているのでホリデーのドライブやヤニスのカウンターで点差は開き、残り7分半で89-77と12点差に戻ります。ゲーム5とあまりにも内容が異なるネッツ。ネッツというかデュラントのアイソ。

さらに3Pラインの外ではなくゴール下に合わせに行ったグリーンがスティールされ、再びヤニスのカウンターで&ワン。なんでスクリナーのブルースを起用しないのか意味が分からない展開。ヤニスは決めているけど、ほぼトランジションなので、オフェンスでこんなミスをしなければ、失点も防げたはず。

デュラントは慌て始めたのか、タッカー相手の1on1から3P。でもこれはゲーム5も決まっていない。バックスはハーフコートが決まらないのだけど、ここでもヤニスがオフェンスリバウンドで強烈なダンク。20点差まで広がってゲームエンドでした。

一見するとゲーム5と同じような展開でデュラントで追い上げて勝てそうな展開でしたが、

①そもそも序盤からデュラントを使いすぎた
②デュラントに点を取らせる効率的なプレーをしなかった

こんな2つの事情が絡まって、バックスが見事にタイに戻したのでした。①は「欲」で片付くし、まぁありがちだよね。でも②は謎。この謎はジャブとしてゲーム7で効かせるのかどうか。マジで意味わからん。

〇デュラント
32点
FG15/30
11リバウンド
3アシスト
7ターンオーバー

問題は「32点しか」取れなかったことでも、「50%しか」決まらなかったことでもなく、3アシストと7ターンオーバーだよね。

もちろんバックスディフェンスが上手く守ったんだけど、そもそもゲーム5の感想って「デュラントを守らせなかった」じゃん。タッカーやミドルトンが「守っている」なら、そこそこ外していたデュラントだけど、スクリーンから生じた隙間で打ちまくっていた。だから「守らせた」時点でネッツの問題点です。

〇デュラント以外の3Pアテンプト
ゲーム5 34
ゲーム6 22

そしてこの差ね。もしもバックスがデュラント警戒だったら、増えてもおかしくなったけど、実際にはバックスディフェンスの事情よりも、ネッツ自体がスペーシングが出来ていないし、ゲーム5で7/8も決めたグリーンがコーナー待機していなかったことが最大の問題。しかもヤニスを引き連れてスクリナーになっているしさ。

うーん、ゲーム5は凄くダントーニっぽかったよね。ハーデン×ダントーニで頻繁にやっていた「相手の一番弱いディフェンダー相手のアイソ」作戦が、なぜか次の試合で消えてしまうネッツ。それも「グリーンがスクリナーになる」という至極一般的な手法に戻ったわけで、ナッシュの指示に思えてきます。

ゲーム5みたいなことが出来てしまうナッシュと、ゲーム6みたいなよくわからん状態に持っていくナッシュ。どっちを評価すればいいんだろうね?

〇ヤニス
30点
FG12/20
17リバウンド
3アシスト

ゲームトータルで見れば、そこまで劇的に改善したわけではないヤニス。パスアウトするのは前からやっているし、前半はグリフィン相手に決めたけど、後半は止められていた。ただし、ナッシュはグリフィンよりもグリーンを優先したので、その分だけは楽になったかも。

ただ今日のキーポイントはトランジションアタックでした。何でそれが出来たかといえば、ネッツがミスしたからですが、その中でもディフェンスでボールに絡ませてもらえたから、そこからのカウンターが早かったです。ゲーム5はグリーン担当で、ボールとは違うサイドにいたもんね。

”ヤニソレーション”しなかったネッツによって、トランジションアタックが増えたヤニス

こんな構図でもあった気がします。マジで意味わからん。意味は分からないけど、ヤニスはとてもよく頑張ったし、ディフェンスでもボールに絡めたから気持ちよくプレーしていたよ。

〇ミドルトン
38点
FG11/16
3P5/8
5スティール

最後のはなんだろうな。5スティールって。
ハーフコートはミドルトンが決めきってくれました。ここがデカかったですが、ホリデー、タッカー、カナートン、フォーブスが決まっていないので、まぁチームとしては別に。マジでミドルトンに救われたって感じです。

突然シャメットを狙ったミドルトンの1on1や、ヤニスのムリ攻めが減ったように思えます。理由がわかりません。

こんな質問が来ていましたが、ヤニスがムリ攻めをしなくなったのは、数試合前からなので、その延長線上でしかなく、今日はさらにトランジションのユーロステップが効きました。「スピンムーブさせる」がヒート流の止め方でしたが、スピンしなかったのも大きかった(する必要がなかった)って感じかな。

一方のミドルトンについては・・・・「狙った」って感じはしませんでした。流れの中で自然とそうなったってくらい。ただ、ジョー・ハリスのファールがやってしまった感がありました。そしてもう1つ重要なことはコレ

〇ブルース・ブラウン
4分34秒

このシリーズでミドルトンを止めていたのはブルース。ヘルプに行く形でもパスアウトがミドルトンに出てくると予想しているから、パスカットしたり、タフショットにしたり。そもそも1on1でもやられない。ゲーム3でバックスが勝った理由の1つが終盤に足を痛めたブルースなのに、起用し続けてミドルトンを止められなくなったことでした。

・スクリナーとしてのブルース
・狙う相手を決めるブルースの判断力
・ミドルトンを止める対人ディフェンス
・ブルースのディフェンスリバウンド

ってことで、マジでブルースを起用しなかったことが敗因。デュラントへのスクリーンに行くのは誰だったのか、ミドルトンを止めていたのは誰だったのか。頭の中から抜け落ちているナッシュ。オフにはブルースは手放してくださいね。

プレーオフ②バックスvsネッツ” への4件のフィードバック

  1. グリーンが少し調子よかったからって、ブルースブラウンがこんな風に使われていいわけない!!!エースブルースが観たいのにナッシュがみせてくれないとは!
    ていうかブルースブラウンは、「地味に」ではなく、「明確に」活躍しているようにみえるのですが・・・偏見が入っているのか?
    ゲーム7もただ何となく過ぎていきそうですね。ヤニスはスーパースターになれるのか!!

    1. もしも、このブログがなかったら、みんなこんなにブルース・ブラウンを褒めただろうか?

      なんてことかもしれません。ナッシュが一番評価してないように見えるんですよね

  2. Durantのゲームにおける支配力はサンダー時代より増していると感じます。そしてそれは彼の成長というより、時代がKDのようなスコアラ-を欲していることの方ウエイトが高い気がします。どうお感じでしょうか?

    1. サンダー時代のことはよくわかりませんが、デュラントもハーデン も大人になって、決め所までパワーを保っているような動き方ですね

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