ゲーム3
まさかのホーム連敗を喫したクリッパーズ。どうにかしないといけないゲーム3ですが、「どうにかしないといけない」と思ってみると、奇妙奇天烈な気もしてくるので、とっても変な感じのスタートになりました。
◎マブスの3P
それにしてもマブスの3Pが気持ち悪いですよね。なんでこんなに決まるのか。この試合も含めてプレーオフになってからの3試合で
〇マブスの3P
18.3/36.3
50.5%
3試合平均で50%オーバーってバグっています。主力7人(ドンチッチ、ハーダウェイ、ポルジンギス、フィニースミス、クリバー、ブロンソン、Jリッチ)の中で、最も確率が悪いのがポルジンギスの38.5%です。なんだそれ。ちなみに今日の試合からメリがローテから外れました。3P決めていないからかな?
どうする?
どうする?
どうする?
「普通」ならクリッパーズは3P対策を考えることになりますが、実際にはゲーム3になって3試合で最も多い39本を打たれました。さすが、普通じゃないぜティロン・ルー。いや、むしろ普通なのかもしれないが・・・
ここまでドンチッチ対策を講じ、自慢のディフェンダーを揃えるだけに、次々にマークマンを変更してはいるものの、簡単にスイッチしているので意味がありません。ある意味で日常の対応から抜け出さなかったという事になります。ゲーム3の途中でゾーンっぽい形をとった気もしましたが、よくわかりませんでした。
ちなみにネッツ時代のアトキンソンは「3Pを止めたい」時にゾーンを活用していました。ルーもキャブス時代は執拗にブリッツ作戦をとっている事もあっただけに、なんでここまでアクションしないのかはよくわかりません。
そしてこの試合はドンチッチの8点から始まります。その内容は
1本目 ズバッツにスイッチさせてステップバックミドル
2本目 ズバッツにスイッチさせてステップバック3P
3本目 ズバッツにスイッチさせてステップバック3P
いじめっ子ドンチッチが人の良さそうなズバッツをコテンパンにしたことにより、タイムアウトのクリッパーズはバトゥームと交代させ、スモールラインナップで「スイッチされてもOK」に持ち込みました。これがゲーム1なら何も言いませんが、ゲーム3になって一体何をしているのか?
さらに問題だったのがドンチッチがベンチに下がってからズバッツが登場するのですが、しばらくしてからドンチッチが戻ってくると、ズバッツをそのままにして、4本目のステップバック3Pを食らったことです。
果たしてクリッパーズのゲームプランは何だったのか?
ドンチッチの確率が高すぎただけで「3Pなんだからズバッツがプレッシャーだけはかけといて落ちるの待ち」でも構わないのですが、それは早々に諦めてスモールで追いかけることにしたのかと思いきや、やっぱり・・・っていうね。
〇ズバッツ
11分
2点
3リバウンド(全部オフェンス)
その結果、ズバッツはかわいそうなくらいプレータイムを失いました。
そもそもこんなにマブスが3P決まっていることは、わかりきっているわけで、ズバッツを起用するならスイッチしない方法やブリッツ、ゾーンなど、いろいろと準備できたはずです。
ズバッツを使いたいのに、マブスの3P対策は何もなかった
これ、本当にゲーム3だよね?
そう疑いたくなるクリッパーズでした。
でも、話はそれだけでは終わらなくて、ズバッツが厳しいならイバカ(ロスター外)やパトリック・パターソンを起用すれば良かったはずです。カズンズはムリ。スモールにしたら選手層も大事なので、コフィーやケナードを混ぜることも一手のはずですが、それもなく、ロンドとテレンス・マンで解決しました。
センターのズバッツを使ったはずなのに苦しくてガード2人でカバーした。よくわからない構図です。ところが、これが大成功するのだから、もっとよくわからないのでした。
◎ポルジンギス問題
スモールに移行したクリッパーズに対して、即座にマブスはポルジンギスをポストに立たせ、2つのオフェンスが良い形で決まると、今度はトランジションで誰もポルジンギスを捉まえに来なかったのでワイドオープン3Pを決めます。
完全に混乱していたクリッパーズ。レナードがポルジンギスの対応をしていたのですが、そこはほら、すぐにスイッチするから、別にレナードと対面しなくてよかったのも大きかったです。
「ポルジンギスがこんなに予定通りに働くのも珍しい」
そんな感想を抱いた1Qでした。しかし、試合後の現在、Twitterのトレンドには「Porzingis」が出てきて、壮絶にバカにされています。そう、スモールになった瞬間には働いたけど、以降は全く働かなったポルジンギス。
https://twitter.com/search?q=Porzingis&src=typed_query
〇ポルジンギス
33分
9点
3リバウンド
2P2/6
3P1/4
自分よりデカくて遅い相手には強いけど、どんなにサイズ差があってもスピードで負ける相手に信じられないほどに弱いのがポルジンギス。今日も結局、マンやロンドがマッチアップしてきたらシュートが決まらないどころか、ボールを持つことすらままならず、みじめな姿を晒しました。
特にひどいのが3リバウンド。ゴール下に行ってリバウンドに備えていれば、もっととれたんじゃないかって思いますが、そもそも「ゴール下まで行けない」っていうね。かるーくフィジカルで止めたら、もう動けなくなります。
レナードがマークしていると、レナード本人がヘルプとかも考えると、そこまでしなくても「ポルジンギスくらい楽勝」な守り方をするので、まだよかったのですが、スモールになったこの試合は、さらにガードばかりになったクリッパーズなので、「ペイント内にポジション取らせてはいけない」という意識が働きました。それが結局、ポルジンギスを消すことになり、クリッパーズの戦略はハマったのでした。
ズバッツをいじめてクリッパーズの計算を狂わせたドンチッチ
ズバッツがいなくなって、もっと計算が狂ったポルジンギス
クリッパーズの対応は酷かったけど、お膳立てに何も答えられないポルジンギスなんだよね。そしてカーライルも何故か、ポルジンギスには拘っていました。コーリーステインがファールトラブルになったので仕方がなかったのかもしれませんが、パウエルで良かったんじゃないのかなー。
ところで、スモールになったクリッパーズに対して、コーリーステインを使ったように、マブス側はクリッパーズに付き合いませんでした。これが良かったのか、悪かったのか、どうにもこうにも難しい結果でした。
◎差がついたペイント内
〇ペイント内得点
クリッパーズ 46
マブス 24
ポルジンギス問題もあったマブスは、ゲーム2で48点奪ったペイント内で半分の24点しか取れませんでした。その一方でスモールにしていたクリッパーズが46点も取っています。
今シーズンはペイント内得点がリーグ28位と振るわないクリッパーズがインサイドで圧倒したことになります。とはいえ、別に46点は多い数字ではないので、ポルジンギスとコーリーステインを置いて守り切ろうとしたわけです。もう少し減らしておけば、意味があったのだけどね。
14分の出場だったコーリーステインは、2つのブロックに5つのコンテストがあり、ファールさえなければ十分な働きだったといえます。でもポルジンギスはリバウンドも取れず、インサイドカバーに行くスピードと反応力不足でした。
ってことで、こき下ろしまくりのポルジンギス。それはここまでにしましょう。
マブスのオフェンスはペイント内で10点取ったドンチッチと、オフェンスリバウンドに絡んだフィニースミス以外は、ドライブでの得点が生み出せなかったことも厳しかったです。速攻も4点しかなく、この点では見事にクリッパーズのスモールにハマったことに。
加えてハーダウェイとブロンソンがドライブさせてもらえませんでした。3P好調で警戒されている中で、飛び込みたかったところですが、ディフェンスにシャットアウトされたことになり「ドンチッチよりもハーダウェイを止めろ」が成功したことになります。
〇ハーダウェイ
12点
2P0/8
3P4/6
なかなかのスタッツです。とにかくインサイドが全滅。8本のうち5本が後半なので、3Pチェックされた後にドライブしても上手くいかなかったことになります。スモールラインナップにしたことで、カバーリングのスピードも上がり、インサイドを守れるようになったクリッパーズでした。
プルアップ3P対策で致し方なくスモールラインナップにしたクリッパーズ
その結果は3Pは決められ続けるけど、インサイドを封じ込めた
もう意味わからん。ゲームプランに乏しかったけど、試合中の対応も予想外の方向に結果が出ている。でも、それはクリッパーズじゃなくてマブス側の問題ってことです。
ゲーム4は当然のようにスモール戦略で来るはずのクリッパーズ。ポルジンギス問題を嘆いていても解決するはずもなく、マブスが何を用意するかは試合のキーポイントになりそうです。
◎ロンドとマン
この試合でティロン・ルーがそもそもプランを変更したのはべバリーを辞めてレジー・ジャクソンをスターターにしたこと。そもそもゲーム2の終了後に「マンをもう少し起用する」と発言していましたが、削られたのは意外にもベバリーでした。
試合に出て来てはレフリーとケンカしているべバリーなので、アンタッチャブルな存在にしなかった判断は評価できます。今日も試合に出て早々にドンチッチがファールコールがなくターンオーバーになったため、レフリーに食って掛かろうとした瞬間に、ドンチッチが持っているボールを奪おうとして揉めるっていう謎ムーブをしています。あれ、何もしなければドンチッチがヒートアップしてくれたのに、何故かドンチッチにつきあってテクニカルをもらっていた。
そして、プレータイムが増えたマンはロンドと共に、クリッパーズディフェンスの要になりました。前述の通り、ペイント内失点を減らしたのはロンドとマンが適切なディフェンスをしてくれたからです。
〇ディフェンスレーティング
ロンド
オンコート 106.8
オフコート 141.9
マン
オンコート 77.1
オフコート 155.8
1試合だけの偶然ってことを差し引いても、恐ろしい数字になっています。この試合はロンドとマンのディフェンスが救ったといっても過言ではありません。ガードながら、スペースを埋めるカバーディフェンスを行い、ポルジンギスの高さには負けず、そしてリムプロテクトにリバウンダーにもなっていたマン
〇マン
19.5分
6リバウンド
2ブロック
管理人は「マンを使え」と言っていましたが、それが証明されて良かった、とね。まぁでも出来ればマンを使わず、マブスがアップセットしたほうがウケるんですけどね。
何故、マンを使うべきなのか?
他の選手と何が違うのか?
ロンドにもいえることですが、ディフェンス面においてクリッパーズの選手はとにかく気が利かない。「空いたスペースを埋める」「個人の判断でローテする」などなど、その場の判断で動くしかないプレーを殆どしてくれません。やるのはバトゥームとロンド、そしてマンくらい。ボールウォッチャーだらけなので、危険になってから動く。
マンは個人としてマッチアップ相手にハードなディフェンスを出来るうえで、平然とマークを捨てて危険地帯を埋めに行き、リバウンドにも積極的。だから今日もカバーリングとリバウンドで結果を出しました。ちなみにドンチッチに対して一番良いディフェンスをしていたのもマンだと思う。
これはオフェンスにも言えて、例えばモリスなんかは、ほぼシューティングポジションで待っているだけなのに対し、マンは同じ役割でもディフェンスの動きに応じてカッティングしたり、リバウンドに飛び込んだりと「次のプレーへの反応速度」が段違いに速いです。若さと運動量、といってもいいかもしれません。
そのうえで、本日はスモールラインナップなので、明らかにスクリナー不足ですが、そんな時にサッとレナードやポール・ジョージにスクリーンに行きます。これがセカンドユニットでプレーしているとハンドラーやっているので、2重にファンキーなのですが、プレーオフでそれは必要ないね。
とにもかくにも「気が利かない」「オンボールプレーばかり」のクリッパーズにおいて、ハードワークと柔軟なプレーで助けてくれます。シーズン序盤にスターターだったバトゥームをベンチに下げたところから、よくわからないクリッパーズなのですが、2連敗の上、ゲーム3も19点のビハインドになったところから、マンに救われました。
マブスからすると「ゲーム4でマンをどうするのか」と考える所ですが、実際には考えることはありません。対応するような選手じゃないし、そもそもマブスを見てマンが対応しているので、考えるだけムダ。
ってことで「プレーオフで勝つのに必要なタイプの選手」に見えるロールプレイヤーです。それが意図的に活用されているならいいんだけど、ただ単に個人で違いを作って「ティロン・ルーの粗」を消してしまうから、逆にマシまずなので出来れば起用しないでください。
◎レナードとポール・ジョージ
そんな玄人好みのマンを評価したところで意味がないくらいのパフォーマンスをみせた両エース。勝因はこの2人が結果を残したことであり、結局はマブスがゲーム3になっても対応策を見いだせていないってことでもあります。
〇レナード
プレータイム 42分20秒
得点 36
2P 10/12
3P 3/5
〇ポール・ジョージ
プレータイム 41分12秒
得点 29
2P 9/12
3P 2/6
さて、あまりにも高すぎたFG成功率の恐ろしさは、それ以上にプレータイムの恐ろしさでもあります。追い込まれたゲーム3になってプレータイムが増えたので、どうせ後半に失速すると思ったのですが、ロンドの助けもあってか、試合を通して高確率でした。
前半は延々と出続けていたレナードは、残り1分になってからベンチに下がるという謎のローテでなんとか45分までは増えませんでした。ポール・ジョージも同じローテから後半にプチファールトラブルがあったので、少し短くなった。でも、これを繰り返していれば失速するだろうなー。そこまでマブスが持つのかわかりませんが。
後半はポール・ジョージがFG1/5で7点まで落ちており、やっぱり危険信号ではあります。それでもドンチッチ担当(スイッチしちゃうけど)なのだから、十分に結果は残したと思います。
そしてレナードはハイパーだった。1Qで試合が終わるところだったけど、あっさりとラッシュして取り返してしまいました。そのうえで後半も18点を取っており、ゲーム1の失速とは違いました。
〇昨シーズンのナゲッツ戦の後半
レナード
10.1点 FG31%
ポール・ジョージ
9.7点 FG36%
7試合通した後半のスタッツがこれでしたが、最後の2試合だとFG%が共に20%近くまで落ちています。ってことで、疲労の蓄積でマブスが何とか出来るなら、負けても価値のある試合になります。
ただ後半はやっぱりロンドとマンに助けられているイメージで、モリスも3P3本全て決めており、プレータイムの長さを除けば、物凄く負担が大きかった印象はありません。
ここまでチームの半分の得点を奪い、プレータイムが40分を超える両エースは、とにかくすごかったけど、この先の不安要素にならないのか心配でもあります。
一方でマブスは昨シーズンに続いて結局はディフェンスで困っています。ポール・ジョージが3Pをミスしてくれていることに助けられているだけで、高確率で決められているだけでなく、ターンオーバーも誘発できていない。クリバーは頑張っているものの、本当に通常営業のディフェンスでやられ続けていてOKなのかどうか。
自分たちはドンチッチは止められないけど、ハーダウェイが止められて困ったように、少しターゲットを絞らないといけません。「両エースにやられる」のも一手だということだし、ここまではそれで成功しています。
決まりすぎた両エースなので「仕方ない」と捉えるのか、それとも何らかの対策をしてくるのか、ゲーム4はそこがスタートになりそうです。ゲーム3で何もしてこなかったクリッパーズのように何もしない可能性もあります。
◎ドンチッチ
うーん、クリッパーズの両エースと違ってドンチッチをどう見るかは難しいです。ゲーム2の感想で書いたように「私たちが想像できないタイプの選手になっていく」気もするので、良くも悪くも感想を言いにくいな。
今日も「ドンチッチの役割は余裕」と言いたくなるプレーでした。ズバッツに対するステップバックも確率の良いプレーを選んだというよりは、楽なプレーを選んでそれが決まったという感じ。「決まった」のだからスーパースター。
〇ドンチッチ
44点
3P7/13
2P8/15
9アシスト
その一方でチームとして困っていたペイント内攻略をエースとして担当する感じではありませんでした。だから44点だし、スーパーなんだけど、単発で得点を取っただけにもみえます。9もアシストしているけどね。
そのアシストはスキップパスが非常に素晴らしく、逆サイドの3Pを多く生み出しており、収縮してきたクリッパーズディフェンスを無効化して、チームで51%の3Pに繋げました。でもここでもペイント内への有効なパスが、普段よりも少なかったことが響いています。
ってことで、ポルジンギス問題でもあるんだよね。相棒不足。レブロンにADが、マレーにヨキッチが、そして今シーズンはブッカーにエイトンがいることがウエストでは重要になっていますが、ドンチッチにはポルジンギスが「いない」。そして例外パターンなのがクリッパーズという図式。
また、試合の中で一番問題だったのはフリースローが7/13だったこと。お前はレブロンか。クリッパーズがフリースローを17/18も決めた事もあって、試合途中ではほぼこの確率差が得点差になっていました。それをドンチッチの責任にしたら可哀そうなんだけど、本当に大きかったんだよね。
そんなわけで「ドンチッチの責任」には出来ない案件ばかり。だけど、ドンチッチからのプレーで何とかしないといけない案件でもあります。
ドンチッチに余裕はあったけど、周囲に余裕は与えられなかった
こんな感じのゲーム3かな。別に反省するようなことじゃないけどね。ただ、今日はレフリーにブチ切れ始めました。上手くいかないと問題が増えてしまうようなマブス
ゲーム4は「余裕」を取り戻せるのか?
いまいち対策を講じる気がしないマブスでもあるので、メンタルの部分で回復しないと2-2に戻されてしまいそうなのでした。おしまい。
お疲れ様です。
去年のPOもですが、結局カワイを全く止めれてないですよね。(今年はジョージも)
最終番トラップやダブルをしかけてみてましたが、1、2本のパスで同じコーナーのスリーを連発されたのが一番ダメージがデカかったように感じます。
あれを見てしまうと、マブスのディフェンスはあえて通常営業しているのではなく、それしか選択できないのかなという気もします。
個人的な希望としては、今後もトラップなどを仕掛ける場合はKP外してみてほしかったです。あまりにもローテが遅かった。
ただ、カーライルはKP残しそうですし、結局は打ち勝つしかないんですかね。
あと2回ハーダウェイが爆発するのは現実的ではないですし、ブロンソンはオフェンスは頼れそうですけどスイッチ誘導されてボコボコでしたし、やはりKPしか…。
攻守を考えるとマブス側に取れる選択肢がKPの有無くらいしかなくて、2-1とリードしている割にはかなり余裕がない気がします。
クリッパーズは対策がなくて、アタフタしてますが、マブスは対策できなくてドーンとしてますね。
ポルジンギスに拘ると作戦も取りにくくなってしまい、雁字搦めな空気です。去年のマルヤノビッチ&バークの局地戦をどこかで使わないのかなー。今日はマルヤノビッチの使い所だった気がするだけに。
ズバッツ相手に4本目のステップバック3が決まった時は、今日もいけるぞと喜んでたのですが、そこまで甘くはなかったですね。
エース2人が素晴らしく、そこにロンドとマンによる変化が生まれたクリッパーズが勝ったという形だと思いますが、マブスは仰られている通り攻守ともに通常営業(3P50%が通常かは別として)でした。
マブスは対策云々よりも、このまま3Pを高確率で決め続け、クリッパーズの両エースの調子が落ちるのを期待するしか術が無いように感じています…ポルジンギスが上がり目となってくれるといいんですが。
結局シリーズをコントロールしているのは良くも悪くもクリッパーズで、マブスはできることをやるしかない。
リードしてるのに追い込まれているようなゲーム3でした。
マブスは「出来ることをやるしかない」
クリッパーズは「出来るがわからないから、やれることをやってみる」
そんな感じでプランのないシリーズになっています。
ロンドとマンにティロン・ルーが気が付いてしまったので、カーライルはそろそろバークスとマルヤノビッチで勝負するしかないかなー
おっしゃる通りゲーム3なのに序盤から意味不明な展開で、個人的にはめちゃくちゃ面白かったです。
ズバッツの使い方はティロン・ルーだからで回答できるとしても、ペイントでガードを相手にしてもポルポルがあそこまで空気になるとは。
使うなら使うで、ズバッツが消えたあともP&Rを続けるといった選択肢はなかったんですかね?
あー、ポルジンギスはニックス時代から、あんな感じです。
プレシャーかけてこないデカい相手には強いけど、小さい相手にはサイズ関係なく弱いです。
3Pとユニコーンブロックくらいしか武器がない。
このブログでは評価されていないので、今日もまぁ「いつも通り」って感じなんですよね。