ナゲッツvsペリカンズ
いよいよラストです。2試合目~3試合目が眠気のピークでしたが、昼食を作りながらで目も覚めてきて、耐久レースを乗り切れそうです。
そんなラストゲームがペリカンズ。ザイオンへの期待が高かったのかNBA。未だにケガで出てこない注目株抜きだと、ただただペースの早いチームと遅いチームの噛み合わない対戦カードになりそうです。
「ナゲッツ強いからクリスマスゲームに選ばないとな。ヨキッチもいるからユーロへのアピールにもなるじゃん。でもアメリカ国内での注目度が低くなりそうだからザイオンと対戦させようぜ」な匂いがします。
◉早いペース
ヨキッチの悪い癖がユーロファール。ペリカンズがトランジションに移行しようとしたらファールで止めちゃいました。お前、結構ファールトラブル多いのにな。でも、ファールトラブルにしておかないと延々とコートに残されそうな恐怖もあるわ。
つまりはペリカンズのペースで試合が始まり。エース・イングラムがポンポンっとシュートを決めて先行するのですが、レディック周辺でターンオーバーが連発され、ゲーリー・ハリスに奪われては速攻ダンクに、トランジション3Pを食らいます。本当はペースの早いチームだったのにね。
ペースが早いとミスが多いのがペリカンズ問題ですが。それはナゲッツも抱えていた問題です。次第に遅れるヨキッチとミスをするマレーみたいな。
ミスをしなければペリカンズが先行し、ミスしたらカウンター食らい追いつかれる1Q。ベンチメンバーが登場するとスターターよりも活躍するグラントのナゲッツに対して、ヨキッチの相手にならないヘイズって感じになります。ヘイズは下げられてオカフォーに。
ただナゲッツも何故かマイケル・ポーターが出てきて唐変木なプレーというか、チームオフェンスの中で次の動きを把握していないのか動き出しが遅いので、あまり連携が上がらず。不満そうに指示を出すモリス。
なんとなくナゲッツペースになった1Q終盤でしたが、リードを奪うほどの優位性はなく、ハートが連続で3Pをきめたことでペリカンズが29-26とリードして終わりました。PGモリスになってからコントロールし始めたね。
◉安定したペース
本日のペリカンズはロンゾがスターターでした。PGホリデーはもったいなかったよね。しかしレディックもスターターに残り良くわからないメンバーって感じは継続。そしてベンチのハートとムーア、ケンリッチの方が落ち着いているので、人とボールが動き、早打ちではない2Qに。
なのでなかなかリードを明け渡さないで試合を進めます。本当にこの形でも十分に良いチームなんだけどね。しっかりとコートを広く使いながら誰も無理せずボールを動かして足も動かす。安定した戦いぶり。
つまりはナゲッツのペースに近くなったのにペリカンズが優位で試合をこなせています。それでもやっぱりナゲッツのスターターが戻ってくると徐々に苦しくなっていきます。そんな中で残ったベンチメンバーのビーズリーが連続3Pでナゲッツが逆転。さらにスティールしたミルサップが自分で持ち込んで見事なアシストでビーズリーのレイアップを生み出します。
これで一気に行くのかなーと思いきや、本日はヨキッチのパスムーブがいまいち。ファンブルしてしまうパスも多く、次第にペリカンズのトランジションが増えていくのでした。レディック戻ってきてペースアップ。
結局なんかよくわかんなかった前半。どっちもどっちで自分たちのペースに巻き込めず。最後はレディックがブザービーター3Pをねじ込んで58-55となりました。
そういえばナゲッツは弱い相手に勝てないチームだったね。大きなリードを奪っていくのが苦手なのか。
◉気持ちの問題なのか?
後半もペリカンズが先手。気持ちが入っていないのかね。早々にタイムアウトのナゲッツ。といいつつもマイク・マローン自身も優先度を変えているような気がします。お試し要素を混ぜていないか。キラーディフェンダー不要にしているし。
ということで、速攻なんかも出るけどまたもなかなか追いつけません。ホリデーのディフェンスが効いていて、こっちはしっかりと抑える事項をマレー周辺に整理しているし、ヨキッチのインサイドパスを封じようとしています。
決まれば同点のヨキッチ3Pが外れると、バートンはフリースローをミス。ハリスの3Pも外れれば、マレーはホリデーにスティールされて速攻を食らいます。せっかくハリスが1点差にする3Pを決めても、何故かホリデーが空いちゃって3Pを返される。どうしても逆転に到達できずクリスマス気分がなさそうなファンたち。
ルーズボールを待って取ろうとして後ろから取られると解説も「レイジーなナゲッツ」と評していますが、そんな匂いがするよね。なんだろうね。試合の入り方の問題なのかな。
5試合目ということで観戦もだるくなってきます。それが何でかっていうと表現しにくいんだけどな。ビーズリーがオフェンスファールを引き出してガッツポーズしていますが、こういうことなのかな。ワンプレーに対する思いというか。ロケッツにも足りなかったしね。
ペリカンズにはそういう気持ちがあるので最後までシュートを阻害しようとします。ドライブレイアップが多くなったけど、プレッシャーに負けてか外すシーンが多かったナゲッツに対して、イングラムが3Pを決めて84-80とリードを保って3Qを終わらせたのでした。
◉気持ちじゃないけどリバウンド
オフェンスリバウンドを取られていくナゲッツ。はい。気持ちの問題ではありません。プラムリーは出ていますが1人ではムリだし、ペリカンズは入れ替わりのリバウンド参加なので、人数を増やすなり守り方を考えないといけません。
それでもプラムリーはブロックに飛びまくって奮闘すれば、オフェンスでもフックで加点します。ただホリデーが止められず3人を抜いてのレイアップを決めて逆転を許しません。他の選手はムーアくらいしか決まっていないのだけど、オフェンスリバウンドを手にして繋げている。ファイバーズが繋いで繋いで最後はコーナーでハートが3P。粘り強いぜペリカンズ。
プラムリーがゴール下を1人で奮闘しているのですが、そこにペリカンズは3人くらいが手を出してきます。ということは、かわせれば大チャンスなのだけど、かわさせない。そしてフリーの3Pを3本外したナゲッツに対して、またもハートが3Pで7点差に。
フェイバーズのレイアップ、ロンゾの3Pも続いて残り4分9点差に。コーナーからのロンゾ3Pが外れてもヨキッチの後ろからリバウンドを取るホリデー。
ここまでくると個人よりもHC問題な気がしてきます。正解を導き出せていない状態で選手に任せてしまっているような。ナゲッツの本来の良さはオフェンスの時間が長いこと。ところがディフェンスの時間が長くなっているから疲弊ばかりしているような。
タイムアウト明けにイングラムが3Pを決めて残り3分10点差。サーカスパスをスティールされるヨキッチで時間ばかりが過ぎていくのでした。
◉チキン食いすぎたんじゃないの
そんな感じのナゲッツでした。自分たちからギアを上げられないのはここ最近の課題でしたが、せっかくのクリスマスゲームなのだから試合開始から、どうやって戦うのか考えて億時間もあったでしょ。
レイカーズにも勝って、ここまで7連勝でしたが本当に取りこぼしが多いね。マイケル・ポーターを起用したのは何だったんだい。よくわかんないよ。ガベージタイムにエルナンゴメスが出てきたけど、リバウンドを取られる段階で起用を考えなかったのかな。
一方でペリカンズはボールへの集中力が高かったです。ホリデーはいうまでもなく、3P4/5も含めてハートの活躍が光りました。コンディションが整っている様子です。
層の厚さがあるので、こんな感じでローテしながら戦うのが向いているんだろうね。ハイテンションを支えるだけの気持ちとスタミナは大切です。戦術が足りない気がするだけにね。
頑張ってみた5試合目が接戦なのに盛り上がりにかけるっていうね。エナジーが足りな過ぎたナゲッツ。ペリカンズは被害者。
管理人は久しぶりにNBA漬けの1日を送ってみましたが、試合を見ているといろんな情報が入ってきて良いものだと再確認。点差はついたけどシクサーズやセルティックスが準備していたことと、ロケッツとナゲッツが準備していたことは雲泥の差があった気がします。
ということでメリークリスマス。感想を考える頭の余裕がなくなってきましたとさ。
お疲れ様でした^ ^
セルツvsラプターズだけ見ましたけど、セルツのユニフォームが素晴らしくて素晴らしくて。
ナゲッツは、なんか去年優勝したチームみたいな雰囲気がありますよねwプレイオフまでのモチベーションが一番の問題、みたいな。
チーム内に競争が無いのかな。
まぁでも確かに、この時期にフルスロットルじゃあ持たないので、ヤル気ないくらいで丁度良いのかもしれません。
ナゲッツ は開幕からヤル気ないですし。
いやー、勝った試合取り上げられるのうれしいですね
最近は、攻撃一辺倒じゃなくてディフェンスに力を入れているのか、失点を抑え気味でいい感じですね。ターンオーバー多すぎですが(笑)
PS・・ヘイズとヨキッチのサイズ感が・・・・
レディックがいないと、そこまでスピードアップしないですしね。
やっぱりレディックとロンゾをトレードして、次の動きに繋げたほうが良いのかもしれません。
もっとも肝心のザイオンがまだプレーしていないので、その相性を確かめてから判断したいと思います。