正直、居眠りしながら見ていたよ
3カ月ぶりくらいにシューティングをしてみまして、疲れたのかマッサージされながら試合を見ていたら居眠りしていました。前半のうちにヒートが10点くらいリードした気がしますが、ペリカンズが追いついていたね。何が起きたのかよくわからないので本日は雑感スタイルです。
寝る前にわかっていたのはペリカンズがケガ人祭りだということ。ロンゾ、イングラム、ハートのレイカーズから来た選手が全員アウト。酷いね。ザイオンと合わせて今シーズンの顔がみーんなアウト。レディックもアウト。
しかもスターターのフェイバーズが途中でリタイア。何が起きたのかは見ていませんでしたが、痛がっているのは観ました。途中から試合に出てこなかったよ。さらに同じくスターターのフランク・ジャクソンはスクリナーに悪い角度で激突されロッカーへ引っ込むと戻らず。わずか5分のプレーとなりました。5人のケガ人がいた試合開始時点から7人に増えたのです。
本日の題名は無名祭りですが、ホリデーとムーアくらいしか知られた選手がいないようなペリカンズです。
しかし、トランジション天国のペリカンズの良さは、誰もが自分の持つスキルで勝負できることです。オープンな状況が多いし、意図的に仕掛けるからNBAクラスの選手なら、そもそもが高い能力をもっているので、自分の力を示せればさ。
一方のヒートはドラギッチとウィンスローが不在でノーPGです。でもこっちはペリカンズとは全く違う理由で、同じようにそれぞれが自分の良さを使えばOKな戦術になっていて、それはフィズデイルと同じね。
無名祭りのスタートは今シーズン最大の衝撃を巻き起こしているケンドリック・ナンから行きましょう。
〇ケンドリック・ナン
39分 22点 FG10/19
本日も活躍したナンですが、いかにもヒートっぽいプレーになっていて、1on1気味の仕掛けからミドルを打っていくなんて普通のチームだとエースしか許されないプレーです。PGとしてゲームメイクするかシューターとしてエースを支えるか、ディフェンダーとしてエースキラーになるか、3択みたいなのが「エースではない」ガードなのに、そうじゃない形でスターターに入れるってのはヒートならでは。
バトラーもいる中で、連携というよりはハンドラーの交代制でチームオフェンスを構築しているから、ナンのようなタイプが活きるし、連携力を求められないから周囲との関係性はある程度無視して良い。選手の距離感だけは守ろうね。
バトラーとナン、2人のハンドラーで戦ったヒート。そんな事情と前に出てくるディフェンスのペリカンズという事情もあってバトラーが13アシストを記録しました。ブルズ時代2017年3月のバックス戦で14アシストを記録して以来の数字でしたよ。
特定のPGを使わず、ある意味エースすらも特定の選手に絞り込まないようなヒートのオフェンス。それがナンのような選手に価値を見出させてくれています。
〇タイラー・ヒーロー
32.5分
12点 FG6/12
3人目のハンドラーはベンチから6thマンとして登場してくるルーキー。こちらも強気なプレーぶりでエースっぽいムーブがお好きです。ただ、シューターよりなので無理せずボールを回るのも混じるのよ。
ヒートらしさはハードに頑張るディフェンス。シューターと違うのはガンガンにコンタクトするのを嫌がらないから。コンタクトしすぎるとシュートが乱れるのだけど、そこの強さを持ち合わせたいヒーロー。
ドラギッチと組まないことで苦労した印象ですが、それでもスティール速攻もあって自分が得点するパターンを複数持っています。
〇ダンカン・ロビンソン
30.5分
15点 3P3/6
3スティール
バトラーとナンが並び、ウィンスローがいないことでスターターになったツインタワーの名前を持つシューター。違う意味で有名でしたが、チーム事情がスターターの座をもたらしてくれました。
シューターは周囲との関係性と信頼次第で全く違う結果になるわけですが、実力を上げたというよりも2人のハンドラーによって生み出された感じの活躍。ただ3スティールってのが重要で、個人勝負にフォーカスしてしまうファイターが多い中でローテーションやギャップを埋める動きが見事でした。ペリカンズのキックアウトはダンカン・ロビンソンによって封じられた側面があったのでした。
〇ケンリッチ・ウィリアムス
39分 7点 3P1/6
5リバウンド 3アシスト
ケガ人だらけのペリカンズでスターターのチャンスを掴み、鼻息荒かったブルファイター。1Q途中で激突によりロッカーに下がるも戻ってきて39分プレーしました。見てのとおり、大したスタッツは残していませんが、その気合を買ったようなプレータイムです。
何が良かったって特筆すべきことは気合くらい。だけど、一応いろんなことが出来るわけで、こういう選手がNBAとGリーグで経験を積んでPJタッカーみたいになることも否定できません。ペリカンズはこういう選手を連れてくるの上手だよね。そうならざる得ないというか。
気合のハードワークを欠かさず、ディフェンスを磨き、3P35%決まるようになれば重宝される可能性もあるわけで、こんな時に頑張ってもらいたいものですし、ジェントリーも割とお気に入りな様子です。
〇ジャクソン・ヘイズ
23.5分
12点 FG6/6
2ブロック 3ターンオーバー
ビッグマンが軒並み不在となったことでヘイズにも出番が増えました。エマージェンシー。さすがのドラフト指名選手はゴール下でのダンクでパーフェクトFGに。高さを使ってのブロックショットもあり才能を感じさせてくれるとともに、3つもターンオーバーしてしまったまだまだ経験不足な一面をみせてくれたのでした。
そういえばオカフォーもいなかったわけで、ヘイズの方がシュートまでがシンプルで良いのだけどね。1on1よりもワンステップでシュートに行ける方が優秀なトランジションオフェンスだからさ。
〇ニコロ・メリ
28分 3P3/7
10点 5リバウンド
3アシスト 3スティール
完成度の高さを見せているのはメリ。ちょっとフィジカル負けしたりといろいろあるけど、そこは慣れでなんとかなるでしょうから、しっかりと自分の役割を果たせることの方が大切。
3Pだけでなくオールラウンドに数字を残したことで、次の試合はスターターになるのかな。
こうして無名たちがチャンスを活かして戦っていく試合となりました。試合はヒートの方がもちろん優勢。そりゃそうだ。しかし、何だかんだで追い上げてくるペリカンズがいて、思ったよりも苦戦することになったのでした。
〇ニキール・アレキサンダー・ウォーカー
27点 FG10/18
3P6/9 3アシスト
接戦となった理由はNAWの素晴らしいパフォーマンス。リードを奪ってもベンチから登場するNAWが追い上げてしまうのでした。正直、ロンゾよりも上な感じがプンプンしており、ケガとか関係なくNAWを使えよってね。
とはいえタイプ的にはホリデーなので、将来的にはロンゾとコンビを組むことを考えていそう。その時までにロンゾがどんな選手になっているか次第かな。
アウトサイドから決めていくNAWですが、本領はドライブしてからの伸びやかな動きだと思っているし、ディフェンスでしょって感じです。要するにSGAをイメージしてしまうわけだ。どんな方向に進むのかもわからないので、ただ楽しみに待ちましょう。
こうやってベンチメンバーで追い上げていったペリカンズ。なかなか勝負を決めるリードにできなかったヒート。試合を決めたのは無名選手のハードワークでした。
〇クリス・シルバ
14分 9点 8リバウンド
3オフェンスリバウンド
いまやヒートの主役はバトラーとアデバヨなのですが、18点、14リバウンド、4アシストのアデバヨがベンチに下がったときに繋ぎで登場した知らない23歳のビッグマンが、オフェンスリバウンドに食い下がることで、突き放せないでいたヒートに決定的なリードをもたらしてくれました。
さらに守ってもホリデーの動きにまでついていく機動力と、どこにでも顔を出す運動量で見事にアデバヨの代役を務め、というかプレータイムが限られている中でハッスルしたからアデバヨ以上に目立ち、試合を決めました。
シルバの動きが決めた本日の主題
14分のプレータイムながら、その間の得失点差が8点と明確なリードを生み出してくれたシルバ。正直ヘタクソ。わかりやすくヘタクソ。だけど、超動ける。特にオフェンスリバウンドで光ったのが、フロアに倒れこみながら何とかボールを得て(ディフェンスの股下を通して)ダンカン・ロビンソンにパスを出すと、そのままキャッチ&シュートに行きました。
このリバウンドが倒れこんだサイドと逆にこぼれるのですが、既に立ち上がっていたシルバは、そのまま逆サイドの争いにまで参加し、ボールを奪ってしまいました。そしてバトラーにパスして3P。このプレーが決定づけた試合だった気がします。
20番メリの3倍くらい動いていそうなシルバ。アデバヨがベンチに座る時間に最適なビッグマンが登場したようなヒートでした。ちなみにヒートも実質的に8人ローテ。その中に食い込んできた無名のハードワーカーなのでした。
◉ネームバリューはケガをして無名が台頭する
健康って大切ですね。元気なシルバがプレータイムの長いアデバヨを凌駕するわけで、今やベンチの層は重要です。ケガ人だらけになっても出てくる次の選手達。
難しいのは連携の高いチームだと、こうはいかないわけです。ベンチはベンチ。ジャズはトニー・ブラッドリーがコートに立ったら崩壊気味だったように1人でバランスが崩れてします。
ヒートとペリカンズはそう簡単には連携で崩れない。連携が少ないからね。その代わりにハンドラーになったら全く役に立たなかったETムーアがFG7/19でした。FG50%、3P40%オーバーしていた頃は「消える動き」とそこに出てくるパスってのがポイントでしたが、発揮するための連動性がないのが本日です。
これでヒートは9勝3敗だとさ。出来過ぎでしょ。出来すぎ。表面的にはバトラーが加わったチームにナンという新生が登場したわけですが、本日の感想は
アデバヨが支えるチームにシルバが加わった
なのでした。
ダンカン・ロビンソンは験担ぎとしてスパーズが獲得してはどうかと冗談で思っていたのですが、今シーズンの3Pの確率とチームディフェンス能力を見るとバータンズの代役として本当にアリなんじゃないかと思えてきました。
まあ契約の関係ですぐには無理でしょうけど。ヒートも簡単には放出したくないでしょうし。
観る試合無い時はCHAなんてどうでしょう
モンクがしっかり活躍してPT貰ってます。正直一番信頼できるプレイメーカーです
あとDFとハッスルで勝負所で貢献するコディマーティンなんかも良いです(MKGどこいった?
ホーネッツにしようか悩みましたがニックスに飽きたので。
スパーズもシューター好むようになったので、有り得ない話ではなさそうな。でもガードが豊富なので、サイズ欲しいですね。
ここまで、シーズン最初のメンバーが目まぐるしく変わるとは予想着きませんでした。レイカーズ組どうしたの・・・ある意味ルーキーには経験を積む大チャンスなのですが・・・まあ、ペリカンズはこれからのチームなので救いなのですが、ザイオン戻ってきてもその先が予測不能すぎて不安です・・・でも試合は見ていて楽しいからゆるす(笑)
さすがにこんなに離脱するとチャンスも何も選手足りないのが普通なのに、若手がいるのがね!馬場もこっちの方がよかったかな!?
ヘイズは才能感じさせてくれますね。経験積んだ来季以降がかなり楽しみです。
まだそこまで一緒にプレーしてませんけどNAWとホリデーの相性ってどうなんでしょうか。今のところホリデーとロンゾがそこまで合ってるようには見えないのでNAWがホリデーと合えば良いんですけど…
ホリデーとロンゾが合わないというか、チーム全体が速すぎて合ってないですね。わかりやすくターゲットになるヘイズは起用しても面白いと思います。フェィバーズは働きまくりますが、周囲が狙えてないので。
レディックはどこ行った?
ペース速いチームのガードがホリデーとロンゾだとまずいってことなんですかね。
フェイバーズはホリデーとは良さげに見えますね、LAC戦とかほとんどこの2人+レディックでオフェンスやってました。ここ最近レディックには頼りきりです。。(笑)
単純にロンゾはハーフコートで何すんのか?ってだけですね。タメを作らないタイプなので、ホリデーに任せるならシューターにならないと。
みんな早すぎて、フェィバーズとホリデーの合わせくらいしか合わない、みたいな。
ヒーロー・ナン・シルバと若い新顔が皆MIAっぽいキャラなのが面白いです。
ドラギッチはシーズン中にトレードだろうと考えていましたが上位シード狙えそうならセカンドユニットの核としてこのまま保持しますかね?
NOPはチーム構成的にザイオン待ちの部分が大きいと思っているのでなんとも評し難いなと。
ドラギッチは安売りするよりも単調になりそうな状況を変えてくれる6THマンとしての起用は大切だと思います。
ナンに拘る必要はないし、バトラーと共存できるし、このチームにはベストな6THマンではないでしょうか。ウィンスローとの兼ね合いだけが課題かな。
ニューオーリンズ・ホリデーズですね。
ヒートはバトラーが目立たないのが良いですね。皆絡めてる。
それは全てのプレーがホリデーばかりって意味なのか、休みばかりって意味なのか?