予想通りドラフト前に決まったよ。
【レイカーズ】
アンソニー・デイビス
【ペリカンズ】
イングラム
ロンゾ
ハート
ドラフト4位指名権
21年1巡目(トップ8プロテクト)
23年1巡目交換権利
24年1巡目
25年1巡目交換権利
いやー、恐ろしいトレードだ。いろいろと悩ましい問題がありますが、サラリーバランスをとる必要があるNBAでは1対3+3つの指名権というのは珍しいし、これでバランス取れているのか謎
ちょっとおかしなくらい放出しているレイカーズなのですが、その前にトレードの成立した背景を考えましょう。
〇カイリーの離脱
まず、これが非常に大きかったと思われます。ドラフト指名権も豊富に持ち、テイタムやブラウン、ロジアーと交換要員も多いセルティックスなのですが、カイリーとの再契約が不透明になったことで動きにくくなりました。
もしもカイリーが残らないなら、現行メンバーでそのまま戦うのがベストな選択肢となるセルティックスなので、敢えてADに大きな対価を払う必要性がなくなります。
まぁ一方で現行のメンバーのままでカイリーと再契約というのも意味がなさそうなので、先に整理すべきだった案もあります。
ところで、セルティックスはドラフト前か当日に動く必要があるのですが、どうするのでしょうか。それ以上に動くべきなのがホークスなんだけどね。
〇ニックスの動向
地味に関係していそうなのがニックスの動き方。3位指名権を持っているニックスは指名権を売りに出していると言われています。その売り先にはペリカンズも含まれていました。
レイカーズには4位指名権がありますが、3位ならRJバレットかモーラントを指名できるのに対して、4位以降は揺れ気味です。今年のドラフトは弱いという噂もあって、魅力に欠けるわけです。
ノックス、ニリキナをはじめとして若手の交換要員もいるので、そこそこなオファーを提示できたはずです。そこはペリカンズの選択次第ではありましたが、ちゃんとオファーを出来るチームがあることはプレッシャーにもなります。
ただ、ADクラスの選手にしてはイマイチ人気がなかったのも事実で、セルティックスとニックスくらいしか具体性がなかったわけです。もちろん陰で動くチームはあったでしょうが。
実はホークスが狙っていたらウケるけどね。
〇リッチ・ポール
もっとも苦しそうな理由がコレ。レブロンの代理人にしてADの代理人が同じチームになるように仕掛けたという話。
「レイカーズが動かなければレブロンはトレード要求」みたいな噂もありましたが、レブロンじゃなくてリッチ・ポールが暗躍しているんだろうなと。
典型的な選手の権力が強くなってしまった例になっていて、「レブロンのために」動かなければいけない雰囲気です。で、以前にその雰囲気で仕事していたと揶揄されているのがペリカンズのデビッド・グリフィン。
つまりさ。逆の立場になったグリフィンがリッチ・ポールの動きをすべて読んだうえで仕掛けた、というか成功させたトレードって気がします。プレッシャーをかけられているであろうレイカーズの弱い部分を突いたトレード。
イングラム
ロンゾ
ハート
ドラフト4位指名権
将来の1巡目×2つ
他のチームがこれに匹敵するオファーを出しているとは思えないし、イングラム+ロンゾ+4位指名権くらいで十分だったと思います。それに対して首を縦に振らないグリフィンと、動かないとプレッシャーをかけられるペリンカ。プレッシャーをかけられることを理解しているグリフィン。
いろんな意味でリッチ・ポールにやられたレイカーズって感じでした。
◉ペリカンズのこと
ホリデー
ソロモン・ヒル
ムーア
オカフォー
スタンリー・ジョンソン
フランク・ジャクソン
実質的にこれしか契約下の選手がいないペリカンズ。ランドルはプレイヤーオプションだけどザイオンがいるチームでどう判断するのか。
ここに若手たちを加えることになりましたが、一番の魅力って「3年目以降の若手たち」であることな気がします。やっぱり育成には時間がかかるので、2年間を省略して1人立ちしそうな段階で加えるってのは、チームビルディングでは役割をハッキリしやすくなります。
まだ良くわからないザイオンですが、オールラウンダーであり現代的なインサイドを使う選手として機能するのはハッキリしています。一方で4位指名権を売ろうとしているくらいなので、若手を増やし過ぎると育成しきれない面も。
そもそもザイオン向きっぽいオフェンスシステムの中で、PGだけどパス中心で速攻を繰り出せるロンゾはザイオンを引き立てる役割に向いていそう。
ホリデーが主役だからロンゾは悪くないし、ベンチから両方の役割をハートがやるわけです。復帰時期わからないけど。ペイトンとは再契約したほうが良いと思うよ。
個の能力ではスーパーとは言い難いけど、全員がプレーメイクするようなチーム構成にするには突出しない選手を合わせていくって意味では良い感じかな。
そこにイングラムをウイングに置くわけです。ここは難しいラインなんだけどね。イングラムにはクリス・フィンチ流のオフボールカットをムーアから学んでほしい。自分でプレーメイクするよりもフィニッシャーになった方が未来は明るい気がするし。
つまり成否をわける1つ目のポイントは、ガードの多いペリカンズがイングラムの役割をどうするか。ってことです。ボールをいっぱい持たせることになると、ザイオンがいるだけにバランスが悪くなります。ウイングに出来ないなら価値がある間にトレードしたほうが良い。
一番の特徴になりそうなのがディフェンス。誰もがプレッシャーディフェンスを出来れば、リバウンドにも参加できる体勢ってのは現代的。サイズと運動能力もあるロンゾがよりディフェンスの中核になれるなら。イングラムもね。
総じてペリカンズはポジティブ。レブロンの契約が切れたころにチームは仕上がってきそうなので、非常に楽しみな未来が待っています。ただし、いつだって内部崩壊の魔の手はあるので、ニューオリンズという土地柄も含めて焦りすぎてはいけない。
注目の若手チームだし、コーチ陣はしっかりと指導することが出来るでしょうが、そもそもレイカーズで噛み合っていたとは言い難いので、ウエストで勝ち抜くには役割定義とチームワークを発揮することが出来るかどうか。焦らずに考えましょう。
そして24年の1巡目を手に入れているのは憎たらしい限りです。レブロンがいなくなった後のレイカーズが順位を落とした場合に、上位指名権に切り替わっている可能性があります。2つのスワップ権利も同じ。
そのころザイオンは5年目を迎え、ペリカンズは優勝を念頭にしたチームつくりをしているはず。サラリーの安いルーキー契約で優秀な選手を獲得するってのは重要な要素なのでした。
◉レイカーズのこと
どう考えても出し過ぎなレイカーズ。ただし、イングラムから始まり、ロンゾ、ハート、クズマの全員を残せるかは不明だったので、大物FAを狙うこのオフを考えれば若手の整理自体は必要でした。
ただ、その意味で「残ったのがクズマのみ」ならば、そもそもこの1年間は何だったのか?
切ってしまえるくらいの将来性であり、成長率ってことならば、そして結局は「戦術レブロン」にするならば初めからそうすればよかったじゃないかと。
プレーメイカータイプではないクズマのみが残ったということは、当初目指していた「複数のプレーメイカー」によるオフェンスコーディネイトを諦めたことに。ADもプレーメイクしないからね。戦術レブロンとしか考えられない変化です。
またも1年間を無駄にしたような動きになってしまったことは若手を育てられないチーム事情を明確に示してしまいました。チームプランが足りないから、若手が試合でやるべきことを伸ばせていないってのは、ハイライトだけなら同じプレーをしているディアンジェロの成長が示していることでした。
レイカーズは多くの選手を手放したことで、契約下にいる選手がレブロン、AD、クズマ、ワグナーくらいになります。本当に1からチームを作り直すことになりました。再契約してくれそうな選手は多いですが、長期的に意味がある選手が契約してくれるかどうか。
ということで、完全にチームを作り直し、かつ戦術レブロンになるので、誰が良いのか論争がスタートします。個人的には大物を狙わずにグッドプレイヤーを揃えるべきだと思いますが、ビッグ3に拘りそうです。クリス・ポールを狙えよって思うけどな。
続きは次回にしよう。
そしてレイカーズは将来のドラフト指名権を安売りしすぎです。このパターンはロケッツ流ですが、嫌われ者ペリンカ問題が大きくクローズアップされる可能性も。もっとも、そんな事態になったらペリンカはフロントにいないでしょうが。
誰かショーン・マークス呼んできて!!
やっと今後の結果はどうであれ、ぺリファンとしてはAD問題が決まって良かったです。まあ、予想どうりのトレードメンバーですが一順目指名権が多いのがうれしいですね。未来志向のぺリカンと来期から勝負のレイカーズ対照的で楽しみです。
ランドルが残ってくれたらほんとなんちゃってレイカーズになってしまいそうですが、ペリカンでのびのびやって更に成長してくれたら嬉しい限りです。ロンゾと被りそうですがペイトンも再契約希望です。
最後に4位指名でボルボルなんてどうでしょうね?
トレードの駒に使われるかもしれませんが・・・
完成度低いルーキーの中でも、さらに怪しそうな選手は指名しにくいでしょうね。
4位と来年の指名権とか交換したら面白いかもしれません。
当初のグリフィンの狙いは
①オールスター
②オールスターになる素質をもった若手
③1巡目指名権2つ
と報道されていて、現在、②に該当するであろう若手2人と指名権3つ獲得出来たのに驚きを隠せません。4位指名権を売りに出しているそうなので、予定通りオールスターを狙いに行く可能性があると思うのですが、誰を狙いに行くと思いますか?
4位じゃオールスターをとれないでしょうから、イングラムと抱き合わせかと。
そうなると、それなりにフィットするウイングが欲しくなります。
デローザンくらいしか売りに出されていない気も。
イングラムを追いかけて来季からペリカンズを追いかけようと思うのですが、ロンゾ&ザイオン&ジェントリーのアップテンポな展開には期待してしまいます!
一方で言及されているようにイングラムの役割が確立できるか不安で不安で…4位指名権と抱き合わせでスター選手とトレードもあるんじゃないかとビクビクしてます
レイカーズはなんというかレブロンを取ってしまった時からなんとなく不安はありましたが、いざこうなる時がくると辛いですね〜
リッチポールのくだりはなんか凄くしっくりきました
イングラムはポジションもですが、育成も何が適しているのか難しいですね。
自由にいろいろやらせるべきか、役割限定で必要な能力を集中的に伸ばすべきか。
ネッツにでも渡しますか!?
サンズファンです。
7位指名権
TJウォーレン
↑↓
4位指名で
モラント欲しいですが、メンフィスが指名の噂ありますね、、、
イングラム云々は非常に同意です。
左手のフィニッシュ、スリー磨いてフィニッシャーのウィングならないと勿体無い感半端ないです。
レイカーズはレブロンのタイムリミットがあるとは言え、大盤振る舞い。
まだスター獲得を狙ってるそうですがスカスカのロスターになってしまいそうな予感が漂ってます。
ケンバとかジミーとか中学生の妄想にしか見えず、実際メディアのゴシップもあるんでしょうけど…
whynotさんは誰を連れてくるべきだと思いますか?
カイリー
カイリー「ブルックリン行きたい」
管理人「カイリーいらない。デュラント欲しい」
モラント残っているなら、そのままペリカンズがもっていくかもしれません。
実は八村が適していそうなのですが、ホークスとトレードダウン交渉でもするかもしれない。
そうしないと、イングラムと抱き合わせは現実味がでてきますね。
レイカーズファンとしては大満足です。
将来を見越してレブロンを慕うディアンジェロを連れ戻したら面白いと思うのですがどうでうかね?戦術レブロンにハマるし、レブロンにリーダーとして活躍してくれればなんて夢をみてます。
ディアンジェロってレブロンを慕っているんですか?
プレー的には良いと思いますが、レブロンとケンカしないかなぁ。
決してシュータータイプではないので、そこが心配です。
NOPは外のあるウイングがいないとオフェンスにならないと思うんですよ
だからWASのビールとか狙えないもんですかね
皮算用ですが
4位とイングラムに、WASからは3つも2巡目もらってるのでこれ全部つけちゃって
でサラリー会わせにソロモンヒル、引き取り代で1巡ひとつぐらいで駄目かなあ
それは悪くないトレードかと。あとはウィザーズがGM決めてくれないと!
マサイ・ウジリにモーションかけているらしいので、簡単には決まらないでしょうね。
どっからどうみてもペリカンズの勝ちトレードだし、ペリカンズのロスターの方が魅力的。レイカーズは面白そうなバスケをするようには思えない。
と、某ヤ○コメで言ったら殆ど全部badでしたね笑。
まぁそこではリテラシーが低いなんて事は言いませんしどうでもいいですが(思ってるけど)、レイカーズに対しては色々言いたいトレードですね。
自分は幸いレイカーズファンでは無いですが、こんなにも未来を捨てて良いのかと。
来シーズンはペリカンズより上にいなきゃ暴動もんですよねレイカーズ。
レイカーズをしっかり見ているファンは、少なくとも手放しで喜ぶようなトレードではないと思うんですよね。
なので、ヤフコメの世界は違う世界なんだと思っています。
マニアとライトってわけじゃなくて、意見を言いたい層が違う感じ。
放出した選手はともかく氏名権は出し過ぎなレイカーズ。レブロンが去った後もAD中心に組めるようリスクヘッジするべきだった。
レナードいなくなっても、のラプターズとはそこが違うかな。
いやー、ロンゾのシュート力はクソだし、イングラムも低fg%ディフェンスザルだったので、レイカーズから消えてくれて本当に良かったです。
指名権は渡し過ぎな気はしますが、クーズマ残ったし。
いや、イングラムは50%近いFGで、ウイングとしてはかなりの高確率ですぜ。
ディアンジェロがネッツで花開いたように、3年目くらいから改善するケースも多いので。
でもロンゾは打ちすぎ。単に打ちすぎ。3Pしか出来ないパターンが問題なのだけど。
レイカーズはPGとるなら、ファーストオプションになりがち(SG気味の)カイリーやケンバより、点が取れるプレイメーカーとしてクリスポールのほうが意外と面白いなーと思う。
トレードでコストはバカ高いですが。
クリス・ポールは是非!
って感じですが、ロケッツに対価を払える要素を全て捨ててしまいましたからね。
せめて4位が残っていればクズマ+4位ってのはあった気がしますが。
となると、若手から引っ張ってきたいのですが、
点が取れるプレイメーカーって簡単に言いましたが、考えてみるとそれができるのってリラードみたいなエリートガードだけなんだなぁ。
それを加味してざっと考えると、ブログドンが奇跡的に安値で手に入ると最高です。
ロンゾ/ホリデー/イングラム/ザイオンというラインナップだとストレッチ5を加えて2年前のレイカーズぽくするのが強そうな気がしてしまいますがどうなんでしょう、コーチ陣とフロントがしっかりしてさえいれば20-21シーズンにはなかなかいけそうな気もします。ホリデーを手本に出来るハートも面白そう。
レイカーズに関してはあとはロールプレイヤーを揃えていくのがいいと思ってますが、しばらくオフの行方を見守らないとまだなんともですね(心情的に時間が欲しい)。
レブロンのチームなんてデータとか関係ないですよ
どうせ彼のやる気と体力次第ですから
今年で16年目のキャリア?ですからね王様バスケ今さら変えられないでしょう
考えるだけ無意味かと笑
恐ろしいトレードですね。
ADが来年LALと再契約してくれない可能性はないのでしょか?年老いたレブロンだけ残るようなことにならないといいですが
どう考えてもレイカーズ焦りすぎかと。もうどうせ来季に賭けてるなら多少高額でもストレッチビッグ、3&Dウィング、ブログドンとロンドで、ひたすらレブロンとADに任せるべきかと。
対してペリカンズはしてやったり。クズマを出したくないレイカーズをうまく揺さぶり、とるだけとったなと思います。
一番面白い材料が揃ったと思ってます。ガードが多い分イングラムは難しいですね。
ザイオン、モラント、バレットに続く目立った選手がいないなかで今年の4位権は格付けが難しいですね。イングラムと抱き合わせでもスーパースターは取れなさそうです
ザイオンのルーキー契約がある内は大丈夫という気持ちは捨てて
ニューオーリンズという土地柄も考えて、本格的にザイオンが化けそうな3年後が勝負かなと
まあ未来の氏名権もあるのでレイカーズほどは急がなくてもいいかと
ADのトレード内容を調べた時に、たまたまこのブログが検索で出てきたので、読ませていただきました。
今見ると、本当に面白いですね。
正岡民って本当に存在するのだなと思いました。