2019プレーオフ ブレイザーズvsウォリアーズ ゲーム4

ブレイザーズのシーズンは終わるのか。

「かつてのウォリアーズ」らしいかというと、別にそんなことはないけど、カリーがデュラント並みに働くからデュラント要らないじゃん。

ウォリアーズがちょっと変わっているのは3P時代に、3P打てない選手が多いこと。それはスクリナーしたり、リバウンドに絡んだり。デュラントとは違う役割なのだけど、それだけじゃなくてアウトサイドに広いスペースを生み出す事でもあります。

そこをスプラッシュが利用するのが「らしさ」ではあるし、そこに限れば、極めて「かつて」って感じな訳です。ただ、どうしても疲労困憊なブレイザーズが目立っている部分も大きくて、特にゲーム1はもう。。。あれで勝っていれば全く違っただろうけどね。

◉「かつて」

とはいえ、あんまり観ていないから、いろいろと不思議だったりもします。もちろんメイヤーズ・レナードの話。なんでスターターなんだよと。ジョーダン・ベルがレイアップ決めたけど、レナードがスッカスカだからじゃね。

一方でウォリアーズのディフェンスも結構なスッカすか。なんせイグダラまでいないゲーム4です。ノーガードの打ち合いみたいになって、その中でレナードとマッキーニーが得点していくっていう。

「えっ!?これってプレーオフなの。カンファレンスファイナルなの?」

と2年後くらいに見返したら疑問にしか思えないだろうね。お互いにスパスパ決めていくけどさ。ディフェンスの良さで勝っていたような気がするんだけどなぁ。

そしてケガもしているリラードは、セカンドラウンドから続くお疲れモードを引きずっている様子。ひょっとしたら噂異常に何かがあるのかもね。トンプソンのディフェンスに苦労する以上に、まったく動いていません。

早い展開の中で打ち合っており、結構な「かつて」っぽいこともあって、あまり書く事がないので、ブレイザーズの今シーズンのイメージに少し触れましょう。さようならではないよ。

◉ウォリアーズらしさ

今シーズンは「ウォリアーズらしさ」を随所に感じさせるブレイザーズでした。1番はPGターナーによるリラード&マカラムのシューティングを活かした構成でしたし、そこにカリー弟とスタウスカスを加えた事で、シュート力を使う意識の高さがありました。

しかし、ターナーPGはちょっとばかり、どこかに消えたし、ベンチメンバーもトレードしたし。

それでもやっぱりウォリアーズらしさが所々で登場します。それはロールプレイヤーの活躍。1人ひとりは大した選手じゃなくても、それぞれの良さが出やすいし、出させるガードコンビでもありました。

マカラムとトンプソンの役割は結構似ているよね。ロールプレイヤー達は2人に「打たせる」ためのプレーをし、カリーとリラードについては「自由に」やらせるためのプレーと「パスを受けてフィニッシュする」ための動きをします。

どちらのコンビもシュート力を武器にしているけど、ロールプレイヤー達はそれぞれにあった役割をこなそうとするので、「わかりやすさ」と「相性の良い方に合わせる」ような事が出来るのかもしれません。

もう1つ似ているところは、「攻守で主役が違う」ってことです。ドレイモンドとイグダラが主役になるウォリアーズに対して、アミヌ&ハークレスが主役になります。

『元気な方が勝つ』という理論ならば、ベンチメンバーの活躍も大切だけど、スターターの中でプレーメイクというか、プレーの負荷をシェア出来ているのも大切です。

管理人はドレイモンドについて「スプラッシュあっての選手」と評していますが、ここまで分けてくれるのはシュートの部分で全てを任せられるオフェンスプレイヤーであることも大きく、そこはブレイザーズも同じです。

ただし、オフェンスの部分でアミヌの役割というか能力はドレイモンドから大きく離れます。だからこのシリーズで差を生み出しているのはドレイモンドだと思います。

そして、そこにはプレーメイカーとしてのヌルキッチの不在があります。ポストで起点になるヌルキッチのパッシングはブレイザーズに新しい武器をもたらしました。それは「リラード&マカラムを活かす」というわかりやすさだけでなく、「アミヌ&ハークレスを動かす」ような上手さもありました。

プレーオフにはいってからオフェンス面でハークレスとアミヌは消えていますが、その理由ってやっぱりヌルキッチの不在だと思います。それでもフィニッシュ力が高いカンターで補ってきたのは素晴らしいし、この試合はまさかのレナードのシュート力で補っています。

『元気な方が勝つ』っていうのは『ロールプレイヤーが働く』ってこと。

ウォリアーズに負けず劣らず活躍しており「ウォリアーズらしい」ブレイザーズだと思っているのでした。昨シーズンまでは強いスターターだけど、ここまでのロールプレイヤーの働きはなかったよね。

そんなレナードが1Qだけで14点です。どこの冗談だよ。ほら、そこのブレイザーズファンよ。管理人と一緒にレナードとテリー・ストッツに謝ろうぜ。

◉活き活きしているのはHC

不思議なのは、それでも2Qになるとカンターが登場することだよね。明確な使い分けがテリー・ストッツの中にはあるわけです。

しかしスティーブ・カーのベル、ボーガット、そしてルーニーの使い分けは理解出来てもエバンスが登場するのは理解不能です。フィル・ジャクソンの影響を受けたというカーの起用法は、ちょっとした適当さがあります。

カリーとリラードのいない2Qにベンチの主軸的な選手が登場する両チームの考え方はトータルでチーム力の維持なので似たような発想かな。しかし、ウォリアーズはシーズンで見限ったようなジェレブコやベルを長く使うのだから難しいよね。

「デュラントがいないから」理論で行くと、実はスプラッシュやドレイモンドよりも『らしさ』を発揮するのはスティーブ・カーな気がします。ちょっとした思いつきみたいなことを多く試し、運動量を保ち、後半になるにつれ優位性をもたらす。

つまり「もっともデュラントに頼りすぎているのがスティーブ・カー」なわけです。そういえば『頼るのが上手いティロン・ルー』なんてHCもいます。リバースやシボドーも同じタイプ。この『頼り型』とは一線を画すHCだけに、デュラントなんていない方がよいのかも。

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ところで、この記事は「ゲームレポート」なのかね?
試合内容には殆ど触れていないじゃないか。ゲーム7まで行ったら書く事がなくなるぞ。ゲーム7まで行くのか?

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お互いにしっかりとストレッチさせた中で、非常に上手くインサイドを使っていきます。運動量のウォリアーズがオフボールでフリーになって決めていけば、ブレイザーズは個人の突破なんだけど、その個人がロールプレイヤーっていう。

ブレイザーズが2点リードでリラードとカリーが戻ってきます。なお「カリー」はステフで「カリー弟」か「セス」って書きますので。

するとカンターとボーガットの部分をお互いに突破していきます。ポジションの悪いカンターをここまで使うかってくらい利用しているウォリアーズ。スピードのないボーガットで生まれる隙で打っていくブレイザーズ。カンターのミドルってのもさ。

そして一瞬空いたら決めてしまうマカラムとトンプソン。お互いに競りあう中で、再びレナードが登場すると連続3P。今日は何の日だ。もうウォリアーズを止められないから、振り切ってオフェンスで勝負しているブレイザーズ。これをナゲッツで観たかった管理人。

カリーが3Pにファールドローで取りかえしていくけれど、パスを出せなくて困って打つフローターすら決まるレナード。高すぎるサラリーを「重要な試合」でチャラにしようとしているぞ。チャラにするには50点とらないとムリだけど、50点取りそうなペースのレナード。

11点差まで広がった残り1分からウォリアーズはカリーの3Pもあって取りかえすけど、またもレナードが3P。しかし、リラードがレナードみたいなミスでクリアパスファールもしてしまい、フリースロー2本+3Pのカリーによって69-65と4点差になって前半が終わるのでした。

カリーは3P5/7で20点。決めすぎです。
レナードは3P5/6で25点。

「リ」と「レ」で大きな違いがあったはずのブレイザーズだけど、本当に信じられないパワーを発揮しているレナードなのでした。

◉不足し始める

働かないアミヌの3Pが外れるスタート。それって、もっとアミヌをフリーにする手段があるわけですが、レナードをアウトサイドに持って行くことで難しくしているのかな。

共にカリーとリラードに大きく引き出された後でパスを通されると、3対2や2対1を上手く決めていきます。ちなみに「当たり前」に思えるけど、1秒2秒の間なので簡単ではない。

ブレイザーズはシリーズ通して後半に失速しているので、踏ん張り所であり、リラード&マカラムの頑張り所です。まずはリラードが。続いてマカラムが連続3Pで再び11点リードにします。

ウォリアーズはカリーとトンプソンを中心にしながらディフェンスが寄ってくるのでパスを出しますが、ドレイモンドくらいしかゴール下を決めてくれなくなり始めます。さすがにマッキーニーが決め続けるならデュラントだってバーンズだって不要だったわけで。

しかしブレイザーズもアミヌだけでなくハークレスすらも怪しくなります。なんて、そんなに消極的なのかハークレス。

ルーニーやフッドが登場し、お互いにシリーズのベストメンバーにしていくと、少しずつオフェンスのリズムが戻り初め、あとブレイザーズはファールが多いというか、リバウンドを確保しきれないのでファールが増えます。

ということで、ウォリアーズはイグダラ不在が響き始めます。まぁ仕方ないです。さすがにイグダラまで不在だと、長くタフな戦いの中で個人で上回るポイントが少なすぎるし、ディフェンダー不足です。

本当はイグダラがいれば個人でリラードかマカラムを担当してくれ、ヘルプでも広い範囲を守ってくれます。強力なリムプロテクターではないけど、守備範囲の広さでフリーを減らしてくれる。

ただし、ブレイザーズもヌルキッチ不在が響き始めていて、オフェンスパターンが少なくなります。プレーメイカーが足りない。ちょっとターナーのマズいプレーが続いて切り返すウォリアーズ。

3Qはブレイザーズの8点リードで終わりますが、ラスト3プレーが全てターナーが決めていて良かった形でした。14点リードだったはずが。

◉集中!!!

4Qもターナーのミスパスから始まります。ウォリアーズはカリーの3P。そんなに決めるなよ。ロケッツとのゲーム3は何だったんだ。

しかし、ザック・コリンズがミドル&ワンにコーナー3Pで取りかえします。このプレーオフで大きく価値を上げた八村の同級生は、まだ信頼できないプレーが混ざるけど、光るプレーの率も上がってきました。

ウォリアーズは完全にカリーに任せるように。兄弟マッチアップで圧倒するカリー。攻守に弟の頑張りが足りていないブレイザーズ。

「負けたら終わり」なのでリラード&マカラムを戻すテリー・ストッツ。でも、これが決まりません。まぁここが決まらずに負けたなら諦めよう。

3Qと少し違ったのはルーズボールファールがウォリアーズ側に多いこと。ちょっとずつ遅れ始めているわけだ。そりゃあウイングが2枚も足りなければね。ただし、ディフェンスの足は動いています。

お互いに集中力は落ちていないので、頑張る気持ちが強くって簡単には突破出来ず、それぞれタフショットが増えていきます。

ちなみにブレイザーズはセンターをターナーにしています。レナードがアウトサイドだから、インサイド役をターナーっていうのは新しすぎであり、ヌルキッチの代役的な。

ちょっとウォリアーズが上回り始めたのはルーニーとクックが決めていくから。それに対してマカラムが外してしまうブレイザーズ。そしてカリーのドライブで残り4分半でウォリアーズが追いつきます。

ディフェンス面で差があったのは、レナードを守りながらもヘルプでブロックしているルーニー。オフェンスでもリバウンドを押し込み、半分温存されていた効果が出てきます。そのインサイドの頑張りがあって、ドレイモンドのロング2Pで逆転のウォリアーズ。

マークが集中するリラードがレナードにパスを出すと、ワンフェイクからステップして3P、とみせかけたフェイクでもう1人飛ばしてリラードへ。それに答えたリラードで再逆転。

さらに速攻でボールを受けたリラードは、後ろから猛ダッシュしてきたレナードに渡すと豪快なダンク!「レナードが豪快なダンク」とか笑っちゃうんだけどさ。

それを3Pで同点にするトンプソン。白熱した展開は残り1分でもお互いに譲らず、またもオーバータイムの恐怖に怯え始める管理人。スパっと終わろうぜ。

◉ノースプラッシュ!

カリーの3Pが外れ、時間を使ってリラードのロング3Pも決まらず。

ノータイムアウトでウォリアーズはカリーがドライブも止められると、コーナーに移動してトラベリング。疑いようのないトラベリング。同点だし、3Pに拘らなければ良かったのに。なお、追いかけていたのがレナードだから、まじでどうしたんだレナード。

ラストオフェンスはブレイザーズ。頼むから決めてくれリラード。

バックコートからドライブフローターのリラードのシュートはリングの上を跳ねて決まらず。ああオーバータイムへ。プレーとしては良かったよ。ほんの数センチが足りなかったし、セカンドラウンドがゲーム7まで行かなければ決まっていたとも思うのでした。

仕切り直してオーバータイム。問題はマカラムとトンプソンのシューティングです。どっちもいまいち。

フッドとトンプソンとレナードの3Pがどれも決まらず、ルーニーが押し込んで先制のウォリアーズ。この雰囲気でリバウンダーは必須の気がしますが、アミヌとハークレスを信用できないブレイザーズは、ターナーがインサイドでショートレンジで同点に。

全体的に主役達へのマークが強く、そこから上手く周囲が決めた方が勝てる雰囲気は、ナゲッツとブレイザーズのシリーズから続く流れです。ロケッツだけがイレギュラーだし、出来ないから負けた気もするし。

どちらのガードコンビニも得点が生まれず時間が過ぎていきます。トンプソンに抜かれたマカラムは、レナードが少し遅らせてくれた間に追いついて後ろから見事なブロック。

残り1分40秒で遂に決めたのはマカラムのミドル。しかしカリーの3Pが外れたのをマッキーニーがリバウンドで押し込みます。だからリバウンダーを使っているスティーブ・カー。そして全くオフェンスリバウンドをとってくれなかったデュラント。

決めれば勝てるウォリアーズのオフェンスは、オフボールでかわされてもすかさず次のディフェンスがスライドしてくるブレイザーズの見事なディフェンスに抑え込まれますが、ショットクロックがなくなった中でドレイモンドが値千金の3P。

これで残り40秒で4点差。急ぐ必要があるブレイザーズ。

ドレイモンドがパスカットするも、これがリラードの前に転がりレイアップで2点差。時間を使うウォリアーズはカリーのフローターが外れます。

残り10秒でドライブアタックのリラードは止められますが、アウトオブバウンズでブレイザーズボール。トンプソンの完璧なヘルプでした。

残りは3.3秒。最後のタイムアウトのブレイザーズ。ウォリアーズは2つも残しているけど何でだろ。

選択肢はリラード。流れながらのコーナー3Pは決まらず。見事なスイープで今シーズンもファイナルへ進むウォリアーズでした。

そしてオーバータイムのウォリアーズはスプラッシュブラザーズの得点はゼロ。カリー、トンプソン、デュラント。スーパースターズが誰1人として得点しなかったからこそ勝ったわけで、そもそもウォリアーズがもたらしたNBAの新時代。

「スーパースターの個人技ではなく、チームオフェンスの徹底に混じるスーパースター」

それをマネしながらも、リラード&マカラムに頼る形も捨てなかったブレイザーズと、頼っていたデュラントがいないウォリアーズのシリーズは、「かつてのウォリアーズ」の戦略的正しさを示すようなシリーズになりました。

確かにカリーもリラードも良かったけど、そうではなくてレナードのシューティングが重要になり、ドレイモンド、ルーニー、マッキーニーのリバウンドが上回った試合でした。

やはりブレイザーズはフッドではなくアミヌかハークレスを起用すべきでしたが、ここまでのプレーオフを考えればテリー・ストッツの選択を否定することは出来ません。そういう難しさと決断力が必要になったわけです。

だから、やっぱり「デュラントの不在」ってのは「スティーブ・カーを自由にした」という感想です。もちろん、イグダラすらもいない中で勝ってしまうってのは異常なチームですが、現代NBAは戦術世界ってことを示してくれたのでした。

あー怖い、怖い。

レナードに頼るラプターズと、チーム戦術徹底にヤニスが混じるバックス。どっちが勝つのかって話になるわけですが、この構図だと後者が強いでしょ。

そしてそんな後者を打ち破り続けたのがレブロン・ジェームスなわけで、デュラントには他のチームへ行って貰いましょう。リーグ全体の面白さのために。

2019プレーオフ ブレイザーズvsウォリアーズ ゲーム4” への16件のフィードバック

  1. 後者を打ち破り続けたレブロン

    これに破れたウォリアーズは個でもレブロンに対抗できるデュラントを獲ってきてしまったのが、反則ですよね。

    同じようにラウリーの不調、シアカムの萎縮という中で、レナードという強烈な個でなんとか勝ち上がってきたラプターズが粘るのか、MVPヤニスを徹だしながらも、あくまでチームで攻めるバックスなのか。

    ウォリアーズvsバックスの対決が実現したら、チーム戦術とタレント力が組み合わさり、HC・ACの采配の駆け引きも面白くなってきそうです。

    1. デュラントの賞味期限が2年だった感じもあり、そしてレナードにも同じ事が。

      リーグ全体が面白くなれば良いので、上手いこと各チームが必要な戦力を手に入れて欲しいです。昨シーズンまではマジックにデュラント派だったのですが、さぁどこが取るかな。

  2. カーの采配はたまに何でここでその人?って思ったりするんですが、そこが面白くてカーが好きな私です。今日なんてエバンス出しちゃいました。
    クレイを筆頭にしたあの2ndユニットをハンプトン5ならぬトンプソン5なんて揶揄されてたりしますが、第2Qの大半を多少リードを許してでもあのユニットでやり過ごしてしまうカーの度胸なのか奇策なのか信頼なのか。
    MIL戦ではほぼ確実に見られないと思いますけどね。
    うーんリラード…、しょっぱい結果になった。終盤はやっぱりリバウンドで劣勢だった感は否めないし、アミヌハークレス使うべきでしたねぇ。ヌルキッチ不在が勿体無かったPOR、いたら1つや2つは土つけられてたように思う。そしてオルドリッジが戻りたそうな目でこちらをチラチラ見ている気がしないでもない。
    最後にレナードごめんなさい。

    1. ガマン出来る良さはカーの特徴ですし、フィルタ・ジャクソンはチームが負けようが同じ選手を起用し続けたりしてました。たまにベンチの端にいる選手を起用するのも、同じ流れです。

      ただ、やっぱりチームが強いからこそ成功しているとも思います。その強さってディフェンスと速攻なので、バックスも似てます。
      ブレイザーズやナゲッツ、ちょっと前までのロケッツやセルティックスも似た感じですね。違うのは、まだカーほど大胆にはなれないこと。

      そして全く違ったのがレブロンでした。

  3. このシリーズはデュラント不在により、久しぶりにトータルバスケット(こんな言い方あるのでしょうか?)のウォリアーズを見た気がします。

    なかでもドレイモンドのキャプテンシーが光ってました。この部分もデュラントのようなスターがいることで暴走を抑制する部分もあり難しいところですが、今のロスターには良い作用をもたらしたシリーズになったと思います。

    個の力で比較するとMILのロスターなんか脅威に感じますが、レギュラーシーズンに抱いた三連覇への不安は少し解消された気がします
    これがデュラントが戻ったらどうなるか…

    デュラントがウォリアーズの優勝を難しくしている、という考えはありますか?

    1. もっと苦しむと思ったら、いろいろあっての怒涛のスイープでした。デュラントいなくなってカリーも含めて集中力が高まりました。すごい話です。

      ただ速攻のフィニッシュとか、やっぱりデュラントいた方が良い事も多く、1番の問題はレナードとヤニス対応でしょうね。
      クリッパーズのガリナリには苦労したように、ガードは守れるけどウイングを守れるかは分からない部分もあります。

  4. スイープではあったものの戦い自体は熱い試合が多かった気がします。今日の試合は3Qくらいまでプレーオフ感ゼロでしたが終盤のディフェンスやリバウンドには気持ちが入っていた。
    KD加入が、カズンズ加入が、と言われるGSWですがイグダラいなくてもこの強さですか。ファンではありませんが観ていて楽しいなと思ってしまいました笑
    ウォリアーズはベンチメンバーも隅々まで起用するからファンでなくともロスター全員覚えてしまいました。
    ここまできたらスリーピート見せてくれ。

    1. 本当に後半は素晴らしい内容でした。ブレイザーズは耐えきれなかったわけで、ナゲッツとのシリーズが悪い方向に出た部分もありましたね。

      時代を止めるのはヤニスかレナードか、それともNBAのルールなのか?

  5. 第2戦から、17点差、18点差、17点差を逆転されてスウィープ負けです。GSWも怪我人が居るわけだし、疲労や怪我の所為にしたくはありませんが、やっぱりリラードが働かないと勝てません。
    今日は久しぶりにシュートが入ったけど、後は全然駄目でした。TOは多いし、ディフェンスは全く付いていけないしね。2Qの最後なんてシュート決まらなくても9点差で終われたのに、不用意なTOで5点も献上するなんてあり得ないプレーです。結局このプレーが象徴するように何点勝っていてもミスから相手が一番得意でやられたくないトランジションで連続失点をして追いつかれての逆転負けです。まるでVTRを観ているようでした。おそらく、第2戦をきっちりと勝っていれば全く違った展開になっていたでしょう。悪くても今頃2勝2敗のタイだったでしょうね。たらればを言ってもしょうがないけどね。
    レナードですか、何点取っても不要論は変わりません。どんなにシュートを決めても対面からイージーシュートで失点するのでね。ペネトレートには反応も出来ない。スイッチした相手がシュートを完全に打ち終わってからの手をあげるだけのチェックなんてね。それもこれもウイングがどんなにフリーでもシュートを決められない。ヌルキッチとカンターは怪我だし、インサイドはそして誰も居なくなった結果ですので、スターターで使うのはしょうがないでしょう。でもクラッチタイムにまで出すのはどうかと思いますよ。
    良く守りに入っては駄目と言われますが、15点以上のリードでオフェンスを捨ててアミヌやハークレスで守るという戦略を試しても良かったのではないかと思っています。
    久しぶりに楽しめたシーズンだったのは間違いありません。アミヌ、カンター、フッド、カリーと契約が切れますが、誰と契約するのでしょう?契約が後1年だけ残るターナー、ハークレス、レナードと全とっかえしたいですね。

    1. レナードが何であろうと、それを使って成功させたテリー・ストッツは偉大です。長くチームを作ってきた底力を感じたプレーオフでした。

      が、ハークレス、ターナー、レナードは高給取り過ぎる・・・

  6. PORは色々足りませんがでも想像以上にPOで若手が使えることが判明しました。もっと早くからRSで試せてれば。
    KDがいないことで従来のオフボールスクリーン→無理ならまたスクリーンみたいな形に戻ってむしろ守りにくくなりましたね。KDが要れば守る方法は二種類LACが提示してくれてたんですが。
    まぁどちらにしてもPORにはビバリーいないですけど。
    PORは来シーズンはバックコートのディフェンダーを確保しなければこれ以上は望め無いでしょうかね。

    1. ブレイザーズは人によって足りない部分が違う意見になるので、どれも足りているし、でもスーパーじゃないだけかな。本当はターナーがもっと守れる想定だったはずなのに、気がついたらセンターになっていた!

      1. 何年も前からずっとターナーのせいだと思ってます。こいつの体たらくとサラリーが元凶ですね。自分としては頭数に入れてないです笑。

  7. PORはほんとお疲れ様でした。
    ここまでPOを盛り上げてくれて感謝しかないです。
    選手たちには素晴らしい経験になったと思います。
    来年も是非ここまでたどり着いてほしい。フルメンバーで見たい。

    出来ればもう一枚得点源が欲しいな。SF。ジョーハリスください。

    1. フッドが頑張れば良いのでは!

      アミヌじゃなくてドレイモンド的なパサータイプのウイング欲しくなってきましたね。

  8. ポートランドお疲れ様でした。

    そして見る試合がOTになる呪いにかかってしまった管理人さんもお疲れ様でした。

    ナゲッツ対ウォリアーズは来年の楽しみにとっておくとして

    ポートランドはナゲッツとやり合えて勝っただけ凄いと言えるし、もうそこが限界点だったとも。

    去年よりはステップアップは出来た感はあるし、『ウォリアーズに勝つためのシーズン』では、まだなかったような。

    ロケッツよろしく『打倒ウォリアーズ戦略』を色濃くしたチームにするのか『ポートランドらしさ』をより一層、濃くしていくのか。

    後者を選びそーですね。FAとかサラリー管理とかあんまりうまくないフロントイメージなので。

    でもそれでウォリアーズに勝てるようになるのかなぁ…

    ロケッツやバックスぐらい振り切って考えた戦略ぐらいでないと、ウォリアーズは『数の力』で勝ちきっちゃうんだよなー

    まーなんにせ、色んな『ウォリアーズを倒す戦略』が出て来るのも楽しみの1つですしね。

    『チームオフェンスの徹底に交じるスーパースター達』は、まさにですね。

    『自分大好きっ子』代表のレブロン時代があり、それを凌駕した『チームオフェンスの徹底に交わるスーパースター達』のウォリアーズ

    KDは、果たしてどちらのタイプなのかなー(好きなのかなー)と、ここ数シーズン思っていますが、いまだによく分からんです

    KDさん ウォリアーズがスリーピートしたらしたで『4回目』狙うか狙わないかで考えるのん大変そー

    負けてくれたらそれを理由に他に行きやすいだろーけどさ。スリーピートしちゃったらね…まーなったらなったで、KDの考えがわかるので、夏になれば分かる話ですし。

    KDがかつてのシャックのように『優勝請負人』として、新たなチームを作り出すのか 

    はたまた『更にウォリアーズ化して、最強の都合のいいロールプレイヤースーパースター』になるのか 変な日本語

    ところでカズンズの来年の就職先はどこになるんだろー

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