2019/01/27 セルティックスvsウォーリアーズ

カイリーってウォーリアーズ戦好きだよね。

◉研究しているはず

ブラッド・スティーブンスが「今のウォーリアーズは73勝した時よりも良い」と発言していましたが、そんなに試合を見る時間があるのかね。リップサービスなのかな。
しかし、試合をしっかり見ていたというくらいセルティックスは鮮やかにディフェンスを攻略していきます。両コーナーに大きく開いた陣容から、ど真ん中があいてのホーフォードなどしっかりと準備してきたとしか思えないオフェンスパターン。

一方で簡単にカウンターを食らいます。ど真ん中で空いてしまうクレイ・トンプソンってのは何なのか。そしてカリーがもっていってデュラントへアリウープ。対策を講じているとは思えないね。
そしてウォーリアーズは例によって序盤はカズンズのポストに預けて見事なバックドアパスをもらったりしてさ。「序盤は(だけは)カズンズ」ってのが定着するのかもしれません。といっても、早々に交代させるのでワンポイントエースって感じです。ところでマッキーニーって完全定着なのかね。補強しないのかな。

思えば1年前はデュラントを消してしまったジェイレン・ブラウンによって「カイリーvsカリー」のハイレベルバトルにして、そこがお互いの弱点みたいな戦いになっていました。しかし、本日は気合いが入っている様子のデュラントがターンミドルシュートでウォーリアーズが追いつく1Qです。
デュラント&トンプソンで18点。その他で4点というスタート。あまりにもトランジションへの対応が甘かったセルティックスでしたが、ディフェンスそのものはスティールからの速攻が多く、非難するほどではありませんでしたが、その速攻がいまいち決まらないのでした。

◉カリーさんの爆発

1Q後半がデュラント&トンプソンだったウォーリアーズは、カリー&カズンズにしてイグダラとグリーンがパサー役になります。すごいスペーシングしている2人だから狙っているのは2on2みたいな。
カリーがドリブルからパスを出して、スペースに動いて打ち直すよ。シュート力がないと意味がないオフェンスだけど、カリーが4連発で決めるし、カズンズの3Pにべインズがファールしてくれるし。

一方でセルティックスは悪い癖が出てきます。1on1しかないオフェンスに。それをブラウンとモリスが決めたから点数的には何とか。でもパスをしたそうなブラウンなのに、出す先がないから1on1っていう。
ここで再び1年前の話をすると、1on1が多いってのは今に始まった話じゃないんだよね。ただ、ディフェンスを観ての形が多くて、弱い相手を攻め立てていたよね。今ならカリーへのフィジカルアタックを狙うべきだけど、その雰囲気がないから、攻守に効いているカリー。カリーに合わせるリビングストンとルーニー。

そんなわけで徐々に差が開いていきます。チームオフェンスと個人オフェンスと。でも、多分この問題はオフェンスじゃなくてセルティックスのディフェンスにあるんだろうね。スモールラインナップ合わせで崩されまくっていては話にならないのでした。
今度はイグダラの突破に合わせたカリーのカッティングレイアップだ。カリーを止められないだけなら良いけど、カリーを止められないからチームオフェンスが滑らかにされているのは最悪でしたよ。なお、カズンズはファールトラブルの通常営業です。

スターターが戻ってくると、このディフェンスの部分が改善します。カリーに簡単には打たせず、ならばデュラント勝負になるけどミドルが決まり続けるってことはないし。
インサイドへのあわせのパスもやや雑になるというか、雑にさせたことでオフェンスを停滞させることに成功すると、オフェンスではカイリーが1人で得点を続け、オフェンスリバウンドを押し込むプレーまで出てきます。
イグダラが完璧に止めたのに、苦し紛れのタフミドルまで決めてしまうカイリーによって、何とか互角の展開に持ち込めたセルティックス。でも、まぁ、これをするためにも守れるかどうかが大切だと思うんだよね。

前半はカリーの爆発もあったのに、追いつかれたといえるウォーリアーズ。じゃあディフェンスが崩壊していたかというと、そういうわけでもない印象です。しかし、苦しいシュートも決められてしまった。
デュラントが活躍しようが、ブラウンが返そうが、全ての内容を無視してカリーvsカイリーに巻き込まれてしまうような対戦カードです。

◉タッチ・カイリー

後半開始もカズンズを使うトンプソン。スクリーナーとして活用して2人の関係で次々にシュートチャンスを作っていきます。どうやら最も相性が良いのはトンプソンな様子。そしてミドルに3Pを決めると、恒例のイリーガルスクリーンでカズンズはベンチに下がります。オフェンスリバウンドを押し込むルーニーだから働き的にはそこまで違いはないけどね。

一方でセルティックスのオフェンスはカイリーのパスから次々にシュートを決めていきます。タッチパスでテイタムやホーフォードに打たせればドライブからモリスへ。テイタムの3P連発もあって互角に渡り合います。
カイリーがボールタッチすれば、それだけでオフェンスになる状態に。苦しいのか、苦しくないのか何とも言えないけど、スムーズなオフェンスが展開されます。

カイリーがレブロンに電話した話があったじゃないですか。「昔の自分を反省した」的なやつで、それ自体は良い話なんですが、良くない部分はカイリーが「セルティックスの若手たちが自分勝手で困る」みたいな言い分だってことです。
内部事情がわからないからコメントのしようがないのですが、このチーム状況を考えると「もっと自分がやることについてこい」的な意味合いにも思えてくるから難しい。
それはそれでカイリーのワガママなんじゃないのか。でもワガママを通したほうがオフェンスは上手くいくよね。ってキャブスのレブロン状態じゃないか。

カイリーがベンチに下がるとわかりやすくオフェンス力が落ちたセルティックス。システムの中でボールムーブするけど、結局はボールを止めての1on1みたいな。
だったらまだテイタムにやらせろと言いたくなるけど、迷った感じでいくヘイワードで失敗を繰り返し、テイタムはドライブから&ワン。一時期はヘイワードパターンで上手くいきそうだったのにね。

オフェンスでは苦しんだものの、守ってはデュラントキラーのブラウンが連続で止めていきます。ディフェンス優先でチームを構成したほうが良い匂いしかしません。
最後はそのデュラントを止めていたブラウンなのに、なぜかチームメイトはインサイドでルーニーをフリーにしてダンクを決められ、ウォーリアーズが6点リードして4Qになります。
ここまでのところ、カイリーのオフェンス力で戦い、ベンチに下がるとブラウンのディフェンス力で戦っているようなセルティックス。
それは裏を返せば、そんな個人の戦い方にハマりやすいウォーリアーズ。「とりあえずデュラントを止めておけ」と「カリーにはオフェンス力で対抗しろ」みたいな。

終盤にカイリーvsカリーになるとしか思えない戦いは続くのでした。さぁどうでるディフェンスのスマート&トンプソンでもあります。

◉カイリーvs

4Q開始はトンプソン&カズンズにするウォーリアーズは2人の関係からフリーになったリビングストンのダンクなど、良い形を生み出しますが、肝心のトンプソンがシュートを決められません。シュートが決まることが前提にあるオフェンスシステムだから、決まらないとどうにもならない。
セルティックスはカイリーとホーフォードがそれぞれ個人技で得点していき、逆転に成功します。

残り8分で早くもグリーン以外のスターターを戻したウォーリアーズ。苦しむと読んだスティーブ・カー。しかし終盤になってもカズンズってのはどうなのか。たびたびホーフォードがフリーになっていきます。
オフェンスではデュラント中心にします。なぜかマークがモリスに変更されたので、やりやすそうなデュラント。モリスの方がやりやすい理由は、パスを止めるディフェンスをしてこないので選択肢を増やせることと、スクリーンを使えばスイッチしてくれることです。
これで再びリードを奪ったウォーリアーズ。残り5分で5点リードになります。でも、今度はカズンズを狙ったセルティックスがカイリーの3Pで2点差にするのでした。要するにお互いにディフェンス戦略を失敗しています。ここでお役御免のカズンズ。わかりやすいな。

タイムアウトを挟んで、vsトンプソンで&ワンのカイリー。vsモリスでファールをもらうデュラント。
ハンプトン5にしたウォーリアーズですがミスマッチを使ったホーフォードのゴール下。フォーフォードから3Pファールを貰うデュラント。

そういう勝負になるのかと思ったら、カイリーから連続でターンオーバーを引き出したウォーリアーズがトンプソンの3Pでリードを得るも、しっかりと自分のタイミングでうったデュラントのミドルが外れ、苦しいオフェンスながらスマートの3Pが決まって、残り1分で同点になります。不思議なもんだな。

ここでカリーを止めたスマートでしたが、こぼれ球をひろったトンプソンがリングにアタックするとスマートがファールコールされます。ファールにはみえないというか・・・。
タイムアウト後のカイリーアタックは失敗しますが、リバウンドをカリーとグリーンが奪い合ってしまいエンドラインをわります。再びのオフェンスになったのに、意味不明に時間をかけたテイタムで結局失敗するオフェンス。何やってんだ。さっさとカイリーに渡せ。

ファールゲームに行くセルティックスに対してフリースローを2本外したグリーン。ところがリバウンドが自分のところに落ちてきて、すぐにカリーに渡します。ビビッてただろ。
このところ46本連続でフリースローを決めているカリーによって、残り6秒4点差になったのでした。

カイリーvsカリーにならなかったクラッチタイム。カリーに渡したグリーンと、カイリーに渡さなかったテイタム。まぁあんまり関係ない。
ちなみになんでフリースローシューターのグリーンがリバウンドをとれたのか。そこにいるはずのテイタムはリバウンドにはいっていたデュラントの腕を掴んでいたのでした。テイタムが悪いと言いたいのではなく、どうにもディティールが甘い今シーズンが続くのでした。

◉カイリーの限界で強い

ウォーリアーズ目線でいうと、なんでこの内容で接戦になるのかわかりませんでした。悪いと思わせる部分はなかったよね。
もちろん全てが良かったなんてことはなく、デュラントの4ターンオーバーとか、イグダラの1点とか。でも、そこまで非難するほどではないわけです。トンプソン&カズンズの時間に失敗というか、シュートが決まらなかったこととカズンズのディフェンスどうするんだ、ということ以外は許容範囲でした。

というわけで、32点10アシストのカイリー・アーヴィングにゆだねられたような試合でした。加えて、精彩を欠いていたホーフォードがFG10/15としっかり決めたことで、より怖さが増したのでした。
より重要なのは10アシストで、その中には4本の3Pにもつながっています。カイリー中心にしていれば、連動性あるオフェンスになっていったね。

ならば、カイリーのターンオーバーで負けたことを悔やんでも仕方ないわけだ。最後もシュートを外したわけだし、カイリーの限界がセルティックスの限界になります。
この限界点をウォーリアーズにあと一歩で勝てるくらいだと捉えれば、良い方向なのだろうね。でもさ、だったらディフェンス頑張ろうぜって言いたくなります。フィジカルに守れるモリスはともかくテイタムの意味あったのかな。

結局のところ、カイリー離脱しても強かった昨シーズンのセルティックスがカイリーの融合に困っているのだろうか。トレードデッドラインが近づく中で、カイリー中心のチームとしてプレーオフに臨むのであれば、何が必要なのか。
あるいは「もう1人の中心」になれる選手を求めるべきなのか。アンソニー・デイビスを執拗に狙うべきか、コンリーあたりに集中すべきか。ブセヴィッチがおすすめだけど、中心として並び立つには実績が足りないしな。

もう一枠にハマる選手を探しているウォーリアーズも誰を狙うか考えないとね。基本はバイアウト市場だから、時間的には余裕があるかな。特にこれといって欲しい選手像もないか。

開幕前はファイナルで戦うことが予想された対戦カードでしたが、今はあまり現実味がなく、それ以上にワクワク感がないのでした。


2019/01/27 セルティックスvsウォーリアーズ” への17件のフィードバック

  1. バトラー加入ですんなりワンランク上がったPHIのようには上手くいかないものなのね

    カイリー(と一応ヘイワード)抜きでCFまで勝ち抜いたBOSにカイリーが戻ってみれば
    ブラウンはスタメン落ちでロジアーも成績ダウン
    テイタムは貢献してることよりも終盤のエースカイリーの邪魔ばかりが取りざたされてすっかり迷惑キャラ
    CFまで勝ち抜いた時にステップアップした若手3人がこんな末路で終わるとはね

    1. プレーオフでのブラウンとテイタムの活躍っぷりをみると、この2人にどんな成長曲線を準備するのか興味がありましたが、あまり具体策がなくシーズンにはいってしまいましたね。それが延々と響いている印象です。2人も戸惑いがあるような。
      そんな部分も含めてカイリーの発言は気になるのでした。若手たちをどう扱い、成長させるのかという視点がなさそうなので。

  2. モリスのシーズン序盤のシュート確変もやっぱり続かなかったですね。まぁ、最初から信用してませんでしたが。

    テイタムは判断力が悪いというか遅いというか、周りが見えてないというか。1on1が悪いとは思いませんが、個人で突破できない時の次の手段までチームとしてどうするか考えてるんですかね?

    ヘイワードはもはや存在意味がない。

    アービングがディフェンス良くなったというか、意識レベルが上がったというか。
    この前の試合でもキャリアハイのスティールを記録しましたが、データ的にチームとしてディフェンス面でもたらしている影響はあるんでしょうか。

    1. カイリーのディフェンスは良くなりましたが、チームとして守れなくなっているので、あまり個人について言及しにくいんですよね。スティールなどで貢献できていますが、それはあくまでも個人の部分で、チームディフェンスじゃないので。
      相手からすると唯一の狙いどころがなくなったのですが、その割にはどこからでも攻めることが出来ています。

      まぁ昨シーズンもべインズのレーティングがよかったように、最後のリムプロテクター不足です。どうするんだろ。

  3. 内紛が起きてからカイリーへの傾倒が強まったように感じます。
    どっちつかずでガタガタだった内紛前よりは間違いなくいいのですが…。
    カイリー次第のチームじゃ優勝できないと思うんですよね、レブロンじゃないんだから。
    去年のチームにカイリーやヘイワードが噛み合えばと楽しみだっただけに融合を諦めた感のある今の状態は複雑です。

    1. 紆余曲折を経て辿り着いた形と思いきや、数試合後にはまた形が変化しているので、どうにも分析出来ないのが今シーズンです。
      未だに融合がなんなのか、ヒントもないんですよね。ロケッツみたいな形を望むのかどうか。

      カイリーがレブロンになる、というストーリーを作れるかどうか。なんせイーストにはレブロンがいませんから。

  4. 確かにカイリー中心のオフェンスで行くなら終盤はせめて、ブラウンとスマートをユニットに入れてディフェンスを強化したいですよね。テイタムはベンチユニットで得点を引っ張る分には良いと思うのですが、2点よりもFGが5本しかないヘイワードが効きすぎて。
    復帰してすんなりフィットしたカズンズが羨ましい、、
    自分を輝かせてくれた大学時代の恩師のもとでプレーしてるのに、フィットしないとは難しいものですね。。
    個人的にはカイリーの他に安定したシューターがいればと思うのですが、どうでしょう?

    1. シューターよりも、落ちたシュートを拾ってくれるルーニーが欲しいです。
      シューターが加わってしまうと、テイタムの意味がなくなってしまいますし。というか、テイタムにもっとオフボールムーブからのシュートを打たせると良い気がするのですが、どうしても止まってボールを持たせるんですよね。ブラウンなんか、昨シーズンの方が良い形でボールを貰っていた気がします。

      ジャズ時代より輝かないヘイワードってのは。。。

  5. 今のセルツは現実的に優勝を目標とするならばこれから実績を挙げてスタイルを確立していかなければならない若手が「主力」に多すぎると思います。
    カイリーの意見を忖度すると彼らにもっとロールプレイに徹しろといっているように聞こえるのですが、そうするにしては皆主役度が高すぎるというか。

    1. 若手は若手のチームにいたほうが伸びるってのは、多くの選手に言える話ですしね。
      カイリーだって「レブロンのいないキャブス」にいたからこそ、今の立場があるわけですし。

      テイタム&ブラウンでアンソニー・デイビス
      ってのも悪い選択じゃないのですが。

  6. マッキニーは怪我で離脱して戻ってきた後くらいから、シーズン序盤では決まっていた3Pが決まらなくなってしまっていますね。あのメンバーと一緒にプレーするには物足りないと感じてしまいます。リバウンドでは貢献できているけれど、そのあとのパス出すときに慌ててしまって、スティーブ・カーに良く落ち着けみたいなジェスチャーをされているのを目にします(笑)
    ちなみに主さんはマッキニーの代役というか、ウォーリアーズにとってのラストピースには現実的に誰が最適だなと考えていますか??

    1. バイアウト市場から調達するので、マッキーニーのところにはめ込む選手って難しいですよね。ホリデー長男とかトレードで狙わないかな。
      あまり候補が思いつかないので、常にトレバー・ブッカーと言い続けています。

  7. 管理人さんが仰るようにディティールが甘いの一言に尽きますね。
    序盤の速攻からの失点とDFの伝達ミスでフリーにした何点かがなければ勝てた試合でした。
    BOSはセカンドエースを明確にしないといけないですね。
    ロジアーもテイタムもヘイワードもパッとせず、だから主張も出来ない悪循環に陥ってる気がします。
    お互い譲り合ったりボールに集まってスペースを潰す場面が今シーズン通して多いので。
    スティーブンスも誰に任せるのか強気に采配していいと思うんですけど、せっか豪華ロスターだからと上手いことやろうとして持て余してる感がすごい。

    1. 弱者の戦略みたいだった昨シーズンから、強者の戦略になってしまった印象です。それが出来るのがカイリーだけみたいな。
      ディティールに拘っているのか、結構気になるのですが、シーズンも半分まで来てしまいました。ここから調整したら、またブラッド・スティーブンスの評価もあがるのでしょうが。確かに持て余し感がすごい。

  8. 関係ありませんが先に言うと、チームはラプターズのファンです。
    他団でも好きな選手たちがアーヴィングと交友があることや、ドラフトの頃から注目していたこともあって、移籍後は結構セルツ関係のゲームやニュース、コメントやSNSはまめにチェックしています。若いころからASや代表だったので変キャラですが意外に友達多いみたい。ジャマクロとか年上の仲良しも一杯いるしね。ここでは当初からただの人気だけの一芸屋だとか、(本人の指定でセルツに来たわけではないのに)いらないとかゴミ扱いでしたけどね(笑)

    何かアーヴィングがレブロンのように、俺についてこいと一人で親分風吹かせているように考えている方が多いみたいですけど、実際は、内紛劇の前に同じ件でスマートがかみつき、モリスがベンチでつかみかかり、あの温厚なホーフォードがゲーム中にマイクで拾われるほど激怒しましたよね。相手は若手複数ね。もちろん内部事情はわかりませんが、それ以外にもセルツ記者の話を総合すると、アーヴィングが怒った人らを代表して、決まってるルールは守ろうよと言っているようです。
    みんな試合に1分でも長く出たいし、アピールしたいし、後半疲れるのは一緒なんだから、とりあえずセルフィッシュな自己判断はやめて勝つことに集中しようよと。
    レブロンに謝ったのは話に耳を傾けなかった意固地さについてで、そこに若手の批判をサブリミナルで混ぜたわけではないと本人も言っているし、周りの人もそう繰り返しています。微妙に空気読まないコメントするのは昔からだし。邪推しているのはウィンドホースト位で、裏を読みすぎだってあちこちで叩かれてましたけどね。日本の報道は違うのかな?

    まあアーヴィングの擁護どころじゃないラプターズのがたつきっぷりなので、この辺でやめておきます(笑)

    1. 確かに現地で混ぜられて、翻訳で混ぜられて、事実はどこに行ったのかわかんないですね。しかもレブロンに電話したけど、レブロンは出ていないらしいし。
      そんな部分も含めて、いまいちリーダーシップを発揮できていない感じがします。

      ブラッド・スティーブンスへの評価って、こういう状況を上手くまとめ上げる能力だと思っていましたし、それは特にアイザイア・トーマスのあの感じを成立させた凄みがありました。ところが、現状は若手たちに怒る選手がいるわけで、なんでそれ以前にHCが苦言を呈さないのかも謎です。フィル・ジャクソンになろうとしているのか。

      そしてニック・ナースは優秀な感じをシーズン序盤から出しまくっていたのに、あれあれ・・・。

  9. 皆さんが仰る通りセルティックスは選手の持て余し感が凄いですよね。
    無駄にプレータイムを均等にしようとして、効果的ではない、意図の見えないユニットの時間が多々あると思えます。
    セルティックスは1stユニットと2ndユニットを完全分業にした方がスッキリする気がします。

    1stユニット
    カイリー、ブラウン、ヘイワード、ホーフォード、ベインズorモリス

    2nd
    ロジアー、スマート、テイタム、ベインズorモリス、タイズ

    本当は1stユニットには、ペリメーターディフェンスとリバウンドが良く、機動力のある4番がほしいですよね。
    それこそ、シアカムやサディウスヤングみたいな。
    ドラフト権使って、適正なトレードしてほしい。

    1stはエースはもちろんカイリー、ブラウンにエースキラー兼セカンドエースっぽくアテンプトを増やしたい。
    ヘイワードには、カイリーが攻めるときのゲームメイキングのサポートとシューター役。
    ホーフォードがバランスを保つ。

    2ndユニット
    テイタムをエース役、スマートにゲームメイキング、ロジアーやモリスで火力不足を補う。タイズとベインズを相手のインサイドに合わせて起用。
    2ndユニットのイメージは去年のプレーオフです。

    4Qのクローズのときは、ヘイワードとテイタムをチェンジもありかと。

    とりあえず役割分担、若手と全盛期組でプレータイムとユニットを分けた方が、チームも個人にも良いような気がします。

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