FA・トレード 気になるチーム

チームの構想が大方決まってきた中で、ここまでで気になるチームに触れてみます。気になる理由は様々なので、別に強いとか弱いとかは関係ありません。



システム面での注目チーム ジャズ
ゴベール中心に作り変えるらしい。攻撃力に乏しい選手中心にするのってなかなか見れない取り組み。ハワード時代のマジックはそんな感じだったけど、ハワードも得点は多かったし。
そもそもヘイワードなんかを中心にして、スターにしてしまった実績のあるジャズだから、割と楽しみではある。他のチームなら3番手クラスの選手になっていた可能性あるヘイワード。サラリーは高額だけどヒートやセルティックスを選ぶのは自分を理解しているとも言える。



予想ラインナップ
PG ルビオ
SG ドノバン・ミッチェル
SF イングルス
PF フェイバーズ
C ゴベール
ベンチ
ジョー・ジョンソン
ロドニー・フッド
ネト
エグザム
ちょっとガードが多いかな。ナゲッツとトレードしたら良さそう。まぁドラフト時のナゲッツとのトレードでこうなったんだけど。



ルーキーのドノバン・ミッチェルがサマーリーグで運動能力を見せつけている。元々評価は低かったけど、ドラフトコンバインで運動能力の高さを見せつけて注目されたらしい。
ジャズは昨年の12位指名トレイ・ライルズ+今年の24位をつけてトレード実行してまで獲得しています。
それだけ運動能力に惚れ込んだわけで、そもそも運動能力を評価してこなかったジャズにしては珍しい判断。サイズはないけどパサーのルビオとのコンビはフィニッシャーとしての才能を開花させるかもしれない。本来はPGだけど、ジャズなら併用しそう。
チームにはシュートが得意な選手がいて、システムもしっかりしているからルビオ次第かもしれない。ディフェンスのチームになるので、フェイバーズがスターターに戻ればゴツくて強力。ていうか、元々ディフェンス重視の超スローペースじゃないか、、、そう考えると特に何も変わらないのかも。



ヘイワードショックのあるジャズなんだけど、逆に興味深いというのは信頼と実績のあるチームならでは。
でもゴベールもケガ多いし安定性ないし、シーズン中にジョージョンソン働くか微妙だからなぁ。
そもそもチームのゴベールへの高評価がヘイワードの移籍に関係している気がするので、活躍してくれなきゃマズイ。



サマーリーグで躍動 レイカーズ
サマーリーグでロンゾ・ボールはドラフト前の評価に違わぬプレーを見せている。かつてジェイソン・キッドが弱小ネッツにかけた魔法を再現するのか。
注目はケガしたけど、イングラム。なんせ細くてフィジカル無さすぎてダメダメな烙印押されてるけど、走っちゃえばフィジカル関係ないよね。というプレーをしそうだった。ロンゾが前にボールを出してくれるので、ウイングをよく走りそう。
あのサイズの選手が走ってきたら早々止められるものではない。ミドルシュートもあるし。
走る事の問題はシーズン通して体力持つのか、ってところ。ウォーリアーズが73勝から大きく勝ち数を落としたのは、ベンチの人数足りなくなったから連戦で耐えられなかった。
ロンゾで戦うには頭数も重要。幸い走れるPFがいて、特にナンスjrはダンカーとして能力を最大限に発揮しそう。カイル・クズマも覚醒中なので多くの選手が活躍すれば、strength in numbers を武器にシーズンでも躍動するはず。ライバルはサンズ。



ロンゾ・ボールはプレータイム得られるのは間違いないし、元々勝てなかったチームだから評価のハードルも下がっている。なので新人王候補でしょう。
でも、こいつのオヤジとエンビートとドレモンド・グリーンのニュースには辟易している。いちいち翻訳する日本のメディアもいい加減にして欲しい。



何しているの? スパーズ
シモンズは移籍になったけど、ゲイをとっているのでチーム力を上げたスパーズ。懸念のPGは補強出来なかったが、ルーキーPGが豊作だったこともあり、ベテランPGが市場に残っているので頭数が必要になったらミニマム契約すれば良い。
問題は残留する前提の選手達との契約締結されてない事。高額サラリーのプレイヤーオプションを破棄してくれたガソル兄とミニマムサラリーに見合わない活躍をした挙句大ケガしたデビット・リーが浮いた状態。デッドモンが移籍し、オルドリッチがトレード要求の噂もあるので、実はインサイドに未確定事項が多すぎる。
ケガしてるリーはどこのチームも契約しないだろうけど、安く済むならガソル兄は欲しいだろうな。
サラリー削減してくれる選手ばかり集めるのが上手いスパーズだけど、動きが遅いのは何かしらフロント内に問題が起きているような気もする。



ジノビリ 1年1400万ドル
謎の高額契約。本当かな?スパーズらしくない。このサラリー出せるならシモンズだって残留させられたはず。
ゲイの加入でジノビリPGを本格的にやるのかも。



意外なチーム ラプターズ
中心選手は残留したけど、あとはポロポロ移籍していき、誰も獲得できていないラプターズ。もう50勝チームの面影はなくなった。しかし、そんなチームの残った選手をみてみると、驚くほど若くなっていた。
ラウリー 31歳
デローザン、イバカ 27歳
この3人に続くのは、バランチューナス25歳(!!!)ほとんどが20代前半の選手で構成されるチームに変貌している。
パウエルが活躍したように、誰がハマるかはわからないので、1年様子を見る作戦は悪くないかもしれない。
ちなみに出て行った選手達は
PJタッカー 32歳
キャロル 30歳
パターソン 28歳
ジョセフ 25歳
ジョセフを除いて、このレベルの選手達なら残った若手から産まれる期待感もあるのかもしれない。ジョセフって今のラプターズからは生まれないだろうから、勿体無かった。
そんなわけで、補強出来ないけど意外と先を見ているのかもしれない。そしてビックリするほど若かったバランチューナスに関しては、オフェンスの中心になるセットをもっと作るべきだろう。イーストで個人でこれだけ攻めれるセンターはゴータットくらいしかいないしね。



未知数過ぎる ホーネッツ
補強しないイーストにおいては、かなりまともな動きをしたチーム。でも気づいたらここもガードだらけなのね。というかサイズがない選手が多い。
正直、ガードのローテはケンバ、モンク、MCWの3人で十分だろうから、あとは1番ディフェンスが良い選手と1番の有望株だけ残してGリーグ行きにした方が良い。
センターはハワード、ゼラー、カミンスキーの3人。ゼラーとカミンスキーって両方必要なのか?PF兼務にするのかな。
ホーネッツは以前からウイングが問題でそれをバトゥームに助けられた。いや、バトゥームに助けられるレベルは結構マズイ。良い選手だけど、ギリスターターくらいの選手だよ。FG40%だし。
今度からはハワードがいるのだから、ウイングにはストレッチ系を置かないといけない。
でも、いるのは31歳でキャッチ&シュートだけは普通レベルのマービン・ウイリアムスと外は専門外のマイケル・キッド・ギルクイストというバランスの悪さ。



そんなわけでイーストでは数少ない頑張る気配があるから注目したいけど、選手のバランス悪いわ、微妙な選手にサラリー払い過ぎなチーム。
先を見るなら、カミンスキー&ギルクイストのペアは一応成り立つので、ゼラーとマービン・ウイリアムスを動けるSFと交換したい。サラリー高過ぎて断られるだろうけど。ラプターズはキャロルにドラフト指名権つけて引き取ってもらう作戦に出たけど、契約期間も長いし、指名権大事だしでムリっぽい。もう一度ホークスにお願いしてはどうか。
ちなみにルーキー契約中のカミンスキーを除いて、3人ともケンバよりもサラリーが高い。バカじゃないの。



しかし、こうみるとランス・スティーブンソンが欲しくなる。SFとPFのディフェンス出来てドライブスキルある選手。今ならPFでスターターになれそう。なんでペイサーズ以外では全く活躍できないのだろうか。
ジェフ・グリーンとかキャブスの倍額出せばとれた気がするけど、まぁこれ以上オジサンはいらないか。代わりにキャブスから溢れ出しそうなデリック・ウイリアムスあたりに賭けてはどうかな。MCWと相性良さそうなので。
困ったら将来に期待してサラリーも安い若手使うのだけど、そんな若手を獲得してないのも問題。



どうもホーネッツは波の激しいチームになりそうだな。ケンバとハワードにそんなイメージがあるだけでなく、サポートキャストのシュート力にも波がありそうだから。
フロントの計画性のなさに現場が振り回されている感じ。ニックスも同じような感じか。どちらもブルズの流れなのかな。



その他
カーメロはいい加減にしろ、ロケッツに行かせろ!と発言したらしい。そりゃそうだろ。
そのロケッツは球団売却という意外な方向性に。ハーデンをこよなく愛し、ハーデンのためのチームにしたオーナーがいなくなるって怖いね。多額のラグジュアリータックス払うのも覚悟して最後の1年にするのかな。

タイ・ローソンは中国を選んだらしい。NBAは次第にアメリカ社会の縮図のようになってきて、大富豪が多いけど、一方でミニマムサラリーも増えたから中国の方が稼げるだろうな。PG大移動とルーキーPG豊作に負けたローソン。早めに契約しちゃえば、それなりだったと思うけど。
→ツイッターで本人が契約を否定してました。
多分、デロン・ウイリアムスもそんな感じなのだろう。

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