重要な試合です。ナゲッツが勝つと勝率で並びます。ただし残り試合はウルブズの方が楽です。最終戦もナゲッツvsウルブズ。
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簡単に言えば勝った方がプレーオフに近づくわけです。ただしナゲッツは連勝しないとわからない。ウルブズは1勝1敗で他の試合に勝てば良いくらいの感覚なので、ここで勝つのが重要。
結局はどっちも重要という試合
チャンドラーがフェイスガードで出場です。フィジカルなウルブズなのでチャンドラーは欲しい。
◉重要なので固くなっているようです。
マレーのフローターにダウンズがターンシュートで返して始まります。タウンズにはミルサップが基本なので、高さはタウンズです。
ウルブズはヨキッチのディフェンスが遅い点を突こうとするのですが、思い切りが悪いシュートになってしまい、迷いからミスが出ています。
ナゲッツはフロアを広く活用した素晴らしいオフェンスを展開するのですが、シュートが決まりません。でもオフェンスリバウンドを抑えてやり直せます。でもやっぱりシュートが決まりません。
大事な試合で固くなっている両チーム
ウルブズをみると「疲れている」と言いたくなるのだけど、1Qだし固くなっているんだよね?
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ウルブズにはもう1つ攻めるポイントがあって、マレーとバートンが小さいのに対して、ティーグ以外が大きいのでミスマッチを使えます。でも、これが全然決まらない。
シュート決められないのと、展開遅いからバレバレでディフェンスが寄ってきます。
ナゲッツはやっぱりシュート決まらない。バートンがボールムーブ関係ないプルアップ3P決めるけど、解説が「ビューティフルボールムーブ!」というと外れる3P。
ウルブズについて書いたときにも触れましたが、これで決まらないならば堅実性はショートレンジを選択するウルブズが上なわけです。
しかし、残り3分から突如としてお互いのシュートが決まり始めます。決まるなら3Pが多いナゲッツの方が少しだけ上だよね。
残り3分で15-16だったのに、24-27まで得点が伸びた1Qでした。
ウルブズはベンチメンバー増えたらシュートが決まったので、やっぱり疲労なんじゃないの?
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◉ムチャクチャなんだよね。
ナゲッツがディフェンスリバウンドを取れなくなり始めてウルブズが逆転します。
ウルブズって未だにシュートが決まらなそうなスリーガード使っているのね。でもここではクロフォードが連続で決めていきます。博打なんだけどね。
ナゲッツはオフェンスリバウンドは取れるのですが、またもシュートが決まらなくなりがち。そしてファールが増えていきます。フリースローで得点出来ていくラッキーなウルブズ
ティーグからタウンズの速攻も決まり、少しずつウルブズリードになっていきます。
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チャンドラーが無理矢理ゴール下をねじ込みます。桜木花道みたいな決め方。ここからリズムが出始めます。リズムというか、決まらないならばゴリゴリしようぜ!みたいな。
ウルブズは上手くタウンズを使って得点していくのですが、タウンズしか決まらない。ウィギンズなんてペイントでのジャンプシュートがエアボール。
流れが出てきたので、素晴らしいパスが出始めたナゲッツなのですが、マレーがオフェンスリバウンドに飛び込んだら、誰もセーフティに戻らないからカウンターを食らったり。
そんなこんなでウルブズが54-51でリードした前半でした。展開とか存在しないムチャクチャな前半でした。
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ナゲッツは良い面もあるミルサップと違い、デバン・ハリスPGだとチームとして上手くいかないのは明らかなのに諦めずに起用します。でも、直近でライルズとエルナンゴメスが活躍しても、今日もまた出てきません。
そして前回はミルサップが積極的にいく時間がでて良くなったのですが、全く積極性がない。シューターのミルサップなんて怖くないので、インサイドでゴリゴリすべきなのですが、それをチャンドラーがやるという。
相変わらずだわナゲッツの迷走ぶり。これがなければプレーオフ圏外はなかったと思うよ。
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何だかんだで前半をやり過ごしたウルブズ。内容的にはナゲッツが外し続けてくれたのでラッキーだったよ。
でもアンラッキーというか惜しかった部分も多くて、一応論理的に相手の弱い部分を利用しに行っているのに、それが決まらないという。それもディフェンスが良かったわけでもないのに。
だから疲労って言いたくなるわけです。でも1番疲れてて良いはずのタウンズが頑張っているしね。
なんていうか、これでバトラーが戻ってきて大活躍して「さすがバトラー」ってなりそうだけど、実は単に他の選手が疲れ切った中で、休んだバトラーは元気なだけだったりして。
とりあえずセカンドユニットに混ぜてあげて欲しいわ。
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◉ナゲッツらしさ
ゲームプランを思い出したようにウルブズはヨキッチを攻めていきます。ファールしてくれればそれで良いし、普通にディフェンス甘いから決めまくるギブソン
ヨキッチも逆にタウンズを狙っていきますが、こちらはファール狙いで失敗していくので、点差が開きます。
仕方ないのでマレー&ヨキッチに切り替えて得点していく自在な2人。そしてマレーの3Pにタウンズがファールしてくれたので、こっちの方が良い感じ。
ミルサップが久しぶりに積極的にいくとタウンズの顔に肘を食らわせます。何してんだ?
すると今度は消極的になってコーナーにキックアウトされたのにエクストラパス出してシュートチャンスを減らします。
ウルブズがティーグがマレーを翻弄するかのようにファールさせたり、フローター決めたりしてリードを得ていきます。
なんというかウルブズが良いよりもナゲッツが迷走しているだけ。6分過ぎてウルブズ8点リードです。
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外し続けていたヨキッチがやっと3Pを決めますが、ギブソンにファールして4つ目となります。出てくるのはプラムリーなので、ミルサップが何とかしないといけない状況になります。
すると自分で決めたミルサップ。続けてバートンからプラムリーで得点が入り、バートンの3Pで一気に詰めていきます。
タウンズは決めますが、やっぱり他の選手が決められません。ベンチから出てきたジェンのシュートは決まるよ。
タイムアウト中のナゲッツベンチ「オープンなら全部打て」そんな指示があるとライルズもやっと出てきます。すると指示通りにデバン・ハリスが連続3Pを決めます。この時はPGしてない時間。
ナゲッツがナゲッツらしさで逆転します。さらに残り10秒でも3Pを決めたデバン・ハリス。どうした!?
ナゲッツが残り1分半から11点をラッシュし、79-72と逆転して3Qが終わります。これがあるとデバン・ハリスを信用したくなるか。
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◉シボドーが悪い
デバン・ハリスが難しい3Pを外して、タウンズがミドルを決めて4Qが始まります。多分もうタウンズは出っ放しだな。そして3Pも決めちゃうタウンズ
あっという間に2点差
プラムリーがリバウンドを頑張ることでタウンズも4つ目のファールになります。だからプラムリーが攻めるし、戻ってきたヨキッチもタウンズを狙います。
それでも1人でディフェンスリバウンドを頑張るタウンズ。またスリーガード+ピエリッツァにしてタウンズに負担を強いるシボドー。状況理解してる?
イージーシュートを外したミルサップはそのリバウンドを自分で取ります。そこに同じくリバウンドにきたタウンズがファールコールされてしまい5つ目でベンチへ。
どう考えてもシボドーが悪い。なお、次のプレーでやっぱりヨキッチにオフェンスリバウンドを取られたので、すぐに戻ってきたタウンズ
有利になったナゲッツですがフリースロー外すから点差には影響せず、ピエリッツァのフックで残り5分でナゲッツが2点リード
もう手が出せないタウンズを狙うヨキッチ。シュートが外れても強引にリバウンドにいけば取れてしまいます。そこからバートンがドライブするとタウンズがいますが、ファール出来ないのでしっかりと決めます。
レフリーにクレームするタウンズの気持ちはよくわかるけど、レフリーよりもシボドーにクレームした方が良い。
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◉シボドーvsマレー
でもヨキッチもやらかすよ。プラン通りにギブソンが攻め立てて5回目のファールをします。これはシボドーの予定通り。
またフリースローを外すミルサップ。そしてミルサップ越しのタウンズのフックで残り3分同点に。
ピエリッツァの3Pでウルブズリードになります。
ショットクロックがなくなるナゲッツはマレーがタウンズとの個人勝負になります。もう時間がないので3Pを狙うマレー。そこにブロックに飛んでしまったタウンズ。マレーは待ち構えるようにフェイクでタイミングを外してファールをもらい、タウンズを追い出しました。フリースローはリーグトップだし。
そんなわけでやっぱり働くのは若者たちというナゲッツ。しかも賢いんだよね。バカもするけど、狙ってタウンズを追い出したのはマレー&ヨキッチでした。
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とはいえ、点差は残り1分半で僅かに1点なので試合はわかりません。ティーグは好調だし。と、書いたらターンオーバーをしてしまった。
マレー→ヨキッチ→ミルサップ→バートンの3Pが外れるも、チャンドラーがリバウンドをとってファールをもらいます。見事な5人の絡み方。3点差。
ティーグvsミルサップからピエリッツァのドライブが外れます。ミルサップのロングフローターは外れるもクレイグがリバウンドを弾き、ミルサップのフリースローに。
34秒で5点差
ギブソンのドライブにファールしてしまうマレー。&ワンだからバカをやりました。2点差
時間をフルに使ってバートンがミドル。外れたのをヨキッチが押し込んで4点差となり、見事に重要な試合をものにしたナゲッツでした。
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◉シボドーとマイク・マローン
オフェンスリバウンドが強い両チームの特徴そのままの内容となりました。
◯オフェンスリバウンド
ナゲッツ 13
ウルブズ 12
ナゲッツの方が取りまくった印象でしたが、ギブソンが1人で6も奪ったので互角でした。だからそこを敗因には出来ません。
◯ゴーギー・ジェン
6点 3リバウンド
FG3/5
悪くなかったジェンですが、プレータイムは14分です。何が問題かといえば試合がリバウンド勝負になっているのにジェンを使わず、ファールが多いタウンズ任せにしたことです。
オフェンスリバウンドをとられてファールが増えてしまったタウンズ。ローズではなくジェンを使っていれば、タウンズの退場は避けられたはず。
スターター酷使が問題なシボドーですが、その上で役割的にもタウンズ酷使という内容が招いた敗戦でした。
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じぁあマイク・マローンが良かったかといえば、そんな事はまったくないわけで。こちらも8人ローテでバートンは40分出ています。
◯デバン・ハリス
20点 1アシスト
3P5/9
とはいえ、それをハリスが救ってくれました。チームとして外しまくっていた3Pを決めてくれて何とか希望を繋げました。
FG39%とナゲッツとしては苦しすぎる中で、ハリスとミルサップの堅実さが勝利に結びついたと考えていそうです。
いや、でも打ち勝ってきたのが今シーズンじゃないか。そしてハリスで打ち勝ちリードを得たのではないの?
ゲームプランとしてはウルブズの方が的確ではありました。作戦で上回ったよ。でもシュートが決まらないし、タウンズを追い出されてしまった。
ナゲッツは相変わらず自ら停滞する道を選んだような試合だったけど、マレー&ヨキッチが上手くタウンズを攻め立ててくれ、ハリスが期待に応えて3Pを決めてくれました。
まぁ3P決めるのを求めるならばエルナンゴメスやライルズでも同じじゃないか、というだけです。
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両チームに疲労があるから、作戦がある事でやり易くなる気もしました。ゲームプラン通りやる事でシュートが決まらなくても迷わずに済む感じです。
ただ、やっぱり疲労があるから試合中の采配で対応しないと苦しくなるかな。そこが不安な両HCでした。
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44勝35敗で並んだ両チーム。残り3試合です。
46勝のジャズはプレーオフを逃す事はないでしょう。5位のスパーズとサンダーが45勝なので、ここから下が最後の争いになります。
ナゲッツとウルブズが最終戦で当たるので、多くても46勝止まりです。だから47勝なら確実で46勝で並ぶとタイブレーカー問題が発生します。
並んだチーム間の勝敗になるので、どこが並ぶかで全く異なってきます。弱いのはサンダーでナゲッツ、ウルブズ、ペリカンズに負け越しています。でもジャズには勝ち越しているから、4位も9位もあり得るという。
ナゲッツは最終戦でウルブズに勝てばタイブレーカーは有利になるので、やっぱりそこが勝負かと。クリッパーズ戦も残っています。
ウルブズはスパーズ以外には勝ち越しているので46勝に辿り着ければなんとかなりそう。特にペリカンズには4連勝しているのでペリカンズが含まれると確実にプレーオフです。
そんな感じでもはや意味不明なウエスト。サンダーとスパーズは抜けそうだから書いたのに、プレーオフ逃されたら意味のない記事になるなぁ。
というわけで、まだわからないナゲッツとウルブズについては書かないよ。