◎何を変えるのか
本気で再建に取り組むのであれば面白いかもしれないペリカンズ。ここまでに起こった事項だと望み薄ですが、全てはFA解禁からの動き次第です。本当にハンドラーを減らし、若手中心のプレーメイクにしつつ、周囲を実力のあるハードワーカーで固めることが出来るのか。そしてザイオンをどうするのか。
ペリカンズは「優勝できるんじゃないか」という強力な布陣を作りながら、ケガ人だらけかつ不安定な戦術で右往左往してきたチームです。もっとも変えるべきは
ケガが連発するメディカルとトレーニング意識
個人のジャッジに頼らないチーム戦術と共通理解
大事な場面でも変わらないメンタリティ
総じて「チームカルチャーを変えろ」ってことになります。特にケガ問題は個人でも、メディカルでも、ロードマネジメントでも・・・これらすべての総合的な要因でケガへと繋がるチームになっていると思うので、全てにおいてカルチャーを変えていかないと改善しない気がします。
昨シーズン、開幕当初のペリカンズはボレゴがACに加わった影響か、チームに明確なオフェンスルールがあり、それをツープラトンみたいなローテでこなす中で、良い感じに個人能力が変化をつけていきました。内容が思いっきり「ボレゴ」っぽかったので、ほぼ間違いなくボレゴの影響です。
しかし、シーズンが進めばけが人も出るし、勝ち負けが安定しなければ、やり方を変えてしまうもの。次第にチームのルールというよりも個人能力がメインとなっていく空気でした。ボレゴが加わったけどHCはグリーンなので、何かしらが上手くいかないと自分たちのやり方を信じられなかった感じ。
ここまでのペリカンズフロントの動きは「???」って感じですが、カルチャーを変えるために必要な行動であったならば、それはコートの上で証明してもらうしかありません。
勝てるチームではあったけど、『勝ち続ける』ことができないのがペリカンズ。それもまた選手個人の問題からチーム全体の問題まで様々な要素が絡んでいるでしょうが、停滞感が生じていたこの2年間なので、思いっきり過去を吹っ飛ばして作り直すのも大事かもしれません。
フィアーズとクイーンのコンビであれば期待できるけど、今の主力に絡めてうまくいく気はしないドラフトでした。フロントは何を考えているのか。画期的戦略なのか、それとも単なる暴走なのか。さぁトレードを待っているぜ。