ダグノートは何を怖がっているのか

ファイナルゲーム4までの感想はHCのことばかり

ファイナルもゲーム4まで進んで2勝2敗のタイとなっております。このファイナルではペイサーズが戦略的に攻略していき、それに対してサンダーは個人技アタックでの勝負となっていますが、それはオフェンスの話。ある程度はやられることを前提にしたペイサーズのディフェンスに対して、ボールを奪いに行くサンダーのアグレッシブなディフェンスは戦略的・・・のはずが、そうでもない。

全体で見ればサンダーが強者として1枚も2枚も上手なのですが、カーライルがスパッと見極めて対応していくことで、ペイサーズが後半にアドバンテージをとることが多く、HCの采配対決では常にカーライルが勝っています。

HCについてはカーライルが1枚も2枚も上手なのはわかっていましたが、それは両チームの差を埋めるほどではないはず。なんて思っていたけど、カーライルの上手さに対して、ダグノートが弱気な采配でミスを重ねまくっているので両チームの差はHCの采配力で埋まってしまった感すらあります。

今回はそんな采配について主にダグノートの謎の面から触れていきますが、一応先に行っておくと

という事実は忘れてはいけない。戦略が機能しても負けることもあるし、機能しなくても勝つこともある。ただ、その確率を少しでも変動させるのが采配でしかない。

例えばゲーム1はSGAがショートレンジを外し、ハリバートンがタフミドルを決めてペイサーズが大逆転で勝った。サンダーがタイムアウトでプレーを決めて外したのに、カーライルははノータイムアウトでハリバートンに託して決まった。じゃあダグノートもタイムアウト使わなければよかったのかといえばそんなことはなく、ハリバートンが外していたらタイムアウトを使わなかったことをカーライルは非難されたはず。カーライルにとってはタイムアウトでプレーをセットしない方が確率が高いと考え、それが功を奏しただけ(ハリバートンが期待に応えすぎる)

ゲーム4はSGAがフェイダウェイを決めまくって逆転でサンダーが勝った。この試合で唯一といってよいダグノートのグッドな采配は残り7分10秒から48秒だけSGAを休ませたこと。ここで気持ちにギアを入れたのか、SGAは残り5分で15点取ってくれたのでした。ほぼSGA頼みの1on1オフェンスだったわけですが、実はゲーム1もSGAは残り5分で8点取っており、周りがFG0/4なのが問題だったので、このゲーム4で修正したかといえば修正はしていないで勝ちました。そういうときもあるさ。

前置きが長くなりましたが、少しでも勝率をあげるためにHCのゲームプラン、選手交代、プレーチョイスは重要ですが、最後に決めるかどうかは選手次第。そんな流れすら読み切って、よくわかんない選手が決めてしまうなんてことはブラッド・スティーブンスくらいしかできない芸当だしさ。

ダグノートは何を怖がっているのか” への3件のフィードバック

  1. 面白いくらい思った通りのことが書いてあってびっくりしました。この戦力差で勝たせるカーライルは見事としか言いようがないですが、この戦力差でダグノートが負けたらクビでいいと思うレベルで失望しています。プレスティの継続は力なり路線を考えるといきなりクビにはならなそうですが、もし変えるなら誰が向いてるとかありますか?
    個人的にはネームバリューだけですが、ジェンキンスに来てほしいです。

  2. カルーソって難しいです。ポジでもネガでも大暴れしたゲームは取れて、抑制的で分別あるプレーにまとめると落とす。管理人さんに辟易されているくらいの方がOKCには都合が良いのかもしれません。

    カーライルはどの程度素晴らしいんですか。2003年の段階で高水準の采配をしていたんでしょうか。当時から逆転は上手かったのかもしれません。

  3. 優勝経験あるカーライルHCは伊達じゃないですね
    ダグノートHCも経験不足といえばそれまでなんでしょうがここまできたらそんなこと言ってられないですし、RSみたいに柔軟なローテーションで対応してほしいところです
    何よりケイソンが攻守で計算外なのが辛いんですがケンリッチやウィギンスもっと使って開き直って戦っても充分勝てると思うんですがどうするつもりなんでしょうね…

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