さようならピストンズ’25

今のNBAにおけるいくつかの流行。例えばファイナルで両チームがプレータイムシェアしており、ペイサーズは20点プレイヤーなしでハイスコアゲームを展開しています。ピストンズも7人が二桁得点のプレーシェアのチームで20点を超えるのはカニングハムだけ。流行系じゃないか。

オフェンスの時代が続きすぎたからディフェンスメインと、HCには戦術よりもモチベーションを求めるのも流行ですが、これもピストンズも同じ。モンティ時代のように整理されていないけど、モンティ時代より選手が生き生きとプレーしており、それこそが勝つために大事な事にみえてくる。

だからといって、この戦力で6位に躍進するなんてビックリしてしまいます。素晴らしい戦術で違いを作るなんてことはなく、カニングハムとトバイアスに極度に依存しているのに、なんとなく勝っていくんだもん。

トバイアスを補強したのは良い動きでしたが、ハーダウェイやビーズリーを補強したのは若手チームとしては謎の動きでした。普通は若手が自分のプレーをしっかりと実行するために、ディフェンスを補ってくれるタイプや、万能性で助けてくれる縁の下の力持ちタイプのベテランを加えていくのに、ピストンズは一発曲芸シューター補強なんだもん。

しかも、1巡目指名権でトレードしたフォンテッキオや、いろいろと放出したら本人もいなくなっているガリナリやムスカラといったストレッチビッグを集めていたのに、今度は普通のシューター(不安定すぎて普通じゃない気がするが)を置いているわけです。補強方針もあっていない。まぁここはGM交代しているんですけどね。

若手たちに成長は見られたとはいえ、30分起用したいのはアイビーくらい。そのアイビーがケガで長期離脱してからチームは勝ち始めたしさ。

そんな選手で構成されていたのに、一気に勝率を挙げた今シーズン。だからこそカニングハムは偉大だし、戦術カニングハムでしかなかったし。カニングハムがボールを持ったら、全員がウォッチャーになるのどうにかならないのかね。そんなカニングハムの話は前回しているので、今回は特別には触れないぜ。

「まずは目の前の相手に勝つこと」が基本ですが、ビッカースタッフになって変わったと感じるのはここ。マンツーマンのマッチアップ相手に勝つことに集中しているようなピストンズの面々だし、これまではあっさりした勝負ばかりだったベテラン陣も意地でも守ろうとしているように感じました。まずは気持ちなんだよ。気持ち。

その代わり、個人と個人を繋ぎ合わせる仕事はカニングハムとトバイアスに丸投げしているかのようでもあったしさ。エースでありマルチでもある。なかなか大変なお仕事だったぜ。

さようならピストンズ’25” への2件のフィードバック

  1. プレイオフでデューレンがピックアンドロールでボールをもらったあと一瞬だけスローになりパスかシュートが判断している姿が印象的でした。シーズンはまっすぐリングにダイブするだけだったのが、ニックスということもありディフェンス強度が上がったところ、何が最善か頭を使い始めていたのは好印象です。(まあ何も考えずに思いっきりリングに向かっていったほうがいいのかもしれませんが、、、)来シーズンの若手たちの成長に期待です。

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