さようならキャブス’25

◎ガーランドとモーブリー

キャブスを形作ってきたのはガーランドとモーブリーのドラフト指名で、ドノバン・ミッチェルが加わる前にプレーオフチームへと成長をしました。その点では手順を踏んでステップアップしてきたはずですが、今シーズンにプレーメイクに参加する機会が増えたモーブリーの成長というか、新たなプレーの取り込みは良いものだったし、まだまだ足りないものがあったという感じです。

同じことはガーランドにもいえて、スタッツ的には20点オーバー、3P40%、アシスト/ターンオーバー率も良くて特に問題ありません。ただ、優勝することを考えれば、そして今シーズンにチームとしてプレーメイクが改善したことを考えれば、ガーランドが身に着けるべきプレーとメンタリティが多く残されています。

今シーズンのガーランドはドノバンよりもサラリーが高かったし、モーブリーは来シーズンからスーパーマックス契約になります。活躍はしているけど、コスパはよくない。

例えばガーランドはドノバンがベンチに下がった時間帯に、1人PGでオフェンスを構築し、今シーズンと変わらぬ効率を叩き出すのが課題です。攻守のバランスで言えばタイ・ジェロームと組むのではなく、オコロをSGにした方がベターなのだから、1人でチーム全体をコーディネイトできるかどうかです。ある意味でタイ・ジェロームは移籍してもらった方が良い気がしてくるぜ。

もしも1人ではパターンが限られるならば、それを助けるのはベンチのPGではなく、モーブリーであるべきです。モーブリーは3Pを積極的に打つようになり、パスでの起点役にもなれていますが、もっとガーランドと2人のコンビプレーでオフェンスを構築できなければいけません。要するに『必殺ツーメンゲーム』みたいな要素が足りず、個人アタックと5人のチームオフェンスに見えてくるわけだ。

ペイサーズとのプレーオフではドノバンが40点ゲームで引っ張りましたが、そこにツーメンゲームでの崩しを2人出来るならば、なおさら止めにくくなってきます。見事なチームオフェンスをしていたキャブスですが、ドノバンアタックとシューターの積極性で作っていた感も否めず、特にプレーオフだとチームよりも個人、個人からのコンビプレーは大事。大事な場面こそコンビプレー。

3試合と4試合のスモールサンプルですが、ドノバン&アレンよりもかなり悪かった2人。本来は欠場者がいる試合があった分ドノバン&アレンの方が悪くてしかるべきなのですが、プレーオフで強さを発揮できませんでした。モーブリーがシアカムを上回れないのも厳しかったな。

結局のところ、キャブスにとっては補強よりも2人がステップアップすることが重要に思えてきます。ドノバンがシーズン半分くらい休んでくれた方が修行の機会があるかもしれない。

最終的に困ったらドノバンが何とかしてくれるわけですが、何とかするのが早すぎました。ベースはガーランド&モーブリーのはずなのに、シーズンが上手くいったからか、なーんか緩かったぜ。40点ゲームなんてない方がいいんだよ。

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