◎ズバッツのチーム
32.8分
16.8点
FG62.8%
12.6リバウンド
2.7アシスト
開幕前にも特集した通り、いまやロサンゼルスでNo.1のセンターになったズバッツ。その能力を存分に見せつけてくれたシーズンとなりました。キャリアハイの得点とリバウンドとアシスト。そしてそれ以上に貢献度の高いディフェンスでクリッパーズのインサイドを支え続けました。
〇ペイント内得点 14.5
ズバッツのペイント内得点はリーグ4位の14.5。上にいるのはヤニスとヨキッチとザイオンのモンスター3人だけです。これだけでも素晴らしいですが、クリッパーズのチームとしてのペイント内得点を100ポゼッションあたりでみてみると
〇ズバッツのオン/オフ 56.6/41.7
レナードやパウエルなどドライブアタックからペイント内得点をあげている選手はいるのですが、ズバッツの場合はオン/オフでハッキリと個人の有無の差が出てきます。普通はゴール下が空くんだからドライブが決まりやすくなるんだけど、そういうの関係ないんだ。3P増えるしね。
ズバッツの押し込みがあるかないかでクリッパーズのオフェンスの脅威が大きく揺れ動いています。ちなみにズバッツがいなくなってもセカンドチャンスは変わりません。多分、ズバッツが1本目で決めきるからです。
〇レーティング オン/オフ
オフェンス 116.5/106.7
ディフェンス 107.1/110.2
そのため攻守においてズバッツの存在感は明確に数字になって出ています。実はオフェンスの方がズバッツ不在の影響が強く出ているってもの面白い。リバウンドを除けば個人スタッツはスタークラスとは言えないけれど、その実でズバッツの存在感は圧倒的でした。
スタッツ的に言えばマルク・ガソルがこんな感じだったけどね。ガソルよりもずっとゴール下に強く、ペリメーターは苦手ではあるけれど、必要最低限は守り、ペイント内カバーが有能すぎる。ズバッツ様様。
オールスタークラスの貢献度だったズバッツ
プレーオフでヨキッチ対応も見事でしたが、とにもかくにもズバッツのチームだった今シーズン。プレーメイキングできなからマックスはあげられないけど、11.7Mは安すぎる。あまりにも安すぎる。レナードの1/4ももらってないのにさ。
正直、いいかえるとズバッツが働きすぎのせいでクリッパーズは再建へ踏み出せなかったとも言えます。毎シーズン健康に働いてくれているしさ。
「ポール・ジョージがいなくなってもズバッツがいる」というのが今シーズンのクリッパーズでした。
ロサンゼルス
No. 1センター ズバッツ
No.2センター ユーバンクス
No.3センター? ファニースミス
ですかねぇ
ユーバンクスでいいなら取っておこうぜ!
ティロン・ルーはキャブズ時代もレブロンの周りをどういじろうかってタイミングで手腕を発揮しましたもんね。
リングもすでに持っている事だし「コアメンバーはいるけどどうやって試合に落とし込もうかな………」みたいなステップアップチームに堂々と居続けて欲しいです笑
今シーズンのキングスとか指揮を取ってたら面白そうだったんですけど。
トップチーム向きじゃないんですよね。もちろん優勝するにはトップじゃないといけないけど、そこらへんってHCが優秀であればいいってわけじゃないし