サンダーvsクリッパーズ

またもカルーソの裏でズバッツがもらって押し込みます。他の選手と違って高いパスを止められないカルーソをセンターに置くの怪しい。ズバッツはオフェンスリバウンドもあって上手くビッグの価値をだしていきます。

ただ、やっぱりスティール速攻に持っていくサンダー。堪らず残り9分もあるのにハーデンを戻したティロン・ルー。ターンオーバーを防ぐためにはハーデンのゲームメイクが欲しいんだろうね。ハーデンがいれば、ハーデンが参加しないだけで4on4になっていたわけだし。いるのにいないのが正解という。

そしてジェイレンの動きを見落としてゴール下にカットされたハーデン。これで10点差に戻ります。試合を通してハーデン対策しているサンダーだけど、それを逆手に取っているハーデンだし、でも狙いやすいディフェンダーにもなっているし。ハーデンゲーム。

立派に戦えているけど、打開策もないように見えるクリッパーズ。どうしてもサンダーのドライブアタックを止めきれず、でもちゃんと取り戻すことは出来る。SGAがファールドローすれば、ハーデンもファールドローで取り返す。

だからこそ、どうにかして止めたいんだけど、止めるオプションが足りません。個人的にはズバッツを諦めてスモール勝負にしたいんだけど、バトゥームあたりをあまり信用できないのかな。それともどうにかする手段をズバッツのリバウンドに設定しているのか。

残り3分。ジェイレンの3Pでサンダー7点リードで終盤に入ります。デリック・ジョーンズの3Pが外れるもズバッツがティップアウトし、再びデリック・ジョーンズが打って3Pで取り返す。そしてズバッツがゴール下でハーデンから長いパスを受けてファールドロー。やっぱりズバッツだな。互角にするにはスモールかもしれないが、勝ち切るためにズバッツ。

ズバッツはいいんだけど、ズバッツへのパスを遮断されていたから何とも言えないスタッツ。本人は活躍しているぜ。でも、そこを狙われていたぜ。

残り1分半。サンダーのスローインでジョーが動くのを掴んだパウエルがファールコールされ退場。しかもインバウンド前なのでフリースローもあり、やり直しのオフェンスでジョーがドライブを決めて7点差に戻ります。

即座にハーデンからデリック・ジョーンズへのアリウープで取り返します。さらにズバッツがスピンムーブからのダンク&ワン。残り40秒で2点差へ追い上げ諦めないクリッパーズ。粘るぜ。

サンダーは当然のSGA。ハイポストからステップバックすると前に出すぎたコフィーがファールしてしまいフリースローに。

展開が早かったのでお互いにフリースローの多い試合でした。とはいえ、最後はもうちょっとガマンしても良かったかな。

面白い試合でした。ダブルチームを仕掛けまくるサンダーの作戦は微妙でしたが、それが動きの合う展開を生み出し、ハードな戦いへと繋がりました。弱点のビッグの部分だからこそハンドラーにプレッシャーをかけて判断力とスピード勝負を生み出したサンダーって感じでした。ゲームトータルではこれに価値があったのかな。

クリッパーズは3P54%も決まったのに負けてしまった残念な試合。リバウンドでも47-29と圧倒したんだけど、ターンオーバーは12も差がありました。ハイスコアの戦いだったけど、ディフェンスの戦いでもあったのかな。

サンダーはこれを繰り返すならば層の厚さは必須。ホルムグレンがいなくなってジェンやケンリッチがもっと働いてくれないとダメそうね。ギディーが抜けたことでリバウンドの部分の課題もあるしね。それにしても3人のセンター全員いないのか。

クリッパーズはディフェンス力が効いているが、オフェンスのためにテレンス・マンが使いにくいのが変な感じ。バトゥームもレナードいれば重要だけど、いないとなれば使いにくいのかもね。

サンダー相手だったので、どこまで参考にしていいのかよくわからなかったので、また見てみようね。

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