プレーオフ① ニックスvsシクサーズ

ブランソンを休ませるニックス。むしろ、しっかりとボールを動かし、パスアウトから決めていきます。ビラノバ・コネクションが思い切りよくシュートを打っていくからか、みんながボールムーブに積極的になっている様子。疲れていないのかトランジションにも積極的に参加するハートが&ワンを沈めたりと、ニックスの流れは切れません。

ただ今日のニックスは3Pが決まりませんでした。流れはいいんだけどね。外しているのがハートとディヴィチェンゾだったのも切ない。良い流れを生み出しているけど決めることは出来ていない2人。

それでもエンビードにダブルチームを仕掛けると、高さで出したルーズなパスをマクブライトがかっさらってカウンター。集中力では完全に上回っているぞ。

ただニックスはローポストのエンビードにダブルチームを仕掛けてはマキシーに3Pを決められてしまいリードは持っているけれども突き放すことが出来ません。マキシー以外をマークしている選手がダブルチームを仕掛けてもいいはずですが、近くにいる選手が収縮すると決まっているのか、いまいち狙いが見えてきません。

気を利かせたアヌノビーが高速ローテでマキシーを潰しに行き、連動してローテしたハートがエンビードからのパスアウトをスティール仕掛けますが、奪いきれずにインサイドで決められたり、速攻のパスが長すぎてキャッチしきれなかったりとツメの甘さがでてしまった。

残り2分。ローポストに立ったエンビードが1on1を仕掛けようとしたところで、後ろから手を出したミッチェル・ロビンソンがスティール。これをアヌノビーが速攻ダンクでフィニッシュ。ブランソンのミドルも決まって残り1分5点差とすれば、またもアヌノビーのスティールからカウンターへ。これをファールで止めたシクサーズ。するとフリースローを1本ミスしたアヌノビー。

シクサーズにとって大事なオフェンス。エンビードは通常通りコーナーで待機。マキシーとのハンドオフからドライブを決めたウーブレ。しかし、ブランソンからのパスを受けたマクブライトがミドルを決めて残り29秒で6点差。いやー、2年連続のセカンドラウンドの切符を掴んだぜ。

アフタータイムアウトのオフェンス。2ポゼッション必須のシクサーズなので、ボールを運ぶとワンフェイクでミッチェル・ロビンソンを飛ばし、自分からコンタクトしに行って3Pも決めたマキシー。まさかの4点プレーです。

続くディフェンスはボールを回されたのでハートにファールで止めます。今度はハートがフリースローを1本外し、3点差で残りは15秒。するとコート中央から3Pを放ったマキシー。これがリングに吸い込まれて、まさかのオーバータイムへと突入します。

アヌノビーとハート。どっちかがフリースローを落とさなければ起きなかった同点劇。強気に決めたマキシーとプレーに参加したくなさげなエンビードという構図は置いといて、敗退まで崖っぷちに詰め寄られながらのカムバックでした。マキシー偉大。

プレーオフ① ニックスvsシクサーズ” への2件のフィードバック

  1. 不可思議な試合でした。マキシーmax待ったなしですね。ニックスはボグダン使わず、ゲーム4で機能したアチュワも使わず、といってもニックスに問題が発生していたように見えず使う必要がどれだけあるのか。ただ、オーバータイムは流石にみなさんお疲れでは?とも思いました。

    1. これをゲーム6も同じことやっちゃったので、意味わからん大会でした。天才は理解できない

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