ゲーム5
ミッチェル・ロビンソンがラフプレーもあってケガを再発させ、さらにセンターに続けざまにファールトラブルが発生し、その結果がアヌノビーのディフェンスにエンビードが消えるという通常営業な光景がみられたゲーム4。ニックスが王手をかけてニューヨークに戻ってきました。そして試合序盤にこんなプレーが
そりゃあ「勝てない」って言われちゃうよ。ガードがボール運びしに行ったのを無視してボールを持ち、誰にもパスせずに無策に勝負し、簡単にターンオーバー。そしてカウンターに戻れず、時間のかかったトランジションからダンクを食らう。早々に怪しい匂いで始まるゲーム5です。
シクサーズはマキシーがたびたび空いてシュートを打っていきます。うん、なんでマキシーを空けるんだろか。アヌノビーはハートを担当していたり、あまり警戒している様子のないニックスディフェンス。そういう対策をしないかわりに全員がハードに守るともいうけど。
エンビードのポストアップ⇒パスアウトで簡単にシューティングシチュエーションを作れそうなシクサーズなのですが、そのポストアップとポストへのパスが怪しいという感じです。あとローポストにポジション取らないオフェンスも多いしさ。プレーオフなので同じことを繰り返してはいけないのですが、同じことを繰り返しておいた方がニックスは対応に困るんじゃないかっていうくらいに似たような空気が続きます。
そんなわけでハードなコンタクトをする割には、なんか緩いニックスディフェンス。
だからといって判断がアレだから攻略していくとも言えないシクサーズオフェンス。
単純なことを繰り返して、ニックスに対処させて、そこにできた穴を使っていけばOKにみえるんだけど、ハードなコンタクトに心が痛いのかもしれない。あとエンビードはアヌノビーに豪快なブロック食らったので、また凹みそう。
でもニックスも3Pが全く決まらない1Qでした。26-17でシクサーズがリード。随分とロースコアだね。先は長いぜ。
不可思議な試合でした。マキシーmax待ったなしですね。ニックスはボグダン使わず、ゲーム4で機能したアチュワも使わず、といってもニックスに問題が発生していたように見えず使う必要がどれだけあるのか。ただ、オーバータイムは流石にみなさんお疲れでは?とも思いました。
これをゲーム6も同じことやっちゃったので、意味わからん大会でした。天才は理解できない