プレーオフ① ニックスvsシクサーズ

ところが急にしっかりとポジショニングとスペーシングして、ブラインドサイドのカッティングを使って得点を奪いに行く後半のシクサーズ。意味わからん。クソみたいな前半だったのに、急に囮と合わせの選手が役割果たし始めるんだぜ。

ハンドオフの連続でウーブレ以外の4人がボールに触るオフェンス
その次も同じ形でエントリーしながら、ハンドオフフェイクのドライブを決める

同じ形からニックスに対処させて空いたスペースを使う。そのまんまじゃん。この記事って見ながら書いているので1Qに感じた疑問を、3Qにその通りに改善しているという不思議さです。わざとやってんのかってくらいに、ゴチャゴチャの前半から整理された3Qになったぞ。エンビードの自分勝手さも消えたし、何がどうなってんのか本当にわからん。わからんが、きっちりと逆転した。

あれか。「天才ニック・ナース」と言わせたくてやってんのか。罠をしかけてハーフタイムで急に変化させたのか。油断させておいたのか。なんなんだよ。ホントもう。3Qに強いシクサーズってのがわかるぜ。

ただ実はやっていることはシンプルで各選手の配置を決めて、あまり弄らないことです。ラプターズの流動性アタックとは異なるので、この形を続けすぎると対策されるのも事実。ハイポストのエンビードの運動量は少ないし、ウーブレはエンドラインの置物みたい。ラウリーとマキシーは動き回るのでメリハリはある。

3Q後半になると連続でエンビードをローポストに立たせ、そこから展開していきました。今度は異なるプレーコールにして、そのプレーコールを続けることでニックスに対応させ、空いたスペースにパスを出し・・・ターンオーバーなんだよな。どうもタイミングが合わないしパスがズレる。良い流れになったけど、勝ち切れるわけじゃないというのは個人の問題だろうね。

加えてラウリーが5ファールになったので下げざる得ませんでした。代わりにバトゥームをコートに置いとくは良いのですが、マキシーとペインのガードコンビになってしまうと同じ形なのに上手くいかないっていうね。イメージと違ってシクサーズに必要なのはガードなのかな。できればビッグガードがいいな。

ってことでニックスが再逆転して3Qが終わります。試合内容に触れているようで触れていないな。

プレーオフ① ニックスvsシクサーズ” への2件のフィードバック

  1. 不可思議な試合でした。マキシーmax待ったなしですね。ニックスはボグダン使わず、ゲーム4で機能したアチュワも使わず、といってもニックスに問題が発生していたように見えず使う必要がどれだけあるのか。ただ、オーバータイムは流石にみなさんお疲れでは?とも思いました。

    1. これをゲーム6も同じことやっちゃったので、意味わからん大会でした。天才は理解できない

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