〇ネッツ
獲得 シュルーダー、ディオップ、グッドウィン、2巡目×3
放出 オニール、ディンウィディ
契約最終年のオニールを売ったネッツ。これはわかるよね。その結果としていろいろ動いたけど、調整が入るのは仕方がないさ。で、なんでディンウィディをシュルーダーに変更したんだろうか?
最近のディンウィディが苦しかったのは事実ですが、オフに契約が切れるので来年のことを考えると契約が切れた方が都合もいいのにな。しかも、デニス・スミスもいるのでシュルーダーの意味は全く分からん。ディンウィディがバイアウト希望だったのかもしれませんが、だからどうだってんだ。
アトキンソン時代のPGに求められていた能力とは異なり、ジャック・ボーンは個人でどうにかする選手を好むのでショーン・マークスはそういうガードを増やしたのかもしれません。でも、ミカルやキャム・ジョンソンはそれじゃダメだろ。ベン・シモンズに全てを託すことは出来ないんだしさ。
〇ラプターズ
獲得 ディンウィディ(ウェイブ)、アバジ、オリニク
放出 シュルーダー、OPJ、カイラ・ルイス、1巡目
ラプターズはいろいろと処理した感じの中に、1巡目でアバジを取りました。指名権でポテンシャルを求めるよりも、現実的な戦力を取りに行く。それも若手なので、この動きは理解できる。オリニクは契約最終年だから特に意味はないけど、カナダだからかな。
クイックリー、アバジ、バレット、スコッティ・バーンズ(パートル)を軸にチームを作るという方向性をハッキリしたわけで、残りのシーズンと来シーズンで構築できればOKかな。ドラフト上位指名権ならばオフにブレイザーズにシアカムを売るべきだったわけでして、ある意味で筋が通っているラプターズ。
問題はこのメンバーって物足りなく見えること。特にPGだろうな。クイックリーとアバジは現時点ではスタータークラスの選手とは評価されていないわけでして、ここからの伸びってのもあるのかないのか。ポテンシャルをドラフトで指名できないと下降線にもなりかねない。両立って難しいよね。
〇ホーネッツ
獲得 トレ・マン、ミチッチ、ベルタンス、グラント・ウィリアムス、セス・カリー、1巡目
放出 ヘイワード、ワシントン
ウェイブ イシュ、ブックナイト、ニリキナ
ロジアー、ヘイワード、ワシントン。ケンバ以降の5年間を全否定することにしたホーネッツ。この決断は神様じゃできなかっただろうね。HC交代により、なんて無駄な2年間を過ごしたんだろうか。
再建というか再再建というか。息子カリーがやってきたエモーショナルな部分を除けば、手元に残したそうな選手もいないし、オフに持ち越しですね。弾き出されるようにクビになっていった選手たちもいるしさ。そういやブックナイトとカイ・ジョーンズというドラフト失敗も明確にしてしまった。
今や勝てないピストンズを差し置いてリーグ最弱のチームに。今回のトレードではマイルズ・ブリッジスを放出しなかったのですが、オフには完全FAなので出ていかれる可能性もあります。どうするんだろか。
〇ウィザーズ
獲得 ホルムズ、1巡目
放出 ギャフォード
ここ最近のウィザーズの試合を見ていましたが、ギャフォードのディフェンスが酷すぎて酷すぎてやばいレベルだったのですが、そんなギャフォードが1巡目になるというマジック発動です。ホルムズがかつてのレベルに戻れるならばギャフォードよりも上だし、戻れなくてもトレード収支としては大勝利って感じです。
しかし、クズマやプール、タイアスなどは売り切れておらず・・・売れないんだろうな。タイアスはどうにか指名権に変えたかっただろうけど、今回のデッドラインでは1巡目をもらえる可能性が限りなく低そうだったので、納得できるものが提示されなかったということでしょう。2巡目なら貰えたかもしれないけど、ムスカラで手に入るんだもんな。
〇ピストンズ
獲得 グライムス、フォンテッキオ、ミルトン、トロイ・ブラウン、フリン、フォーニエ、アーチディアカノ
放出 ボグダノビッチ、バークス、モンテ・モリス、2巡目
ウェイブ ガリナリ、ヘイズ、ジョー・ハリス
今回のデッドラインで主役となったピストンズ。誉め言葉ではないぜ。グライムスを手に入れたことは評価できるけど、1巡目になりそうなボグダノビッチだったので高い評価にはならないよね。そしてそれ以外は、ただただ趣味の延長みたいな動きです。
最大の問題はフォンテッキオを2巡目で取りに行き、ガリナリをウェイブしたこと。なんでそんなにストレッチタイプが欲しいのかもわからなければ、手に入れた選手をウェイブしているんだぜ。わけがわからんよ。
ガリナリとムスカラを手に入れるのにバグリーとリバースも放出しているので、チームの構成としては何の意味もないトレードになりました。2巡目もつけているしさ。フォンテッキオだけで十分だったじゃん。
そしてヘイズもさようなら。ジョー・ハリスにスクリナーを用意せずに使いこなせないし、悪いことだらけのピストンズ。これで何をしたかったのか、オフに何が起こるのか。何もわからないぜ。ってことでGMがクビになる日も近いんじゃねーか。
そんなわけで11位以降のチームが激しく動いたデッドラインでした。ネッツ、ホーネッツ、ウィザーズは指名権を手に入れる動きなので通常ですが、謎過ぎたピストンズと選手を揃えに行ったラプターズってのは珍しい動きだよね。
トレードの数は多かったけど、スターが動かなかった今回のデッドライン。それだけじゃなく、本来は補強に動くような7位~10位に動きがなく、11位以降が積極的だったので「トレード」はあっても「補強」はなかったような印象です。これが小粒感を生み出してしまった要因。
そして動きまくった下位によりウェイブが大量発生しています。全体の枠は変わっていないのにトレードによってクビが大量発生する。そのクビになった選手で補強に動くチームが出てくるんだから変わったリーグだぜ。
まずはラウリーがシクサーズに行くところから始まるのか、それとも意外なチームを選ぶのか。ガード陣はウェイブ案件が大量にいるので、もう少し動きを待ちましょう。
ニックスファンですがグライムスは痛いものの使ってない選手たちでバークス ボグダノビッチを取れたのはまぁ良いと思うんですがフォーニエとボグダノビッチってそこまで決定的な差があるのかぁ?とは思ってしまいます
結局ティブスってワンオンワンが上手いガードかサイズがあって身体能力の高いディフェンダーが好みであって上手いシューターって嫌いなんだと思うんですよね
契約が今期で切れるからとかベンチで腐ってたグライムスとフォーニエの処分がしたかった 頭数を減らしてバイアウトで出てくる選手に声かけてみるとかその辺が大きい理由だったのかな?と思います
今年こそはセルティックスにファイナルぐらいには出てほしいものです。バイアウト市場に目ぼしい選手がいればいいんですけどね。
仮想ヨキッチ、仮想キャブスのデカいインサイド対策みたいなのがいればいいのでしょうか。