マジックvsサンズ

4Q初めのエンドラインスロー。これをマジックにプレゼントパスしたゴードン。ベテランってなんだろうね。ハーフコートディフェンスでは、イングルスの3Pフェイクに2枚ついてインサイドのワグナー兄がイージーレイアップ。そしてコール・アンソニーが3Pと完全に崩れてきているサンズ。

今度はゴードンとユーバンクスがツーメンゲームに対して意味の分からない対応をします。ハンドラーにどっちもいかないと思ったら、両方が中途半端になってスクリナーのワグナーがフリーになってゴール下。コミュニケーションミスだらけなんだよな。

ディフェンスでもアイザックがデュラントを止めれば、ブラックはビールをブロック。盛り上がるオーランド。ブラックは更にビールのシュートミスを誘えば、デュラントのミスも誘っている。今度はアイザックがブッカーのドライブをブロックだ。

オフェンスではワグナー兄がコンビプレーで崩し、パスが来なければリバウンド参加でサンズを困らせまくっています。日本戦は個人技満載だったけど。

シュートは入らなけど拾いまくり。トータル12リバウンドでダブルダブルでした。ってことでマジックらしくベンチメンバーでアドバンテージを得た3Q終盤から4Q前半。ディフェンスのアイザックとブラック、3Pのイングルス、ハードワークでワグナー兄と層の厚さでスーパースターを打開しました。

どうにかしたいサンズですが、アイザックに張り付かれたデュラントにボールが渡らず、ハードなカバーに合ったブッカーもターンオーバー。ワイドオープンになったビールが外し、オフェンスに困っていきます。

「デュラントを止めているアイザック」というのが他のチームにはマネできないのでマジック相手だからこその苦しみかもしれませんが、起点になっていたデュラントがボールを持てないとオフェンスを作ることすらできなくなっていきました。

残り4分、アイザックが3Pを決めるとマジックのリードは10点に。104-94とロースコアなので完全にディフェンスによるリードです。変態ディフェンダー・アイザック。

ってことで4Qのサンズは13点のみ。アイザックがエグイ。デュラントにパスを出すには細心の注意が必要になり、ボールが回らなくなったサンズでした。本当はデュラントはハーフラインに立って4on4をやればいいのですが、チームメイトに気を使い過ぎのビールってのもあったな。

このあとリトルとかオコギーとか出てきたんだけど、ヴォーゲルは大丈夫なのかな。もっといろんな武器を使うイメージなのに、せまっ苦しい戦い方に終始してしまった。ってことは、これで勝っていたのかな。ちなみに渡辺だけはガベージも出番なし。

マジックはマジックらしい勝ち方でしたが、この「らしさ」があまり出ていないから勝っていないわけだよね。こちらはガベージになってビターゼが登場。長くスターターだったのにローテから外れたのか。ヒューストンやオケケもこないだまでスターターだったのにガベージだもんな。

層の厚さで戦うってのも難しい。スーパースター3人いるのも難しい。どうやっても難しいんだな。

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