夢を見ているかのようなシクサーズ

◎夢の前半と夢から覚めた後半

あまりにも違いすぎるシクサーズに困惑すら覚えた前半でした。どうしてこんな変化を起こせるのか不思議で仕方がないニック・ナースの天才っぷりが発揮されましたが、後半になると夢が覚めたので逆に安心しました。でも、覚めてから現実路線で勝ちに行く采配をしたのもニック・ナース。

それでも明確な変化は期待を抱かせるものでした。マキシーもエンビードも勢い任せでプレーするのではなく、ディフェンスが何をしているかを見ながらプレーできていた前半なので、これを継続するならばひょっとして、ひょっとしてしまうのかどうか。

そしてニック・ナースから解放されて判断力の低さが目立たなくなったスコッティ・バーンズとは何だったのかを再び悩まされてしまいました。マキシーもエンビードも悩んだら負けだと思っていたのに、上手くいくのかよ。

チームに必要なインテリジェンスを一手に引き受けていたようなハーデンがいなくなり、選手全員に分配したようなニック・ナース。ただそれはラプターズのビッグラインナップで失敗した部分でもあります。最後にシクサーズも同じ悩みにぶち当たるかもしれない。でも、今からそんなことを不安に思っても意味ないもんね。

間違いなく面白い変化をしているんだけど、もう少し寝かせてから見てもいいかなーって思ったのでした。戦術を熟成してもらいましょう。

夢を見ているかのようなシクサーズ” への4件のフィードバック

  1. ナースのインテリジェンスを100
    過去のシクサーズが0だとすれば、
    今は50くらいだと思うので丁度良いんじゃないですかね(適当)

    バーンズに100を求め過ぎて嫌がられたのかなと

  2. ハーデンで揉めてるクリッパーズからウエストブルックを取るって現実的にありそうですよね。フロントもガードは欲しがっているようですしウエストブルックも今年はDFも頑張っているので狙ってもいい気がします。

    1. 昨シーズンまでならエンビードにウエストブルックとかムリでしたが、それを考えたくなるなんてビックリです。

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