こんにちは、ペイサーズ

◎3Pとトランジション

〇3P
成功率   36.7%(11位)
アテンプト 37.0本(7位)

ペースが速いこともあってアテンプトが多かったペイサーズですが、成功率もしっかりと結果を残せています。しかも、主力の殆どが36.7%を超えており、この数字以上のポテンシャルを秘めているのですが、ヒールドの収去によっては大きな変化が待っています。

〇3P成功率
ヒールド 42.5%
マスリン 32.3%

チーム最多のアテンプトながら42%を超えていたヒールドはペイサーズにとって重要な武器でした。成功率が高いだけでなく、動き回ってディフェンスを引っ張ってくれるので、ヒールドが3Pを打たなくてもスペースが生まれるからさらにハイスピードになっていきました。

もしもヒールドがいなくなれば、スターターにはマスリンが並ぶ可能性が高いですが、そのマスリンはシーズン序盤の好調さが消えていき、終わってみれば33%を下回ってしまいました。安定感に雲泥の差があったし、改善するにしても40%に乗せるのは難しいでしょう。期待はしつつも、信頼してはいけない。

ルーキーのジャレイスの成功率に期待してはいけないし、ブルースは3P決まらないっていうか打たないし。ペイサーズの新シーズンはヒールド問題発生により

長所だった3Pはトーンダウンする可能性が高い

弱点を補強したらそれでいいかっていうと、そういうわけじゃない典型例だな。チームは生き物で随時変化していくからさ。チーム戦術としては熟成が進むけど、類まれなシュート能力とそれ以上にオフボール能力を持つヒールドがいなくなれば、戦術も変えざる得ないのでした。

〇トランジションの得点
チーム  27.0(1位)
ヒールド  4.9

いつの間にやらリーグで最もトランジションでの得点が多いチームになっていたペイサーズですが、チーム内トップはヒールドでした。リーグトップ内のチームトップがいなくなってしまうと急に不安になります。

ただ、こちらはいっても27点中5点なのでヒールドがいなくなったとしても誰かが埋めるべき数字です。トランジション時でも迷わずコーナーに走っていき3Pを打つヒールドの動きを誰かが引き取らなければいけません。

ネムハードならば何の問題もなく引き受けるし、既にそういう点で違いを作っていますが、よほどシュートに自信がある選手でなければコーナーへ走っていくことはしないでしょう。で、そういう得意そうな選手がいない。これもマスリンの仕事になっていくのかな。でもマスリンは強引にレイアップ行くタイプだしな。

ブルースも加わったのでボールプッシュ役も、ドライブ役も増えたのですが、シューター役だけはドゥアルテ分は確実に、場合によってはヒールド分も減ることになります。まぁヒールドはトレード決まらずに普通に試合に出る気がするけどね。

こんにちは、ペイサーズ” への4件のフィードバック

  1. ペイサーズファンです。
    昨シーズンはタンクだったのかどうなのか?の認識がまず難しいです。
    一概に言えないところがシーズンの流れなのですが、
    「負けるために負けてはいない」は確かです。
    「目先の勝利」でも当然なかったです。
    そんななかで長所・短所は指摘通りはっきりしていました。
    それをwhynotさんはカーライルの哲学と解釈してますが、自分はプレイオフとタンクの狭間での葛藤、妥協だと思っています。
    今シーズンは勝ちにいくことに迷いはないので、ミスはコントロールすると楽観しています。(何言っているのか解りづらい文章でごめんなさい)

    1. ペイサーズだけ見ているとタンクかなー、という視点もあると思いますが
      タンクしていないチームでも、このやり方をしていると不安定なんですよ。

      ある意味で戦術に適した選手を集めたがゆえに、戦術通りの展開が待っている感じ。
      大胆に戦術無視してカバーリングするようなタイプが混ざらないといけない。

  2. 大胆に戦術無視してカバーリングするようなタイプが混ざらないといけない。例えば、NBA選手の中でどんな選手がおすすめでしょうか。

    1. わかりやすいのはラウリーとかオラディポです。
      最近はギディも大胆な。
      アヌノビーは凄すぎて戦術になってますが、ルールがあるとは思えない

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