◎特殊系ディフェンダー
前言と異なることを言うとマクダニエルズのディフェンスで最大の特徴はブロック力にあります。1on1におけるブロック、高速ヘルプでのブロック、後ろから叩き落すブロックとリムプロテクト能力で止めきってくれます。
サイズに加えて7フッターのウイングスパンというシンプルな高さだけでなく、予備動作が小さくても浮き上がれるジャンプがブロック力を支えており、相手のドライブについていくディフェンスをしていった先に、相手よりも後で飛び上がっても間に合う身体の軽さを持っています。サイズに対して体重が軽いことを武器にできているわけです。
そのため、エースキラー役といってもフィジカルコンタクトは少なめ。相手のドライブに身体を当てて封じ込めるよりも、高さと手の長さでプレッシャーをかけながら、相手の動きについていって最後のシュートのところで止めるタイプのディフェンダーです。
〇DIFF
3P 3.1
2P △4.4
6フィート以内 △7.2
そんな事情もあって3Pに対しては良い数字を残せておらず、リングに近づくほど数字が向上します。ドライブをさせておいて仕留めるわけですが、このタイプのディフェンダーはフィジカルは弱いけど手が長いガードに多く、PFサイズの選手にもかかわらずフィジカルではなくスピードとジャンプの速度で止めているのは特殊なディフェンダーです。
ディフェンスにおいてはフィジカルの要素は重要で、コンタクトプレーで身体のバランスを崩さず、相手がやりたいことを潰す圧力で守り切ることが多く、また「相手のプレーを読む」ことでドライブコースを止めていきます。
しかし、マクダニエルズのディフェンスはコンタクトプレーを避けるというか、相手との距離は潰しつつ、相手がやりたいことをやらせておきながら、ブロックで止めきるような守り方が多く、プレーを読む能力も高くありません。
一方で1on1に限らず、フラットな姿勢を保っていることで反応が早いのもストロングポイントです。全体的に初動の速さが際立つ。例えばパスカットでも「相手のパスを読んでいる」よりも「相手のパスに反応するのが早い」といった感じで、パスより先に動き出すようなタイプではありません。
相手のプレーへの反応が良く、初動が早い
放送中の情報でアイソに対するディフェンスがリーグトップというスタッツもありましたが、フィジカルに対応していないディフェンダーが1on1で強みを発揮するのは珍しいタイプです。それだけ反応力が優れているということですが、それはわかりやすいブロックだけでなく、平面を追いかける点でもマクダニエルズの強みです。
206センチの選手としては信じられないほどにガード相手にスピード対応のディフェンスをしています。ただし、スクリーンへの対処は悪く、チームとしての連携も含めて苦しみます。スクリーンを理解してかわす動きそのものは上手くないですが、スクリーンにひかかってからのリカバリーは早く、何事もなかったように自分のマークマンを追いかけていきます。
うっかりディフェンスで裏を取られても、即座に反応してリカバリーしていくし、ブロックだけでなくハンドチェックも上手く、ボールに手をかけていきます。フィジカルに身体を止めることはない代わりに、とにかくボールを止めるのが上手い。
ドラフトスカウティングではボディバランスが良いためタフショットの上手さが挙げられていましたが、ディフェンス面でもボディバランスの良さは「次のプレーへの反応の早さ」という点で生かされています。もしマクダニエルズのフィジカルが上がったら、これまで通り守れるのか不安になるもんな。
アントマンがフィジカルの圧力で止めてくるのに対して、マクダニエルズは反応の良さで止めてきます。なかなか厄介なディフェンスコンビです。その割にはチームとしては守れないんだよな。設計不良。
過ぎた話ですが、アントマン・マクダニエルズ・バンダービルトの並びは非常に脅威だったなあと思います。ここにカイル・プリンスが控えていたと考えるとリーグ屈指のディフェンスチームになってたような、、、後の祭りですなあ。
トレードしなかったらケスラーがいたので、逆に出番が減った可能性もありますけどね。
チームとしてディフェンスの良い選手が揃っていて、ディフェンスチームじゃないのが変ですよね
フィジカルに強さがないけど、それでもディフェンス時は押し込まれまいと
相手に強めに体ぶつけに行くんですよね
ファールを多く吹かれる要因の一つだと思ってます
ハイライト観ていると体をぶつけないんですよね。つまり、ぶつけない時が良いディフェンスで、ぶつけたらダメっていうね。
オフにフィジカル増してくるのかどうか。
結論
ゴベアいらない、いると害にしかならないし
年俸全額保証してバイアウトぐらいの暴挙に出てもプラスなのでは