高校時代のワトフォードは203センチのPFとして、各サイトで5スターの評価を受けており、リクルートランクではRivals: 16位 247Sports: 19位 ESPN: 19位 とのことなので、超スーパーな有望株だったことになります。今回、最も重要なのはPF扱いってことですね。
大学はLSUに進み、ワン&ダンでのNBAいりを狙いましたが、オファーがなかったようで2年目も大学で過ごしています。その2年目のドラフトでも指名されず、ドラフト外でブレイザーズに入ったわけだ。そうなるとリクルートランクから評価を落とした大学時代ってことになります。
〇LSUでの成績
プレータイム 31.6 ⇒ 34.6
得点 13.6 ⇒ 16.3
FG 48.9% ⇒ 48.0%
3P 26.9% ⇒ 31.6%
リバウンド 7.2 ⇒ 7.4
アシスト 1.7 ⇒ 2.9
スティール 0.9 ⇒ 1.1
うーん、立派な成績ですね。リバウンドと得点をしっかり稼いでおり、FGも悪くない。ただ、3P成功率が低く、それでいて小さいビッグだから敬遠されたのかもしれません。ユーティリティプレイヤーって、いいかえれば適正ポジションがないってことだからね。
2年目は16点という平均得点だけでなく、SECカンファレンスのチャンピオンシップで30点を奪っており、勝負強さも光ります。この試合のハイライトをみていると完全にPFなんだよね。もちろん、現代的なPFなのでトバイアス・ハリスっぽい。
これをみるとドラフトで指名されてもおかしくないけど、指名されなくてもおかしくない選手です。つまり、実力はあるけど、需要が小さそう。どうしても欲しいかといわれたら、どうしてもではないよね。スターの卵には見えないし、ハンドリングも長いし、使い勝手が悪そう。
また、いつものドラフトスカウティング動画では、プレーメイク関連をストロングポイントに挙げており、確かに203センチのウイングとしてはハンドリングの良さが目立つし、アシスト力もあります。その一方でウィークポイントはシュート力に加えて、ディフェンスの悪さが挙げられています。マンマークよりもチームディフェンスでの集中力の低さというか、うっかりタイプですね。
なるほど、なるほど。なかなか、どうして。こうして大学時代を振り返ってみると、ワトフォードはNBA2年目でユーティリティプレイヤーな空気を出しましたが、それは本人が持っている本来のプレーではなく、やはりビッグ役がメインのようです。
ただし、ビッグ役としてはスキル面で優れており、これがガードのポジションでも違和感なくプレーできた要因です。逆に純粋なPFとしては物足りなさがあるのですが、その物足りなさをスキルとスピードで埋めていったルーキーシーズンってところかな。
そしてNBAでプレーするのは簡単ではなさそうだったシュート力とディフェンスの改善が、ユーティリティプレイヤーにみえるようになった理由でもあります。ってことで、大学時代のプレー要素も含めて、ワトフォードのスタイルを振り返ってみましょう。
文中の前半でケンリッチやブルースブラウンを思い起こす選手だなと思い読み進めましたが、まさしくそうだったのですね。
ナゲッツとも思いましたが、サンズなんかにも必要そうな人材かと思いました。
そういう選手というか、そうなってきた選手なのが面白いです。
ケンリッチやブルースははじめからでしたが、ワトフォードはこれから便利屋になれそう!
ナゲッツ行ってほしかったですね〜。戦術理解度の不透明さはありますが、安く取れる分メリットの方が十分大きいですからね。。
ワトフォードの話ではありませんが、個人的にはキングスにユーティリティプレイヤーが1人欲しいなと常々思いまする。。(ディフェンスの貢献度も高ければなお嬉しい、、)
キングスはユーティリティ枠にダビオンやモンク置いてるので、どうしてもね。かといって、モンクを削るのはまだ早いし、チーム作りは難しい。
今回の補強もドゥアルテとベゼンコフでしたが、ユーティリティ欲しかったですね
ブレイザーズファンとしては涙ちょちょ切れてます。成長し続けてリーグに定着してほしいですね。
ここ2年のワトフォード見てるとまだ緩いというか、体が出来上がってない印象を受けます。
身体能力系ではないとはいえ、もう少し体ができれば、フェイダウェイやプルアップ、ディフェンス等に良い影響を与えると思いました。
何はともあれ頑張れワトフォード!
ディフェンスがもっとよくなれば使いやすいですよね。
ちゃんと伸びるかどうか、頑張れワトフォード