シーズンが終わったころのウィザーズは『ビール・ポルジンギス・クズマのビッグ3をキープする』なんていう話でしたが、悪名高きトミー・シェパードをクビにし、社長とGMを入れ替えると一気に流れがかわり『フル・リビルド』へ向かいました。
だからといってビールを簡単に売り払うとは想像できませんでしたが、予想を超えて早期処理を実現しました。ウィザーズがどこで妥協するのか、は注目ポイントでしたが、妥協どころか何よりも「早く処理すること」を目指した形です。
驚くことに「1巡目指名権はなし」という破格の条件でした。デュラントのトレード時に吐き出したサンズでは期待は出来なかったものの、そもそもサンズ以外に売ることも出来たんじゃないのか。
トレード拒否条項とトレードキッカーを持っているビールなので、納得した相手にしか出せないという制限があり、直前まで「サンズかヒート」と言われてました。サンズと違ってヒートは指名権を出せる状況でしたが、それでもサンズが選ばれたのはなぜなのか。ヒートの条件と比較するとウィザーズの優先事項が見えてきます。
〇ヒートのアセット
ラウリー
ダンカン・ロビンソン
1巡目指名権
(ヨビッチ)
(ハイスミス)
ここにヒーローが含まれなかったこと。そしてエイトンではなく、ウェイブ可能なクリス・ポールだったことから、ウィザーズが求めたのは
指名権や若手有望株ではなく、未来への重荷となる契約をクリーンにする!
これが全てだったようにみえます。つまりヒートだとダンカン・ロビンソンがはいっているので、サンズの条件よりも数年間の重荷が加わっています。指名権よりも重荷の方が嫌だったとしか思えないトレードです。
この条件ならば確かにクリス・ポールは最高のアセットです。高額契約ながら来シーズンのサラリー半分だけ払えば終わり。何もない状態に戻すことが可能です。ここまでハッキリと意思を示したトレードも珍しい。
同時に欠場が多すぎ、サラリーが高すぎるビールなのでいろんなオファーを天秤にかけて、納得する条件を引き出す駆け引きをするよりも、「欲しい」といってくれたチームに早々に渡した方が、自分たちも前を向けるということなのでしょう。相手の気が変わらないうちに押し付けとけってね。
まだトレードは確定しておらず、クリス・ポールのリセールを狙っているらしいですが、クリス・ポール以上の都合の良い条件があるとは思えず、動いたらウィザーズ側も何らかのサラリーの高い選手を受け取ることになるはず。さて、どうなるんでしょうね。
そして指名権を手に入れられなかったとはいえ、これからの4年間で47M、50M、54M、57Mのサラリーがあったビールを放出できたのだから、空いたキャップスペースで不良債権受け入れも可能です。そんな指名権ヤクザなやり口を出来るのかどうかは知りませんが、
ウィザーズはリスタートを切った!
これを内外に示せたことにも価値があります。ウダウダ、グダグダしているのがウィザーズの歴史であり、チームを勝たせる能力が足りないビールの時代に終わりを告げることが、何よりも重要なことだと新たなフロントがジャッジしたのでした。
こりゃもう来年もアンセルドjrでもいいね
ですね。誰がいるかもわからないし、クビにする前提でいいし
ウォールで失敗の後にビールに同じことして笑ってましたがようやく再建ですね。
ビール再契約の時に1巡目とサイトレ出来てれば今年のウェンビーガチャももっと確率上げてがありえたのに残念です。
後の祭りですから仕方ないですね。
「売れー」と当時は声高に叫んでたのですが、反対意見が多くきましたよ