ファイナル’23 ゲーム4

◎今日はブルース

そしてナゲッツのクロージングは、ゲーム3のクリスチャンに続き、ゲーム4はブルース・ブラウンとなったのでした。ダンカンを起用してオフェンスのメリットを享受していたヒートでしたが、ブルースによるクロージングは明確なダンカン狙いのアタックであり、最後に帳尻を合わせられてしまったかのようです。

〇4Qのブルース・ブラウン
11点
FG4/5

スローダウンしていたこともあり、4Qに22点しかとれていないナゲッツですが、半分がブルースでした。個人技ドライブで切り裂いてのファールドローもあれば、アイソ気味のアタックからのプルアップ3Pをヒットし、せっかく戻ってきたヨキッチの出番を奪い取りました。

ゲーム3はヒートのハイプレッシャーをパスで捌いて最後はクリスチャンという形だったのに対して、ゲーム4は単なるブルースの個人技アタックというのもポイントです。合わせるロールプレイヤーならともかく、エース代役のアタッキングで決めてしまうというのは

多彩な攻撃手段で試合ごとに異なるクロージング

という恐ろしさです。極端な話、ゲーム5でヨキッチ&マレーを連打されるクロージングになったとしても、ヒート側は「またも違う形で締められた」と感じるわけです。っていうか、ゲーム3がヨキッチ&マレーのトリプルダブルというエース頼みの戦いぶりだったのに、こうして次の試合がゴードン大活躍とブルースになるんだから、マジでやってられないだろうね。

ヨキッチ&マレーを止めることを考えたら、他の選手にやられたゲーム4

ヨキッチよりもマレーを止めに行き、いろいろあって他の選手に展開されまくったヒートディフェンス。そしてヒート以上に手を変え品を変えてオフェンスを作ってしまうナゲッツ。果たしてホームのゲーム5でクロージングできるのでしょうか。

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