プレーオフ② レイカーズvsウォリアーズ

◎ウイングの戦い

ゲーム3でまさかのスイッチディフェンスを成功させたレイカーズ。絶対にできないと思っていたことを実行したのはマジでビビったよ。ただし、出来るのはディアンジェロ・リーブス・バンダービルドの3人だけなので、スイッチミスは頻繁に発生するし、ベンチメンバーが出てくるとスイッチディフェンスじゃなくなります。

つまり、ウォリアーズは気にせずオフボールからのスイッチ誘導を繰り返せばよいだけなのですが、何故かやらなくなるっていうね。これが自滅じゃなければなんなのか。で、ペイトンが出てきたのでスイッチ誘導じゃなくてハンドオフスクリーンが増えています。だからといって、ハンドオフから3Pというパターンはあまり持っていないウォリアーズなので、なーんか微妙。

クレイ・トンプソンはスクリナーを使って引きはがすと必ず3Pを決め、引きはがさない3Pはすべて外すというわかりやすいプレーを繰り返していますが、それで40%を下回っているんだから、非常にわかりやすい。

こうして、ハンドオフ中心にそこそこチームオフェンスはあるし、パスも回すけど、どうに決定打にかけるウォリアーズ。ただ、こうなるとウイングのドライブが重要になってきます。多少のギャップは作られているので、強引にねじあけるウイングのフィジカルが欲しいじゃん。

〇ウィギンズ
25点
FG10/18

ムーディが3P2本決めたことも含め、レイカーズはウイングの個人技に悩まされました。そこはレブロンや八村がマークしているポイントなので、単純な1on1ドライブに近かったですが、ADのヘルプがいても関係なく飛び込んでいけるし、ディフェンスが寄ってきたらキックアウトで3Pを打たせればよいだけだし。

一方でディアンジェロのゲームメイクが使えなくなったレイカーズは、レブロンのシューターオフェンスとADの強引な突破が目立ち始めました。するとレブロンはまさかの背中を向けてゴリゴリで3秒オーバーするし、ADは強引すぎるアタックでチャージング。

うん、やっぱり、このパターンのレイカーズオフェンスって大したことないんだよね。なんで急にディアンジェロとリーブスがハンドラー役に変更されたんだろうか。なんでウエストブルックの時はできなかったんだろうか。マジで意味わからん。ADだってあんなにこだわっていた1on1が減っているもんな。そして本日は1on1して見事に失敗しているわけだ。

ウイングの戦いはレイカーズに分があると思われましたが、ウィギンズの奮闘が目立ったゲーム5。ドレイモンドとルーニーがそれぞれADの個人技アタックを止めていることもあり、ウォリアーズがアドバンテージをとって試合が進んでいきました。

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