ラス、LALからLACへ

ディフェンスの得意領域

史上最高のブロック力を持ったPGになる可能性もあったウォールは、マンマークに優れていることと、チェイスダウンブロックの達人でした。まぁチェイスダウンが多いというのは、それだけ速攻を出されているってことなんだけどさ。

ウエストブルックの方はもっとフィジカルに守れるので、いやがらせのマンマークは上です。これらは本当にタイプの違いでしかありませんが、ハーフコートのヘルプディフェンスはウエストブルックが上。レナード&ポール・ジョージとの組み合わせならこっちの方がいいかな。

プレーメイクとパス能力

ウォールはドライブスピードのイメージが強いけど、PGとしてはトップにとどまって周囲の動きに合わせたパスを出すタイプで、ドライブしてからのパスは3Pへのキックアウトはあるけど、そこまでファンタスティックなパスを出すタイプではありません。

ウエストブルックは自分でアクションする中で、ディフェンスが動くとチームメイトにパスを出していきます。狭いパスコースを通したり、カットプレーに合わせることをします。実は視野を広くもっているのはウエストブルックの方です。

クリッパーズ的にはウォールの方がよさそうですが、レナードにフルパワーを出させたくないならばウエストブルックの方が向いているよね。ゴチャゴチャしたら強いし。

うーん、主だった違いはこんなところかな。もちろんリバウンドに強いとかもあるけどさ。クリッパーズにとって必要なことが何かを考えていこう。

ラス、LALからLACへ” への2件のフィードバック

  1. 本当に様々な選手たち(組んだことないはずの選手すら)がウェストブルックの人柄の良さについてしょっちゅうコメントを出していますし、プレー以上に人徳の部分で獲得したのかもしれないですね。

  2. 最大の注目は(ラスがLACのDFシステムに順応できるか)だと思っています。
    LACはブリッツや移動距離の広いローテを頻繁に行うので、ラスが短期間で順応できるかは、甚だ疑問です。

    仰るように、複数ポジションを守りたいなら、ラスじゃなくウイング達で済む訳で、高速ヘルプやガードエースのマンマーク等で差別化が出来ると、非常に面白くなりそうですね。

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