スパーズ@ホーネッツ

◎ラメロゲーム

ダムダムして誰にもパスをせず3Pを決めたラメロは、タッチが良いと判断し、次のオフェンスも誰にもパスせずに、ハーフコートオフェンスにエントリーしたとたんにプルアップ3Pを打って外します。チームメイトはこのチームでバスケするの楽しくないだろうな。連続したオフェンスで自分しかボールを持たず、しかもオフェンスに走ったら即座にディフェンスに戻ることになるホーネッツ。

なんでクリフォードはこれを許すんだろうねって話なのですが、2カ月前くらいに見た試合では、後半初めのオフェンスでダムダムからの難しいステップバックを打ったところ、即座にタイムアウトをコールしていたクリフォード。そこからワンマンプレーを辞めたラメロなので、ちゃんと注意しているっぽいのに、こうなるんだよね。

そんな鳥頭ラメロは、2Qになっても片足フェイダウェイミドルっていうストリートバスケを披露します。もちろん外れたよ。同じようなPG3Pだけど、ちゃんと味方のスクリーンを使ってキャッチ&シュートを作っていくグラハムとの対比がすごいな。

そんなラメロですが、新加入スヴィと妙な相性の良さが出てきます。シュータータイプのスヴィはオフボールでエンドライン側を上手く動き、フリーになってラメロのパスからアリウープダンク。トランジションでサイドに回ると、ここでもラメロからのパスを受けて3P。ラメロの良さで戦いたいならば、こういう軽いタイプの方が向いてるだろうね。

同じくマクゴーウェンもパスを受けてからテンポよく仕掛けていくので、ラメロゲームの中でチャンスをつかんでいます。ケルドンのドライブをチャージドローしたし、走り回りリムプロテクトするリチャーズも含めて、なんだかラメロっぽくなっていくホーネッツ。PJワシントンだけどうすればいいのか戸惑っている。

ラメロゲームな空気を出した2Q前半は、良い感じのホーネッツでしたが、オフェンスが良い感じってだけで点差を広げることは出来ずにラメロが下がります。これを突き詰めていくべきか、攻守のバランスを考えるべきか。ボレゴならば前者もありそうだけど、クリフォードなんだよね。そんなホーネッツの複雑な事情。そして同点にされます。

ラメロが下がるとデニス・スミスです。うーん。そうですか。そのあとラメロが戻ると、デニス・スミスを残し、ワシントン、ヘイワード、マーク・ウィリアムスというユニット。プラムリーがいなくなって少しはマシになったけど、このチームの伸びしろはどこなんだっていう布陣なのがね。

ヘイワードがマーク・ウィリアムスの足にひっかかって転んだり、合ってない部分はあるから、そこらへんは改善要素なんだけど、もうプレーに飽きているようにも見えてしまうヘイワード。バイアウト・・・

前半残り2分。なぜかラメロもヘイワードもベンチに下がり、デニス・スミスと仲間たちになるホーネッツ。直接のライバルを叩くために主力を下げたのか。しかし、PJワシントンの3Pにデニス・スミスのパスから裏抜けしたスヴィのダンク、そしてマクゴーウェンの3Pで3点リードで前半が終わります。

スヴィのフィット感はビックリでした。マクゴーウェンは以前から出ていたけど、こちらも自信をつけてきた感じ。やっぱり試合に出ているって大事だよね。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA