サンズ@ネッツ

◎クレイグの得点

ジョンソンがランドールとのギブ&ゴーでリバースレイアップを決め11点差。ランドールのフックとかも決まるし、もうさすがに追い上げは許さなそうなサンズ。

そんな時は必殺トランジション発動!してくれればいいのですが、珍しくドライブから自分でフィニッシュに進むと思ったら、カム・ジョンソンに簡単に止められるシモンズ。雑なハンドオフを奪われてカウンターされているし、ちょっとねぇ。ただ、ウォーレンの3P時に隠れたスクリーンでブロックに飛ばせなかったり、カウンターを追いかけて止めたのは、ちょっと昔っぽかった。

ここでエイトンのポジション取りを、スミスとかいう謎のガードが止めると、ウォーレンもリバウンド争いでファールドロー。さらにウォーレンは個人技勝負でクリス・ポールからファールドロー。頑張るウォーレン。ウォーレンを放出してから強くなったサンズと、放出されてからエースプレーが増えてきたウォーレン。

連打するウォーレンはベースラインジャンパーも決めて、残り6分で3点差に追い上げます。

スイッチ誘導されてクリス・ポールやブッカーのマークになってもノーファールでシュートミスを誘うクラクストン。ただ、それをまたもエイトンにねじ込まれてしまいます。スイッチ後にエイトンへパスが入らないように守ってはいるけど、フェイスガードしているときに外から打たれると、エイトンの高さには勝てないよね。結局、また二けたに戻されるネッツ。

残り2分10点差。そんな時でもコートに残るスミス。エイトン相手でもフィジカルに戦うディフェンスは好感が持てるし、ガード仕事をしつつも、自分じゃできないことも含めてチームメイトにテンポよく回していくのは、ウイングチーム向きのガードに見えます。シモンズがベンチに座ってて、スミスがPGしている終盤っていうね。

そんなスミスにオニール、トーマス、ウォーレンでフルコートプレスの勝負に出ていくネッツ。冷静にさばいていくサンズですが、クレイグがダブルチームされているブッカーにパスを出すボーンヘッド。これでボールを取られると同時にブッカーがファールしてしまいます。何してんだよ。

さらに24秒使い切ろうとした残り30秒でも、余計なパスをしてカウンターの起点を作ってしまったクレイグ。何してんだよ。で、これも突進したトーマスにブッカーのファール。その前にもトーマスの3Pにブッカーがファールしており、ずーっとトーマスの得点が続いていきました。

残り15秒、ファールゲームを受けたクレイグは、1本目をミス。時間を使えないネッツはタイムアウトから3秒でトーマスのレイアップ。なんとこれで40点。いつの間に。残り11秒3点差と迫ってきました。クロージングが下手だったサンズ・・・っていうかクレイグ。

今度はファールゲームされたのはブッカー。ここは落ち着いて・・・1本目を外した。なんと2本目も外した。ブッカー、お前もか。シモンズなら立ち直れないだろうな。

でも、ここで即座に逆ファールゲームを仕掛けるミカル。よく準備してあったよね。ブッカーが2本外したらどうするかっていう準備。ファールされたトーマスはしっかりと2本決めて、残り6.7秒1点差で、今度はクリス・ポールがフリースローラインへ。さすがに2本決めるよ。

このフリースロー時にトーマスがボーンのところにいって指示を受けると、しっかりとついてきたブッカーが作戦を盗み聞き。まぁ特に関係なく、ミカルがトーマスに逆ファールゲームです。

残り4.1秒、1本目を決めたトーマス。もちろん、2本目を外してリバウンド勝負なので、シャープやクラクストン、ウォーレンが戻ってきます。しかし、リバウンドはエイトンの手元に。なんとか逃げ切ったサンズでした。

〇カム・トーマス
43点
FT18/20

そんなわけで40点ゲームだけど、終盤にひどいくらいのフリースローがあったので、実質35点くらいです。まぁそれでもすごいよね。すごいけど、だからなんだよ。ハンドラーとしての能力は高くないので、マジで何にも言えない。まぁ頑張って成長してくれ。同じ才能があっても、この結果を残せていなければ来年の契約はなかったかもしれないわけで、素晴らしい得点力は成長のチャンスを増やしてくれます。

〇エイトン
35点
FG14/18
15リバウンド

試合としては完全なエイトンゲームでした。エイトンが素晴らしいといえば素晴らしいし、「エイトンで勝てるだろ」なオフェンスをしていたサンズなので、チームの狙いでしかなかった気もするし。チームで16のオフェンスリバウンドを奪っており、シュート決まらなくてもOKでした。

こんな時にインジュアリーだった渡邊。フィニースミスとディンウィディもベンチに座っており、次の試合から出てくれるのかな。ここにフィニースミスがいれば全く違う展開にはなっていた気がします。そしてシモンズとの差をまざまざと見せつけそう。

シモンズはガード相手のディフェンスをしているときはいいんだけど、センター相手だと適当すぎる。昔に比べて初動が遅いからか、回り込んで守る気がなく、手を使ってしまうことが多い。もうデッドラインですよ。十分なリハビリ期間があったわけで、回復しないのは違う問題なのでしょうか。

ネッツは主力が全員戻ってきたら、オニールとクラクストン以外はベンチ行きって感じです。一方のサンズは主力はいいんだけど、ベンチをどうすんじゃ。デッドラインまでにクラウダーを有効活用できるのか。残り30時間です。

サンズ@ネッツ” への4件のフィードバック

  1. 「キャムくん、そりゃ40点取ってるよ、記録だ。だけど…」という感じで…。
    点が取れるのはサマーリーグ得点王だっけ、取った時から感じさせていましたが、
    パスとかゲームメイクとかの部分が見たいなあ、と。
    カイリーがいてプレイタイムがなかったから仕方ないですかね。やってやるぜ、て思いますかね、やっぱり。
    ただ、ディアンジェロかハーデンが戻ってくればなあ、と思う最近のオフェンスです。
    行ききるキャムトーマスに、合わない最近の渡辺。最近の構図がずっとこれでした。このままキャムトーマスがスタート、渡辺がセカンドで、併用されなきゃいいのに、とか思ってしまいます。
    あと、シモンズはちょっとバスケに飽きてるように見えますね。

    1. トーマスはもともとがアレなので、改善した方ですよね。でも周りは見えない。

      シモンズは引退するか、全力でトレーニングするか決めてほしい。

  2. シモンズの勘の戻らなさは見てて非常に悲しいですね。ルーキーシーズン見た時に駆け引きの上手さやハイライトに残らないプレーといった今までにないバスケ観戦の楽しさを教えてくれた選手で、リーグパス入るきっかけになった選手だけに、、、今の状態は見てられないです。
    フィジカルは戻っても、あのIQは失われてしまったのかなぁ、、、

    1. よくわかります。全てのロールプレイヤー仕事を出来る主役だったのに、今はパスをしているだけ。

      なんでこんなにIQが消えたんでしょうか

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