マブス＠ジャズ

２０２３／２／６

ドンチッチ、カイリー、ディンウィディ、フィニースミス、ウッドがスターターにいないマブス。ウッドはベンチから出てきたけど、ほぼスターター全員が休みみたいな試合だね。しかし、そんなときにドラマって起こるもんなんだ。シーズン通してジャズが見せているようにさ。

◎ケスラーよ

日に日に評価を高めていくケスラー無双で始まった１Ｑはジャズが３７－２４と大量リードしました。コンリーのドライブからアリウープ、オリニクとのツーメンゲームからのゴール下など、コンビプレーのフィニッシュ役をしていくケスラーはまるっきりゴベア。この役割に大金払ったジャズはマジで意味わからん。

また、逆サイドのウイングから自分のサイドに向かってクラークソンがドライブすると、しっかりとリング下を移動して立ち位置を変え、パウエルがヘルプに行くことすらできない状況を作ります。このあたりの気の利かせ方はマックスセンターにはなかったよね。だからこそ評価を上げていくケスラー。

なんだけど、そろそろダメな部分も顔を出します。ダメというか、それをやり始めると、アダムスルートには進めないし、特にレフリーに嫌われる。「ファールだろ」アクションをし始めているケスラー君、リバウンド時に押し出されると戻りが遅くなり、走り負けというか、楽をし始めたというか。

最近はモラントが調子乗っている話が出始めましたが、ＮＢＡレベルのエリート街道ではないルートから成りあがってきた選手が、初めは必至でいいけど、ＮＢＡっぽさを身に着け始めるとね・・・まぁ３年後のケスラーどうなっているのかって話です。

インサイド攻略できていたので、初めはおとなしかったマルカネンも、セカンドユニットの時間にはミドルやドライブで点を取っていき、スペーシングと流動性をしっかりと実践していくジャズオフェンス。ベンチからはセクストンが出てくるんだから、今日は明確に格上としての試合ですね。

ディフェンスの硬さはらしくないけど、ドライブで抜かれる匂いが全くない状況で、一方的な内容となった１Ｑでした。ケスラーが攻守にゴール下を支配したといっても過言では・・・さすがに言いすぎだな。オフェンスリバウンドとかは取らせてもらえなかったし、個人技アタックしているわけじゃないし。パウエルとウッドが並ぶと厳しそうだったし。

ケスラーってルーキーとしては素晴らしいけど、どういう風に伸びていくんだろうね。