ホークス@サンダー

2023/1/25

試合が始まる前から面白いっていうね。3ガードにして、マジで何がしたいんだというホークスですが、コリンズとカペラのツービッグは健在です。これに対してサンダーは、SGA、ドルト、ギディ、ジェイレン、そしてケンリッチという5ガードです。5ガードでもそれで正しいというサンダー。そのため

ジェイレンにコリンズ
ケンリッチにカペラ

なんていうマッチアップです。なお、サンダーはゾーン。ドルトがゾーンの真ん中でカペラとフィジカルファイトしているぞ。クレイジーだけど慣れているサンダーと、何がしたいのかホークスという展開で始まります。

◎5ガードの魅力

サンダーはPGジェイレンが増えます。理由はマークがコリンズなので一番楽ってことです。とはいえ、コリンズは簡単なディフェンダーではなく、ドライブを普通に止められるのですが、ヘルプからコリンズがいなくなればホークスのディフェンス力は半減します。ほかの選手が決めればいいのさ。

わかりやすくカペラ相手の3Pを決めたケンリッチ。さらにSGAがカペラを引き出し、股の間を通すパスでケンリッチがゴール下。スピードで蹂躙しに行くサンダーですが、ここのヘルプにコリンズが来れないのがキーポイントです。最近はディフェンダーなコリンズ。

ただし、当たり前ですが、ヤングのパスがカペラの高さを引き出しまくります。あきらめるしかないサンダー。そういう意味では相手によってはサンダーの形は機能しないよね。ヤングがいなければ成立しそうなディフェンスだったけど、ボッコボコにされる空中戦というデメリットがある以上は、オフェンスに振り切るしかない。

タイムアウト明けにマッチアップが変更されたので、ヤング相手のドライブを決めるジェイレン。そしてギディのパスアウトからドルトの3Pで粉砕していくサンダー。マッチアップの優位性を生かした5ガードなので、これは成立しているわけだ。あとマッチアップ関係なく決めまくるSGAだしさ。

これに対してコリンズが何度もオフェンスリバウンドで押し込み、マレーもゴール下でレイアップ。最近のホークスは個人技頼みをベースに変更していますが、押し込めば最後に高さが勝てるので、積極的にペイント内で攻めていきます。

言い換えるとツービッグは機能しているわけです。相手が5ガードなので、必然的に生まれる高さのミスマッチを使えている珍しいホークス。あとあれなんだよね。コンビプレーが減ってポストアップならコリンズである必要はない。それでもこのレベルの相手なら無双しているコリンズのポストアップです。

ベンチメンバーの時間になり、ムスカラが出てくるサンダーに対して、オコングでツービッグを変更する気はないホークス。まぁ前半だし、高さで対抗しているしね。ただ、何故かSGAのマークにジェイレン・ジョンソンなので崩されちゃう。

これでキックアウトが増え、ムスカラやアイザイア・ジョーの3Pが増えていくサンダーは、さらにゴール下はドルトがオフェンスリバウンド。サンダーの5ガードは小さくないスモールに近く、ムスカラが外に出てフィジカルなドルトがインサイドにはいったりと、選手の特徴が組み合わさっているんだよね。

3Pが決まっていれば40点に到達した1Qのホークスでしたが、決めたのはサンダー。ジョーが2本、ムスカラが1本で43-39とリードして終わります。

ホークス@サンダー” への2件のフィードバック

  1. まだサンダーは勝ちきらなきゃいけない試合に勝ちきれないチームだと思います。ここから一歩上に行くにはチェットの復帰とギディのステップアップがカギだと思っているんですが、管理人さんの思うチームとしてのステップアップポイントはどこだと思いますか?(誰々加入、とかでも是非聞きたいです)

    1. 最近は3Pでハイスコアが増えているように、どこかでリードを奪うためには、もう一つの爆発要素が欲しいです。アイザイア・ジョーがどこまで出来るのか。

      あとはリードを守る試合に、相手に対抗するビッグマンがいないのは苦しく、ホルムグレンの細さも考えると、やっぱりアダムス的な戦士が欲しい

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