セルティックス@ヒート

2023/1/24

開幕当初の無双時代、セルツには苦手な相手がいて、それがヒートでした。オフボールのカットプレーと3Pを組み合わせたオフェンスは効果的でしたが、問題なくアウトサイドを追いかけてスモール対応できるチームからすると、ある程度対応できるオフェンスだったのです。シーズンも後半戦に入り、それぞれに変化があるよね。

セルツは欠場が多く、プリチャード、ホワイト、テイタム、グラント、ロバートのスターター。開幕当初とは全然違うじゃん。特にロバートがいるのでオフボールカットよりも、ゴール下あわせって感じですが、そこにパスを出すスマートがいないの厳しいな。

ヒートはバトラーが不在。欠場多いな。

◎欠場だらけのセルツ

ホワイトがラウリーとのサイズ差で打っていく以外はテイタムアタックなセルツ。それがトップから行われているのがよくない。プリチャードにボールを持たせて、オフボールから始めるのが今シーズンのテイタムでしたが、スマートいないので完全な起点ハンドラー。もちろん、そこそこ決めるし、ファールドローもするけど、停滞感あふれるオフェンスです。

もちろん、ヒートも負けていないのでロースコアで試合が動いていきます。セルツはカウンタータイプのチームではないのと、カウンターの起点も走力担当も不在なので、ジリジリとだらだらとした展開に。ただし、ファールコールはもらえるので、どうにでもなっています。テイタムがファールコールされなかったら、シャットアウトされたんじゃないかっていう1Q

ジャスティン・ジャクソンやグリフィンも登場し、苦しすぎるチーム事情なので、テイタムで行くのは間違いじゃないのですが、だったらせめてスターターは違う形にしたかったね。それくらいやばい。ハウザーがオラディポをブロックするなど、ディフェンスは崩壊していないけど、オフェンスがさぁ。

こんな時、昔を思い出すと「3P打っておけばいいよ」でした。うまくオフェンスできないなら3Pでローリスクかつ3点を取りに行け。そのうち中が開けばドライブできるじゃん。なんとなく、この意識が共有されているし、今はハウザーみたいなシューターもいるし。そんな感じでコーナーにボールを動かしての3Pがありました。でもハウザーが決まらん。

そしたらヒートのストゥースが3P連発で逆転されたセルツ。わかりやすい。それをテイタムのファールドローで取り返していく1Q終盤になりました。笑うしかないスポルストラ。

続けてテイタムはプルアップ3Pもヒットし、個人技でどうにかした1Qになりました。ファールドローと3P。困ったらエースがこれをやっておけばいいのさ。ただし、決まればリードを得られた3Pをエアボールしてしまったテイタム。カウンターからハイスミスの3Pでヒートが2点リードで終わるのでした。

「苦しい」以外の言葉が出ない本日のセルツ。テイタムも休養させちゃえばよかったかもね。

なお2Qになるとホワイトがドライブからロバートへのロブパスを匂わせつつのフローターを決めれば、プルアップ3Pもヒットしてテイタムの時間よりもよさげだったのですが、3ファールになってベンチへ。踏んだり蹴ったり。

セルティックス@ヒート” への2件のフィードバック

  1. ジミーがいないので「しょうがなく」自分でやります、みたいに見えるアデバヨ。
    ケイレブに期待している事をハイスミスにやられてしまい喜んでいいのやら。
    3Pのチーム確率が33.5%というのがベンチポイントの弱さなんですかね。

    1. スターターに主力が多くて、交代が多いチームだと、ベンチポイントは気にしなくていいです。
      3P成功率が低いのではなく、インサイドに収縮させられないので、効果的な3Pを打ててないように見えます。

      ケイレブは外しすぎですが。

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