ペリカンズ@ヒート

2023/1/22

今週はヒートとホークスを見ていこうと思っているのですが、それは対戦相手もみたいからです。イングラムとザイオンがいないのに4位のペリカンズ。随分とまぁ分厚くなったもんだ。全員がそろうことがないっていうチーム事情なのに4位はスゴイ。一方のヒートは大体揃っているね。勝率も上がってきたみたいだけど、よくわからないスタートになります。

◎ヒートの悪いところ

開始からヒートオフェンスの物足りなさが爆発します。唯一、大きな改善を見せている「積極的にシュートに行くアデバヨ」を除き、イライラするタイプの物足りなさなのですが、大別すれば2つです。

①ドライブせずにミドルを選択する
②裏へのパスが通らない・決められない

ヒートはアデバヨがポイントセンター的にふるまうので、ゴール下にスペースが作られています。しかし、そのスペースを攻略しないので、何かが起こるにおいがしません。

3Pラインの外でパス受けたヒーローにはミドルの選択が多くなります。ミドルそのものには否定的ではありませんが、それはあくまでも「ドライブでゴール下に侵入する」怖さがあって成立するミドルレンジであり、ペリカンズからすればミドルを打たれ続けても負ける可能性は極めて低いので、そこまで脅威ではありません。

ならばナゲッツのようにカットプレーでゴール下を攻略する方法があります。ここにはラウリーからなどもパスが出るのですが、見事に通らなかったり、通っても囲まれてミスになったり。ペリカンズディフェンスが収縮スピードが速く、ゴール下で潰されている件も含めてではありますが、こんなにパスが出るのに、こんなに決められないのは不思議なわけです。

パスが悪い、キャッチ力が低い、フィニッシュへのスピードが遅いなど、要因はいろいろなので置いといて、空いたゴール下を明確に狙っているのに、そこに飛び込む選手の意識が低いというかさ。

さらにラウリーはツーメンゲームを仕掛けて、リングへのダイブを促すのですが、アデバヨもバトラーもハイポスト近辺で足を止めるので成立しません。いや、お前らはどうやってインサイドを攻めるつもりなんだ。アデバヨの1on1とケイレブがドライブファールドローしたくらいで、オラディポの登場待ちになってきました。

そのオラディポが登場すると、なぜか強引に飛び込んだヒーローがショートレンジを決め、ナンスをフェイスガードで守ったオラディポのスティールからバトラーのダンクで、なぜか問題の2人がペイント内得点を取りました。オラディポ関係ないし。

ところでヒートはペイント内は攻略しないけど、アウトサイドでは見事なボールムーブを見せる1Qでした。適切な距離感を保って回せているわけですが、それならどこかでドライブを混ぜてくれってね。もっと突破力のある選手が欲しいよ。いや、オラディポいるんだけどさ。

オラディポとオーランド・ロビンソンによるツーメンゲームは、オラディポのプルアップ3Pで終わるのですが、スクリーンからゴール下にダイブしたオーランドなので、これはペリカンズも中に収縮しており、意味のある3Pでした。今度はストゥースとのスクリーンプレーから、ポップしたストゥースにパスが出て3P。これもわかるね。そしてオラディポのドライブからゴール下で合わせたケイレブ。3つ目にしてついにゴール下でした。

これが残り1分切って、やっと出たゴール下あわせだったので、ペリカンズが9点リードの1Qです。そりゃそうだ。

ペリカンズ@ヒート” への1件のフィードバック

  1. HOフェイクからのカットプレーですが、本当にみなくなりました。
    バムは痛々しい程にミドルレンジのジャンプショットを打つだけで…。
    4Qのラウリーガチャが当たらなければザイオン、イングラム抜きでも普通に負けていただけに気が重いです。

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