シクサーズ@レイカーズ

◎ガブリエルとエンビード

「レブロンにパスするマシーン」でしかないのに、そのパスを出せないシュルーダー。徹底してボールも持たせないタッカーの守り型にはまってしまいます。一方のハーデン&エンビードはトスカーノの密着に悩まされる後半のスタートに。

そんなときにトバイアス。レイカーズの想定外から攻めていくシクサーズ。久しぶりにみたトバイアス連発でリードするシクサーズに対して、パスを貰うんじゃなくてリバウンドからボールプッシュして、ハーフコートを作って、パスしないで3Pを決めるレブロン。お互いの守り方は間違っていないけど、どっちも守らせてもらえない展開です。そりゃあシクサーズがリードするわ。

トバイアスに決められ続けたのでゾーンに変更したレイカーズ。特定の選手にやられないためにゾーンは有効。特に前半のトバイアスはハイポストの繋ぎ役だったので、同じことをやってくれれば必然的に得点は減るわけだし。

一方でレイカーズのオフェンスはウエストブルックがレブロンとのスクリーンでスイッチさせ、レブロンにパスを通すとレブロンがハイアーチミドル。さらにエンビードへのパスをカットし速攻につなげます。カウンターで同点にしたレイカーズ。

さらにレブロンが下がったところで、ウエストブルックの4点プレーと勢いがあるレイカーズ。ガブリエルがエンビードにビビってしまったので、ちょっと苦しい面もあるけど、それは仕方ないわけで、走って合わせて戦う選手の構成で成功しているように見えます。

ちなみに、ナン、クリスティ、トロイ、ガブリエルなので、かなりの3軍っぽさがありますが、それでも全員でハードワークしているからな。

しかし、どうしてもガブリエルとエンビードの差が出てしまいます。ヘルプが少ないシクサーズはウエストブルックのドライブにエンビードしかいなので、ガブリエルにパスを通すのですが、フィニッシュしきれないガブリエル。逆に3Pラインで放置されたエンビードは3Pを決めるし、ガブリエルとの1ON1でファールドロー。

ケガ人事情なので仕方がない面もあるのですが、トーマスに変わったらウエストブルックの隙間を通すパスからダンクフィニッシュなので、ガブリエルもそれがあればね。

86-83でシクサーズがリードして3Qが終わります。惜しかったレイカーズ。でも、エンビード相手なので走り回って削っておくことも大事かな。

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