サンダー＠シクサーズ

２０２２／１／１２

エンビードの控えに晴れるがいるシクサーズと、ジェイリン・ウィリアムスがスターターというサンダー。やる前から展開はわかるよね。

◎ジェイリン

開始から３Ｐパーティのサンダー。エンビードのさぼりディフェンスが攻略されたかと思いきや、ちょっと違うのが特徴です。ジェイリンが３Ｐを決めたのは追いかけなかったエンビードの気持ちもわかるので、まぁいい。ＳＧＡがエンビードとの１on１をステップバックしたのもＳＧＡがうまいでよい。

しかし、ドルト、ジェイレンと次々に３Ｐを決めていきます。「決まりすぎ」ではなくて「空けすぎ」の３Ｐなので、たまたま、で片付けてはいけません。チェイスが聞かないのでマキシー⇒メルトンで追いかけることにしたシクサーズ。

今度はエンドラインからのドライブが増えていくサンダー。すでにエンビードはトップにおびき出しているので、展開してのエンドライン攻略。驚くことにジェイリンまでがコーナーからのドライブ・ダブルクラッチを決めます。高速ヘルプがないシクサーズの弱点を突きまくっているぞ。

さらにキックアウトを受けたジェイリンがエンビードを抜いてレイアップ。その前にチャージドローしてエンビードのファールが増えていることもあり、ノープレッシャードライブでした。ってことで、まさかのエンビードを蹂躙するジェイリン。

サンダーのディフェンス側を見てみると、オーソドックスなマッチアップながら、マークがずれてエンビードがゴール下になったら、高速で飛んできたＳＧＡがブロック。さらにエンビードとのマッチアップになったＳＧＡはロブパスを奪ってしまいます。お見事。ジェイレンやドルトも当然のようにヘルプに来るので、チーム全体で封じ込めていきました。

ジェイレンとジェイリンの表記問題をどうにかしたいな。こんなにジェイリンがプレータイムを得るとはさ。

ゾーンに変更したシクサーズ。それが一番の解決策だね。前の２人が３Ｐチェックにでて、外の２人がコーナーまで追いかけて（でも、そこにはハーデンとニヤングなんだけどさ）、ペイント内はエンビードにお任せ。ちゃんと動けるセンターがいれば、スッカスカのペイント内を攻略できるんだけど、サンダーにはいないので裏のスペースを気にする必要がない。プレーオフでヤング⇒コリンズのアリウープだったようなプレーが欲しいサンダー。

あっでもハレルが出てきちゃった。リバースってこういうの多いよね。ちゃんと対処したかと思ったら選手交代するから意味がわからなくなるやつ。

これでトレやＳＧＡがペイント内にドライブしていき、完全に崩し始めるのですが、今度は３Ｐミスが響いたサンダー。同点に追いつかれて終わりそうでしたが、アイザイア・ジョーの３Ｐにお帰りファールをしてしまったミルトンにより、なんとか３点リードしたサンダー・・・と思ったらニヤングの３Ｐで同点の１Ｑでした。

ハレルがはいってきてから、シクサーズのオフェンスはゴール下に常に１人いるので、サンダーがアウトサイドをチェイス出来なくなってましたとさ。