◎トレードはあるのか?
バーンズ 21歳
アヌノビー 25歳
シアカム 28歳
バンブリート28歳
中心となる4人ですが、全員放出して指名権を集める手段があります。やってみても面白いし、サラリーの高いシアカム以外はハードルは高くない気がします。ただし、上位指名権を手に入れるのは難しく、何と交換するのかは難しいです。
また、なんだかんだいってもシアカム、バーンズ、アヌノビーというウイングトリオは使い方も多彩でディフェンス力もあり、もう一度集めるのは簡単ではありません。契約年数を考えても、この段階で解体するのは勿体ないかな。バーンズがマックス要求してきたらトレードしたいけどさ。
バンブリート 21M
トレント 18M
ブシェイ 12M
ヤング 8M
トレードの中心はこのあたりの選手たちです。特にインテリジェンス問題がある以上は、ガードを優先的に入れ替えたくなります。バンブリートに関してはターンオーバーが少なく、ディフェンスにおいてもラプターズ流で力を発揮していることから、放出するのは惜しい一面もありますが、このまま続けても頭打ちに見える中では交換したいです。
3人の万能ウイングを中心にしたチーム作り
デッドラインでの動きなので、一気に変更するのは難しく、まずはこの路線で行くのが適切な気がします。アヌノビーは売りやすいこともあり、ダメならダメでオフに考えましょう。
中心となる選手がいるので、派手な補強は必要ありません。チームディフェンスが出来て、ゲームメイクするポイントガードとオプション役を求めましょう。ある意味でトレントはチームに馴染んでいたけどオプション能力不足だったのかもね。
①ディアンジェロ・ラッセル
(バンブリート+トレント)
個人的にはディアンジェロ1択です。なんせウルブズが不要にしているっぽく、契約も今シーズン限りなので一番狙いやすいPGなのです。ウルブズはバンブリート欲しいでしょ。
ディアンジェロのいいところは、PGとしてパサータイプであり、周囲の選手を使っていく能力が高いことです。つまりツーメンゲームのハンドラーであり、(1on1は弱く)、チーム全体を見てプレーを考えるタイプです。バンブリートとは全く違うタイプなので、ターンオーバーは増えるでしょうが、ウイングを使うには最適です。
ネッツ時代はまさにPF4人+ディアンジェロなんていうラインナップも使われており、シアカム、アヌノビー、バーンズには適しているでしょう。欠点としてサラリーが高いのでオプション担当をどうやって連れてくるのか悩んでしまいますが、現状を変えるには最適です。
②クズマ+モリス
(バンブリート)
PGが欲しそうなウィザーズにクズマとの交換を持ちかけるのも一手です。まぁウィザーズはアレなのでオフまでクズマをキープして出て行かれそうだけどさ。
PGとしてインテリというかチーム全体を見て組み立てるモリスをもらうのが最大のポイントです。別に主役級は要らないし、自分で突破する能力なんて皆無でもいいよ。ただチームとして機能させてくれればOK。
クズマについては、ウイングではあるけど、よりシューター的なオフボールムーブをするので、3人のウイングとはタイプが異なります。オフボールスクリーンでクズマを空ける動きをしてから動きなおすようになれば、ギャップを多く作れるはず。
欠点はオプションのわりにクズマが主役になりそうなこと。そんなに必要かなーってなってしまう可能性があります。柔軟性を持たせたいといいながら、ウイングの主役を入れても意味ないもんね。
③サッグス+アイザック
(バンブリート)
④テレンス・ロス+フルツ
(バンブリート)
PG渋滞しているマジックがバンブリートを狙っているという噂があります。じゃあ誰を放出するのかがわかりませんが、サッグスならば即決していいでしょう。ついでにアイザックとしていますが、それは理想論でしかなく、テレンス・ロスかギャリー・ハリスでもOKです。なのでフルツorサッグス、ロスorハリスが現実なのかな。
コール・アンソニーをとってしまうと個人技アタック担当が増えてしまうのでNGなのですが、アンソニー+アイザックならばOKだとも思うので、まぁいろんなパターンがありますね。
マジックとのトレードは若手への切り替えも意味します。とはいえ、そこまで大幅な入れ替えじゃないからね。そしてバンブリートを欲しがっているけど、トレントは他のトレードで使えるメリットもあります。欲しいチームがあるのか知らないけどさ。
いずれにしても一番多く(人数的に)の対価をとれそうなのがマジックとのトレードです。トレード先としては最有力かもね。
⑤ロンゾ
(トレント)
試合に出てこないロンゾに賭けるという選択肢です。ブルズ側も健康な選手が欲しいだろうから、チームカラーにも合うトレントを提示してみましょう。なお、同時にフアンチョやバーチ、ブシェイなども要求されるかもしれませんが、差し出しましょう。
3年も契約が残っているケガ人なのでリスクは高いですが、幸いにしてバーンズの契約更新前に終わります。そう考えるとトランジションを生み出しまくってくれる上、ディフェンダーとしてもラプターズ路線に合うロンゾは、新たなラウリーとして使えるかもしれません。
トレントじゃなくてバンブリートを出してもいいので、積極的に進めたいですが、ロンゾが試合に出てこないからこそ成立するトレードであり、ガード不足のラプターズは今シーズンが終わってしまうというリスクもあります。
⑥フォーニエ
(トレント)
インテリジェンスが欲しくて、シューターも欲しい。もうフォーニエで良いじゃん。トレントならニックスに合いそうだし、戦力削ることにもならないし、ニックスを助けるようなトレードになります。
こう考えるとトレントも意外とトレード先ってありそうです。バンブリートを残して変化出来るなら、とてもありがたいよね。
⑦ダンカン・ロビンソン+ケイレブ・マーティン
(トレント+サディアス・ヤング)
不良債権に近くなっているダンカン・ロビンソンですが、ラプターズに足りないオプションとしては適しており、加えて気の利くタイプのケイレブをもらいましょう。インサイドに困っているヒートにはサディアス・ヤングを与えれば大丈夫でしょう。ディフェンスのトレントも使いやすいだろうし。
さて、こうして考えていくと本当に難しいのが「インテリジェンスって何だろう」ってことです。まだガードはいいよね。パスを出す判断、ドライブをする判断、シュートを打つ判断と目立つもん。それに比べてヘルプディフェンダーとして機能して欲しいウイングやセンターについては、なかなか判断できません。
もともとラプターズもアヌノビーの代役を探すのに困っており、渡邊雄太なんかも指名されたわけですが、1巡目指名権を出してまでサディアス・ヤングにしました。なんで使わないんだろ。
スコッティ・バーンズを4位で指名したのは、そんな難しい役割をこなす選手が欲しかったからのはず。簡単に身につく能力ならば、トレードでも手に入れられますが、そうじゃないからこそ時間をかけて育てる道を選んだのだと思っていました。
ラプターズはトレードに動いてチームを改革したほうが良さそうですが、それはウイングを生かすためのガードか、新たなオプションとしてシューターを求めるべきという考え方です。しかし、それ以上に大事なことはバーンズに戦術を植え付けることの気がします。単純化しすぎた戦術を辞めて、再び難しいことを目指さないと、いつまでたっても同じことを繰り返しそう。
テレンス・ロス+フルツとのトレードは面白そうです。今のバンブリートの使われ方だと、フルツの方がズレを作れる分良さげな印象があります。
そして、トロントファンとしてはロスにはぜひラプターズに戻ってきてほしいですね…かつては「未来のラプターズのエースになるかも?」と思っていた選手だったので(くだらないファン心理で恐縮ですが)
ロスもオフにFAなので、戻ってくる可能性もありますね。
なんだかんだと、後任のパウエルいなくなってから欲しくなってきました。
いまだに点が取れるの凄いんですよね。