いやー、酷かったねウルブズ。一番ひどかったのはフィンチ。以前は全員がベンチメンバーのセカンドユニットにして「何してんだコレ」って感じだったのですが、それは組み合わせの悪さでしかなく、自分たちのローテをどうしていくのかっていう悩みでした。開幕だしさ。
しかし、この試合は小間切れ交代により、ノーガード戦法から３ガード戦法まで実に多種多様なユニット構成となり、だからといって何が狙いなのかはサッパリわからず、しかも出場してはファールするタウンズで意味不明でした。
エドワーズはゴベアを使うのが上手くなったとはいえ、ジャズのゴベアを知っていると曖昧なポジショニングが多く、かといって曖昧なところでパスを受けても何もできないじゃないかっていう繰り返しでした。
しかし、ゴベアの問題はディフェンスです。
ジャズ時代はアウトサイドまで追いかけ、それがチームの弱点でしたが、今は追いかけても来ないので、アウトサイドの２ｏｎ１が繰り返されました。ただのドン引きディフェンスです。
マクダニエルズほかの頑張りがあるから救われているだけで、打ち放題なディフェンスシステムでした。
これがフィンチのやりたかったことなんですかね。少なくとも、ジャズではもっと追いかけていたわけだし、これなら別にツインタワーにする必要がないよね。
片方がアウトサイドを追いかけても、もう片方がインサイドカバーが可能になる
これがシーズン前の予想だったし、実際にビッグラインナップを使うチームの狙いでもあります。ところが、ツインタワー両方が引きこもっていました。マジ勘弁。
それなのに抜かれてきてもカバーしていないという悲劇。そして最後はアルダマへのアリウープパスを止められなかったことでディアンジェロはベンチに下げられていました。アルダマの高さに対抗しろとか、ムリゲーだろ。
オフェンスの方は片方にしておけば、それなりに形があったし、追い込まれているエドワーズが逆に成長機会を貰っている気もしました。マクダニエルズの突破も含めて、普通にウイングの機動力重視が良さげなんですけど、それをするにはタウンズがもったいないのか。
今日は相手がグリズリーズだったので、バランチューナスからアダムスにして、センターの得点が大きく減っても問題がないことを思い出させられます。
ということで頭に血が上ったフィンチが、その場の思い付きのような采配をしており、ドン引きディフェンスなので、浮上しそうにありません。
〇スケジュール
キャブス
マジック
シクサーズ
ヒート
ペイサーズ
ウォリアーズ
ところがドノバンが出るか不明なキャブスに始まり、プルアップ３Ｐが強そうなチームがウォリアーズまでありません。ヒートのシューター達が躍動するかどうかくらいかな。エンビードはマキシーの３Ｐを助けそうにないし。
この先も苦しそうに見えた一方で、弱点を使ってきそうにない相手に、そこそこ勝って誤魔化される可能性もあります。弱点を使われる方が健全というか、改善がありそうですが、どうなんでしょうね。
グリズリーズも別に出来がよくなかったと思うのですが、確実に去年までのウルブズの方が怖さはありましたね。カイルもあれ？そんな使い方？思いっきりハンドラーさせるんだー、って思いました。
何はともあれ、JJJとザイアー君が戻ってくるのをルーキーを成長させながら、乗り切りたいですね！
ザイアー君、大丈夫なんですかね。
飛躍して欲しいシーズンでしたが、ブルックスが落ち着いた３番になってきたので、割とヤバい。
ＪＪＪはアルダマでいいじゃねーか。
コンリー調教師の手を離れた野良ゴベア、脳筋チーム加入でもっとイケイケドンドンポロポロアラアラになるかと思ったら妙に小さくまとまろうとしちゃってて哀しい。
カイルの冷静さと視野の広さはウルブスに無い武器だから使い勝手良さそうなのに、肝心のHCにも冷静さと視野の広さが無いのが哀しい。
みんなで開き直ればそこそこ強そうですけどね、失ったものを考えるとそんなレベルで良いのかって話ではありますが。
確かに小さくまとまってますね。
思ったよりもミスはないし、予想通り上手くはないし。
ゴベアで勝つプランが見えないですね。
バンダービルドで良かったじゃん的な。
これが響くのは指名権がなくて厳しい５年後ですが。