後半開始直後に反撃したウルブズでグリズリーズがタイムアウト。それでも流れは変わらず、マクダニエルズがベインのターンオーバーを誘い、タウンズのジャンプシュート。エドワーズのドライブからゴベアへのロブパスでウルブズが同点のチャンスを迎えるも、タウンズの3Pがエアボールになり、逆転はお預け。
さて、反撃しているのでウルブズのペースではあるのですが、基本的な構図は変わっておらず、アウトサイドを追いかけられないウルブズなので、ベインやモラントの3Pになっていきます。たまにマクダニエルズが個人で頑張って止めるくらい。
ドン引きディフェンスなので、インサイドは蹂躙されないけどアウトサイドは自由に打たれる。あとはグリズリーズ側の確率の問題です。
ところが、たまに発生するドライブもあるから苦しい。ブルックスのドライブはディアンジェロがコンタクトしてスピードは止めるものの、そのままレイアップに。「なんでカバーいないんだよ」と怒っているディアンジェロ。そりゃそうだよね。マジでアウトサイドは3人がスクリーンをかわしてかわして追いかけないといけないのに、リムプロテクトにきてくれないなら、チームディフェンスもクソもない。
半分が経過したところで、ディアンジェロ⇒カイルにします。カイルが良すぎて、カイルをPGにしたフィンチ。ノーウェルに打たせまくったり、3人並べたりした挙句、誰も使わないとか、とち狂ってるよね。
で、見事にトランジションゲームに移行されて点差を戻されます。しかもモラントがファールトラブルでベンチにいるのにさ。
カイルに対しての警戒を強めたグリズリーズは、何度もトラベリングにしていきます。例年通り、トラベリングに異常に厳しい時期なので、ちょっとでも怪しかったらコールされるじゃん。
その後、タウンズが下がって、ノーウェルやプリンスが出てきますが、グリズリーズは「ゴベアを引き出してアウトサイドシュート⇒オフェンスリバウンドをキープ」のゴールデンコンボで解決します。
で、ゴベアがペイント内に引っ込むと、オフボールの2on1でアダムスのスクリーンからベインを空けて3P(ファールドロー)です。わかりやす。これで再び12点差です。一時的には追い上げたけど、何も解決していなかったから、普通に離れました。
ウルブズにはいろんな弱点があるのは確かですが、目まぐるしくラインナップがかわり、そのたびに弱点も変更される中で、そこまで上手く活用していくグリズリーズも変だよね。狙っているのか、狙わなくても必然としてこうなるのか。両方混じっているよな。
ってことで反撃はあったし、モラントはベンチに座っていたけど、96-84で3Qが終わります。そりゃそうかって内容ですが、若手ばかりでこれを実現してしまうタイラー・ジェンキンスが凄すぎる。
グリズリーズも別に出来がよくなかったと思うのですが、確実に去年までのウルブズの方が怖さはありましたね。カイルもあれ?そんな使い方?思いっきりハンドラーさせるんだー、って思いました。
何はともあれ、JJJとザイアー君が戻ってくるのをルーキーを成長させながら、乗り切りたいですね!
ザイアー君、大丈夫なんですかね。
飛躍して欲しいシーズンでしたが、ブルックスが落ち着いた3番になってきたので、割とヤバい。
JJJはアルダマでいいじゃねーか。
コンリー調教師の手を離れた野良ゴベア、脳筋チーム加入でもっとイケイケドンドンポロポロアラアラになるかと思ったら妙に小さくまとまろうとしちゃってて哀しい。
カイルの冷静さと視野の広さはウルブスに無い武器だから使い勝手良さそうなのに、肝心のHCにも冷静さと視野の広さが無いのが哀しい。
みんなで開き直ればそこそこ強そうですけどね、失ったものを考えるとそんなレベルで良いのかって話ではありますが。
確かに小さくまとまってますね。
思ったよりもミスはないし、予想通り上手くはないし。
ゴベアで勝つプランが見えないですね。
バンダービルドで良かったじゃん的な。
これが響くのは指名権がなくて厳しい5年後ですが。