2022/11/9
好調ペイサーズです。なんで好調なのか、よくわからないのでナゲッツとの試合を見てみましょう。ナゲッツならば「相手がさぁ」にはならない可能性が高いので。もっともナゲッツも異様にトランジションを増やしているので、わりとよくわからない現象は起きるよね。で、最後にマレーが勝負強くなるトレーニングするんでしょ。
◎ザ・カーライル
試合序盤は両コーナーまでしっかりと展開し、ヒールドとハリバートンの3Pで得点していくマブス。カーライルらしいオープンなオフェンススタイルで何かが特別に良い感じではないけど、しっかりとシュートが決まっていくスタイルです。
さらにここからハリバートンがいなくなると、成功している要素が本当にわからなくなるのですが、誰もがアグレッシブに仕掛け、その積極性はリバウンドやルーズボールにも繋がっていくので、アグレッシブでハードワークなカーライル・マブスを思い起こさせます。今もオフェンスは変わってないけどさ。
ハリバートンはドンチッチではない分だけ、よりテンポよくボールを動かしており、そしてブロンソンのようにアタック&フィニッシュに強みを見せるマサリンが確率良くシュートを決めていきます。
すごくハンドリングが良いとか、周囲がしっかり見えているとか、ステップバックのような必殺技を持つとか、そういう空気はないマサリンですが、迷うことなくアグレッシブにシュートに行き、そして決める。ただ決める。「決めて当然」のふてぶてしさもある。
そういえばマサリンって新人王候補でもあるけど、シックスマン候補でもあるよね。戦術の中心にするには周囲の組み合わせが難しいけど、ハリバートン中心で最も個人技で得点を取れる選手がベンチにいるのは効果的。
ペイサーズはスターターの時間にビハインドを負いながら、マサリンが3P5/5のスタートで逆転する前半でした。
ただ、ペイサーズの弱点は機動力のあるガードばかりで高さ負けすることです。本日は相手にヨキッチがいるわけですが、これをターナーがブロックで止めていきます。
ヨキッチは殆ど飛ばないので、高さはないものの、駆け引きが上手くて、フェイクの連続で飛ぶタイミングをつくらせなかったり、必殺ソンボルやフックで止められないシュートを打ってきます。だからマークマンがブロックするのは簡単ではない。
ところがターナーはブロックしてしまう。飛ぶように見えない体勢からブロックしてしまうからヨキッチもビックリって感じでした。ってことで、身体能力が高くてハードに戦う選手の中で、ターナーがゴール下を止めてくれるので、ラインナップが成立している感じもあります。
さて、こうしてブロックされたことに加えて、次々にファールコールされていったヨキッチ。不満タラタラでベンチにいる時間も長くなりました。1Q後半から25-5のランを食らわしたペイサーズですが、なかなかヨキッチを戻せなかったナゲッツでもありました。
そして残り6分半。ドライブで抜けてきたマサリンにファールしたのは、またもヨキッチ。前半なのに4つ目。すかさずレフリーにクレームしてテクニカルのマイク・マローン。4ファールでもコートに残したのお前だぞ。
いつも楽しい記事をありがとうございます。
MPJがドライブしないのは、個人技担当のボーンズとインサイド強いゴードンがいるから、問題ないんですかね?スリーほぼ5割とはいえ、ディフェンス強度が高いプレーオフが怖いです。2年前PHXにシュート撃たせてもらえなかった記憶が。
あと、ペリメーター守れないだけでなくリムプロテクトも怪しいジョーダン見てると、泣きそうです。
この活躍が続かないのがターナーの最大の弱点
続けばオールスターも見えてくるぞ!(大甘)